三名湖で底釣り

今月の例会場所は群馬県藤岡市にある三名湖で開催される。
今年は梅雨が早く上がり、いつも雨に降られることが多かったが、今年は雨の心配は無いと思っていたら、昼頃に雨が降るとの予報だ。


7月8日(日)
越谷市の釣友の所に2時過ぎに到着。
車から道具を下ろしワゴン車に積み替え、出発は2時半。
外環草加から乗り関越道に入り途中高坂PAで朝食を取り、三名湖へ向かう。
現地5時に到着。
5時30分出舟なので車から荷物を下ろし舟着き場に向かう。
出舟順がいつもの年は80番台と遅いが、今年は30番台と早い。
他会がキャンセルしたのだろう。
今日は水神ロープで16尺ぐらいの宙釣りをやろうと思っていたら、釣友が減水3メートルぐらいなら新石切の馬の背に入れれば、17〜8で底が取れるというので、釣友と一緒に入ることにした。
出舟時間5時30分になったので、新石切の馬の背を目指す。
風が吹いても揺れが少ない縦ロープの横に舟を付け、準備に取り掛かる。


竿は18尺
仕掛け・道糸1号、ハリス0.5号上40cm、下50cm、針上下サスケ7号。
ウキ・葉舟 「 紅・カーボン脚 」 14号。
エサ・夏1、冬1、ペレ底1、マッハ1 水2.


水深計で計ると17尺でいけそうなので17尺で底立ちすると、ぎりぎりで取れたが風流れが出たらやりにくいので18尺でやることにした。
右隣の釣友が入った場所は取れないみたいなので、私の方へ1メートル寄ると取れたみたいだ。
私の入った辺りが背で右に落ちているみたいだ。


6時15分エサ打ち開始。
舟付けでガタガタしたので、直ぐにはアタリは出ないだろうと思いながら、打ち込みに専念。
40分ぐらいした頃に魚も落ち着いてきたのか、サワリが出るようになってきた。
2〜3投後にナジンダウキが返した途端2節の良いアタリで良型のヘラが上がってきた。
魚が寄ってきたのか、次投も良いアタリで乗ってきた。
カラをくいながらも良い感じで乗ってくる。
隣の釣友も同じように絞っている。
釣り始めて約2時間。8時30分20枚。ここでフラシの交換。
いらぬ心配かどうか、そんなに釣れないと思いフラシは2個しか持ってこなかった。


11時30分に40枚。と今日は出来すぎの感じだ。
心配していたフラシを釣友から貸してもらい一安心。
頼んでいた弁当が届き、昼食の休憩。
やはり人気のある釣り場だけあって、舟は120杯ぐらい、堰堤の桟橋に40人、
大手張りの桟橋に30人ぐらいと、沢山の釣り人が竿を振っている。
見える範囲では、旧石切に入った釣友は19尺のチョーチン両ダンゴで絞っている。


今日は朝から曇り空。
予報通り昼を過ぎた頃にパラパラと降ってきたが、傘をさすほどでもないので、そのままやっていたら、いつの間にか止んでいた。
午後からは朝のペースと違い食い渋ってきたのか、ポツポツと拾い釣りになってきた。
3時納竿までに20枚を追加して終了。


検量の結果60枚、36、4kg
2位は隣の底釣りで48枚、27kg
3位は新石切19尺の宙釣りで22kg。


今日は釣友に感謝の一言だ。
宙釣りをやっていたらこんなには釣れなかったのではないか。
雨も霧雨程度、風も無く、底釣りの醍醐味を味わえた一日だった。



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精進湖で数釣り

そろそろ梅雨入りの季節になってきた。
朝晩は過ごしやすいが、日中陽が差すと暑い日が多くなってきた。
今月の例会場所は富士五湖精進湖で開催されるので参加した。


6月3日(日)
今回はバスで行くので1時出発と早い。
集合場所に24時過ぎに行くと会員の殆どが集合していた。
車から道具を下ろしバスに積み込み1時になったので出発。
首都高、護国寺の入り口から乗り、途中休憩場所の中央道、談合坂に向かう。
時間調整もあり談合坂を3時過ぎに出発。
現地到着は4時。
舟宿は赤池
今日の出席会員は16人。
赤池からの釣り人は約50人ぐらい。
バスから道具を下ろし舟に積み込み準備完了。
朝靄の中5時出舟。
目指すは先週仲間と試釣をした浮島ロープと黒岩ロープの中間辺り。
ロープに舟を止め準備に取り掛かる。


竿:12尺
仕掛けは道糸0.8号、ハリス0.4号、上35cm、下50cm、針上下5号。
エサは夏1、特S2、マッハ3、水2.
ウキは葉舟「紅・PCセミロング」 12号


5時40分。チョーチンで、一投目を打ち込む。
2〜3投打ち込むと早くもウキに魚の気配が伝わってきた。
試釣の時もアタリ出しは早かったが今日の方が早い。
昼までに80枚ぐらい出たので今日の目標は100枚。
最初の5枚ぐらいは早かったが、カラが多くなり乗る確率が悪い。
隣の会友はエサが合っているのか、かなりの良いペースで絞っている。
私がカラで悩んでいる間に10枚ぐらいの差をつけられてしまった。


試釣の時とエサの配合は同じだが、少し水が多かったのか、エサ持ちが悪い。
元エサに粘力をまぶしてみたら、エサの持ちも良くなり、のってくる確率が良くなってきた。
8時半頃までに35枚ぐらい釣れたが、段々と食いが悪くなり、アタリも飛ぶようになってきた。
ハリスを上下5cm伸ばしてみたら、ウキの動きもいくらか良くなってきた。
が、カラも多くなってきたので、5枚ぐらい釣った時点でハリスを元の長さに戻した。
短いとアタリが飛ぶ、長いとカラが多いと、なかなか上手くいかないものだ。
エサで調節しないと駄目みたいだ。
小さく付けたり、大きく付けたり、マッハを差し込んでみたりと、色々やってみたが、拾い釣りになってきた。
隣の会友との差は縮まらない。
「敵も去るものひっかくもの」と、なかなか追いつけない。
徐々に差は詰めていくが、5枚ぐらいの差に詰めるのがやっとだ。
型はたまに良いのも混じるが7寸ぐらいが多い。
余談になるが、先週知り合いの会が松ノ木前で19尺の底釣りで、30枚22kと言っていた。
本湖の方が型が良いようだ。


9時頃、釣友の携帯が鳴っている。
タツロープに入った釣友からだ。
朝は霧で見えなかったが、コタツロープにはかなりの釣り人が入っている。
型は良いと言っていたが、10枚ぐらいしか釣れないみたいだ。
釣れない時はお互い様と、私と釣友の間に移動をして来た。
直ぐに釣れ出しこっちの方が魚はいるとポツポツと絞り始めた。


10時30分頃に50枚。
11時迄に6枚を追加した頃に、赤池弁当が届いたので昼食の休憩時間。
今日の検量は帰りの渋滞を予想して1時。
15分ぐらいで弁当をかたずけ、残り1時間半どこまで釣果を伸ばせるか?
隣との差を詰められるか?


エサを作り直し、午後の釣り再開。
2〜3投ナジミ切りをしていくと、直ぐにアタリが出てきた。
魚は居るが食う魚より。カラを出す魚のほうが多いのか、ポツポツと拾い釣りで、18枚を追加して74枚で納竿。
検量の結果17kg。
隣の会友は80枚、14.5kg。
5〜6枚の差はつけられたが、型の差で優勝することができた。
ラブラブも4〜5回あった。(一荷)


100枚目標に頑張ってみたが、ウイクデーと違い日曜日は混雑するので、その差が出たみたいだ。
久しぶりの精進湖で数釣りを楽しんだが、大月の辺り、小仏の辺りの渋滞にはまり、朝の集合場所に着いたのは18時過ぎ。早上がりで、この時間。
これでは3時検量にしたら夕方の大渋滞にはまり、家に着く頃には午前様になったのではないかな・・・


一郎


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日曜日の加須吉沼

まだ梅雨前なのに今年はやたらと暑いですね。
釣りをするのにも何処かへ遊びに行くのにも、ちょうどいい季節になったなぁと思ったら、すっかり夏の足音が近づいてきている。
暑い暑いと言っている人間とは違い、魚はすっかり夏モードで、両ダンゴで楽しい釣りができるようになった。
最近では山上湖での長竿チョーチン釣りが多くなっているが、今回はセットの練習を、、、ということで
6月3日(日)に老舗「加須吉沼」へ行ってきた。


6時過ぎに釣り場へ到着すると、なんとびっくり駐車場も桟橋もかなりの混雑具合。
大きな例会も入っていて、名手と言われる方々もたくさん来ている。
これはいいセットの練習になりそう^_^;ということで、
一番混雑しているさくら桟橋の真ん中あたりで釣ることにした。
向きは事務所と反対向き。
案の定竿はあまり立っていないので少し不安だが、8尺メーターセットでスタート。


竿:8尺
タナ:メーター
ウキ: 葉舟 「春夏秋冬・春(ひより)」 4  
   中細パイプトップ7cm、ボディー4cm、竹脚7cm(テーパー付き)
エサ落ち目盛は全7目盛中、クワセがついた状態で先端から3.5目盛出し。
ミチイト:0.8号。
ハリス:上0.5号、下0.4号。8ー38cm。
ハリ:上バラサ6号、下サスケ3号
バラケ;粒戦100cc+とろスイミー20cc+セットガン100cc+水200cc
吸水したところで、セットアップ150cc+マッハ150cc
クワセ:コーラ感嘆(さなぎ玉も使用したかったが、持っていくのを忘れた)


シブい想定でハリスは長めにしたのだが、打ち始めると案外魚がいて、最初の5枚くらいはパタパタと釣れる。
隣の方も私と同じ釣り方で、いいペースで絞っている。
だが、8時半をまわるころになると朝のモーニングセット終了という感じで
徐々にシブくなってきた。
想定はしていたが、魚がいるのに口を使ってくれない。
アタリをだすのも苦しくなってきて、あたっても口周りのスレが増えてきた。
下ハリスを長さは変えずにサスケ2号にしてみたが、ウキの動きにキレがなくなっただけなので、すぐに3号に戻した。
なじむ前の動きが増えてくれればと思っているのだが、なかなかそうはさせてくれない。


最近の釣りの傾向として、共エサ、セット関係なく、いかにウケをつくるか
というのが釣るために大事になってきていると感じている。
そんなことは前からの基本なのだが、最近はそれが顕著になっているような気がするのだ。
特にセット釣りに関しては個々人によってアプローチ方法が異なるので、一概に言うことはできないのだが、少なくとも自分のセット釣りではそれを念頭に組み立てている。


イメージ通りにウキが動いて釣れるように頑張っているつもりでも、やっぱりいつもうまくいかない。
まぁ、そのままエサ打ちしてもダメなのはわかっているので、とりあえずいろいろとやってみる。
まず、魚が遠巻きになっているように感じたので、ハリの号数は3号のままで
ハリスを徐々に長くしていった。まずは38→41cmに。最長で43cmまでやってみた。
するとなじみ始めの早いタイミングでのド消し込みで下ハリを食ってくる。
クワセの落下が変化したことで、魚が興味をもってくれたようだ。
しかしこれはラッキーパンチというか、これだけだとアタリが飛んでしまうと思うので、魚をよりエサに向かせるようなイメージで、少しエサの広がるタイミングを遅らせるというのと、拡散範囲を狭くするイメージでBBフラッシュを少量差し込みながらエサ打ちをする。
そして上針を6号→5号に変更。仕掛け全体の落下スピードもゆっくりにした。
ウケが強めのほうが釣りやすく感じたので、これは最終的に4号まで落とした。
そんなことをしていると、毎投とはいかないが魚がいるときには、ウキのトップ付け根〜エサ落ちの間でウケが出た後、パツンと消し込む強いアタリでポツポツと拾えるようになった。
下ハリスにテンションがかかってしまうと、あたってもカラツンになってしまうのと4号針で小さいバラケを打っているので回転よくエサを入れていく。
たぶん、待って釣れるときもあるとは思うのだが、そのあたりの見極めは僕には難しいので、早いアタリに絞って打っていく。


11時の昼食休憩までに26枚と、渋いながらもまぁまぁのペースで釣ることができた。
空は雲一つなく、スカッとした快晴。
釣りじゃなかったら確実に酒飲んでますね、これ。


昼食後、いつもの悪い癖で少し「浮気」。元気なお日様効果で、深場の魚はどうかなと16尺でチョーチン両ダンゴ。
厳しいとはわかっているけど。。。
やっぱり厳しかった(笑)
1時間半くらい打って、わずか4枚。もう少しコンディションのいい時にしましょうということで、8尺メーターに戻す。


13時を過ぎると少し風が吹き出した。流れも多少ついているので、アタリが散発にならないよう、ハリスは縮めずに下ハリを4号にチェンジ。
午前中は比較的バラケがしっかりついた状態で当たってきて、抜けてしまうと
全然ダメという感じだったが、バラケが抜けた瞬間〜ワンテンポおいての強いアタリで釣れてきた。
型も揃い始め、午前中より多少魚のやる気が出た感じがしたが、やはり小さめのバラケで拾い釣りという感じ。
ポツポツではあったが連チャンもあり、14:30に40枚をカウントして納竿。


苦戦した一日で、結局それほど釣れなかったが勉強になったので、それなりに満足できた。


バラケをしっかりタナに入れて、着実に狙いのタナに魚を集めていくのは、今も変わらないウドンセットの基本というか、土台になる部分だ。
ただ、バラケを持たせ気味にするといってもスッとなじんでしまうようでは
魚が口を使ってくれないので、ある程度エアを含んだバラケをゆっくり入れ、
針にひっかけておくようなイメージがよかった。


僕が考えるキーポイントは2つあり、一つ目はエサ玉を潰さないように、「軽麩」や「BBフラッシュ」のようなまとめ系のエサの力を借りながらエサの入り具合を調整することで、その釣りが仕掛けやすくなるということ。
二つ目はウキの使い方。今回使用した「春(ひより)」は、ゆっくりとエサをなじませることができるので、落ち込みでのサワリが出やすい。
なので渋い中でも待ち釣りに追い込まれてしまうことなく(そうした攻め方が有効なこともあるけども)回転の速い釣りが可能となる。
だから寄せ負けせず、魚が「入ってくる」ときのチャンスをモノにしやすいと思っている。
赤を基調としたグラデーションと竹足の色遣いがオシャレなウキです!


これから迎える梅雨で、なかなか釣りができずイライラすることもあるかもしれない。
でも、梅雨が終わると本格的な夏。
パラソルと水分補給を忘れずに、盛期の釣りを楽しみましょう!!


ゆうすけ


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新緑の三島湖で例会

今日の天気は昼頃から雨の予報。何とか3時頃まで降らないでほしいものだ。
今回、所属会の例会が房総の三島湖で開催されるので参加をした。


5月13日(日)
出舟時間が5時と早いので越谷市の釣友の所に2時集合。
朝は空いているので外環の下を走り、京葉市川から高速に乗り一路三島湖へ向かう。
現地到着は4時。
舟宿は房総ロッヂ。
今日の参加は10人。
舟に道具を積み込み準備完了。
例会は3組。遊びの釣り人を入れると約50人ぐらい。
往年の三島湖としては少なすぎる釣り人だ。これも時代の流れなのか。
5時前に舟に乗り込み、出舟時間になったのでスタート。
ここでトラブル発生。
漕いだと同時に片方のオールが折れてしまった。
舟の中は綺麗に掃除をしたのだが、オールの点検はしなかった。
しとけば良かったと思いながら桟橋に戻り、オールを変え漕ぎ始めた時には、釣友は遥か彼方に・・・
夢の島の旧オダを狙っていたのだが無理だと思い、ゆっくりと漕いでいくと旧オダに4人ぐらいなので、入れると思いそばに行ってみるとゴミが多いので無理。
新オダの方を見ると3人ぐらいなので、釣友の間に入れてもらった。


前情報はバラケに固形エサと聞いていたので、最初はセットから入る事にした。
竿:13尺
仕掛けは道糸1.2号、ハリス0.5号、上15cm、下60cm、針上ヤラズ8号
下オカメ針の4号。
ウキは葉舟 「 紅・カーボン脚 」 12号
エサはバラケに粒戦1、水1.5、新B1、セット専用1、GTS1、マッハで硬ボソに調整。
食わせに力玉サナギ漬けとオカメ。


6時15分。今にも泣き出しそうな曇り空の中エサ打ちスタート。
ここのところ管理釣り場が多く、今月から例会も山の釣り場が多くなる。
往復に時間はかかるが、山の釣り場は景色が良いし空気が美味しく感じられる。
どこからか鶯の鳴き声が他の鳥の声と混じって聞こえてくる。
山肌の木々に、新芽が色ずく姿が湖面に映り、その中にウキが立つ。
この光景はなんとも言えない最高の気分だ。
これで入れパクとはいかなくても、ある程度遊べれば遠くから来たかいがあるのだが。


周りの会友も、まだアタリが無いようだ。
1投、2投とナジミ切り。
10分、20分と時間だけが過ぎていく。
19尺を振っている隣の会友に一枚目が上がる。
私の方はまだ魚がいる感じは無い。
30分ぐらい経過した頃に弱いサワリがあったが、食いアタリまで結びつかない。
直ぐに切り替えし打つが、深ナジミしたトップは馴染んだまま微動だにしない。
今触ったのは魚だと打ち込みを繰り返す。
10分後にナジミ際に止めたような気がしたので、竿を持つ手に力が入る。
1目盛り、2目盛り、返してきたウキに軽く誘いをかけると、2目盛りの良いアタリ。合わしてみるが、何か軽い、上がってきたのはブルーギル


長竿を振っている会友は両ダンゴでポツポツと絞っている。
このままセットをやっていても釣れる気がしないので、両ダンゴでやることにした。
エサはグルバラ2、凄麩2、マッハ1、水1
ハリスだけ変更、上35cm、下50cm、針上下6号。


今日の水色は綺麗過ぎる感じ、魚は深い気がしたが13尺のまま、少し打って駄目なら長くしようと打ち込みを繰り返す。
30分を過ぎたころにやっとヘラらしいサワリが出てきた。
なかなか食いアタリが出なかったが、触りながら馴染む瞬間スパッと飛び込んだ。
手に伝わる感触はヘラ。
上がってきたのは30cmぐらいの丸々としたヘラブナだ。
やっと1枚目の顔を見ることが出来一安心。
例会の一枚目は嬉しいものだ。
やっとフラシを使うことが出来た。


魚は下にいるのか、回遊待ちか、アタリが飛んでしまうことが多い。
10時頃までにポツポツと5枚を拾うが、その後1時間ぐらいは魚の気配が全く無くなってしまった。
隣のウキを見ていると動いているので、18尺に変える事にした。
ウキを「紅・カーボン脚」12〜14号にチェンジ。  


11時15分。18尺両ダンゴでスタート。
なかなかアタリが出ないまま40分ぐらい経過した時に、いきなり消しこんだ。
かなりの引きだ、型が良いのではないか、やっとの思いで取り込んだのは、43cmの大型のヘラブナだ。
気を良くして次投を打ち込むが、何のサワリも無くなってしまった。
おまけに泣き出しそうな曇り空からパラパラと降ってきた。
時計を見ると1時。
本降りになる前に止めようと思い18尺をしまった途端、雨が止んできた。
空も明るくなってきた。
もう少し持つのではないかと後1時間13尺で攻めることにした。
2時頃に上がりベラが来たので納竿。
隣の19尺の釣友は16枚で8キロ。
私は7枚6キロと型が良かった。
優勝は長倉台19尺の底釣りで12kg。


車に乗り込んだ途端、大粒の雨が降ってきた。
予報では昼頃から降ると言っていたので、覚悟はしていたが良く持ってくれた。
雨の降る中、三島湖を後にした。



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鮎川湖で例会2018

4月15日(日)
初めて行く釣り場はワクワクする。
正確には25年程前に1度だけ、桟橋で竿を出したことがあるが、どんな釣りをしたか、どれくらい釣れたか全く覚えていない。
今回は舟での釣り。
初めてのノリで現地へと向かう。
所属会の4月例会は、群馬県藤岡市の鮎川湖で行われ参加した。
前情報では、活発に餌を追い、好釣果を望めるとのこと。
今回も試釣なしのブッツケなので、何人かに話を聞いて、短竿の浅ダナ、中尺竿のチョーチンの準備をしてきた。
気掛かりなのはこの日の天気で、朝のうちは雨で、10時頃から風が強くなるとのこと。
出船前にレインウェアを着込んだ。


6時少し前に桟橋を離れる。
この日は悪天候の予報のせいか、日曜だと言うのに来場者が少ない。
舟も、うちの会だけだった。
総勢で50人くらいだったと思う。
雨は、降ってはいたが、そんなに濡れる降りではなかった。
問題は風だが、朝の時間帯は、まさに嵐の前の静けさ。
まずは、舟を固定して、湖面を見つめる。
もじり無し。
気配なし。
とりあえずは、浅いタナをセットで様子見かな^_^;
ホントは、ダンゴをやりたいけど!って気持ちで準備を進める!


竿 10尺
タナ 1m
ウキ 葉舟「 紅・カーボン脚 (改良版) 」4この紅は、通常の物よりボディーが、絞られていて、足も短め。
ボディー4センチ、中太パイプ、カーボン足。
ハリス 上0.5号7センチ、下0.4号40センチ。
針 上バラサ5号 下コム4号。
バラケ
粒戦1+とろスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+パウダーベイトスーパーセット0.5
食わせ
サナカンコーラ


第1投は6:30頃。
未だ湖面にもじりは1つもない。
まずは、バラケをしっかりと馴染ませる所から探る。
1投、2投、3投。。。
何も異常のないまま時間だけが経過する。
開始20分で誰も絞らないと言うヤバイ状況。
試釣をした人から見たら状況の変化に戸惑う所だが、こちらは、ブッツケ本番。
特に動じることもなく、こんなもんなんだろうな、と割り切れる。
全く気配がないので、少しずつタナを下げていく。
すると、約1本半で空振りだったが明確なアタリ。
この時点でオイカワを2匹釣っていたが、それとは違う、これは本命だろうと思えるものだった。


バラケの馴染みをしっかり出しながら、釣りを組み立てていく。
1枚目は、1本半にして10投目くらい。
開始してから40分程経っていた。
それからポツポツ釣れ始まる。
バラケは基本的にラフ付けで、魚が薄くなると、たまに意図的に馴染みを出さないようにもした。
イカワもたまに混ざるが、オイカワを釣り上げた次はヘラが釣れると言う変なパターンがあった。
なので、あまり気にはしていなかった。
下針が切れたので、4号から、3号へ軽くしてみる。
しかし、コレは軽くなった分、ハリスの倒れ込み時にオイカワに捕まってしまいダメ。
ならばと、重くする。クワセマスター4号。18mg。
これだけでオイカワの猛攻をかわすことが出来た。
あとはヘラのやる気スイッチが入るかどうか^_^;


タナは1本半から、徐々に上げていき、この日最初の山場を迎えたのは、オモリからウキまでを、75センチに上げてから。
バラケも開きすぎは良くなくて、風も強くなってきていたので、重めで、必要最低限の開きを加えたものに作り変える。
粒戦1+とろスイミー0.5+サナギパワー1+水2+セット専用1+セットアップ1
結局この餌で最後まで迷わず通せた。
このエサに変えたこと、針を重めに変えたこと、タナを上げたこと。釣れる時は、次の一手が、たまたま上手く行くものだ。


この日初の連チャンとかもあり、10時までに20枚。
数だけ見ると物足りなく思えるが^_^;
雨も上がり、陽射しが強くなってきた。
ここで、ヘラのやる気スイッチがONになった。
水面下でオイカワと仲良く泳ぐヘラの姿がよく見える!
タナを一気にオモリからウキまで40センチに上げてみた。
すると、その1投目からズバっとウキが消える。
この日最高の6連チャンもあり、このタナにして数が伸びていった。
回遊待ちの時間帯に入っても、タナの微調整などでアタリを貰って行った。
2時には懸念していた突風が吹き始め釣りが成立し辛い状況になる。
ここまで好調をキープしてきたが、ペースが悪くなり、グダグタな終わり方になってしまった。
65枚、35キロ。
割と型も良かったようだった。
例会優勝で気分良く釣り場を後にした。


tom


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鮎川湖・東ロープで底釣り

朝、晩は寒い日もあるが、日中陽がさすと暑いぐらいの陽気になってきた。
今回サンライズクラブの例会が鮎川湖で開催される。
鮎川湖は私の一番好きな釣り場と言っても過言で無いくらい通っている。
多い時には月に2〜3回は竿を振っている。
冬は桟橋で25〜30尺の底釣りが好きと言うより、長竿を振って底からヘラブナを釣り上げるのがなんともいえない快感だ。


4月1日(日)
いつもはバスの集合場所まで行くのだが、関越道三好インターが近いので、直接行くことにした。
「せがれ」も参加するので運転は「せがれ」に任せ、家を出たのは4時。
現地到着は5時過ぎ。
早い会員は事務所に集合している。
今日の出席は16人。
朝の挨拶をすませ車に戻り、ゆっくりと支度に取りかかる。
出舟6時。うちの会以外舟を使う人がいないので貸切状態。
ゆっくりと東ロープに向かう。
堰堤桟橋に釣り人が20〜30人。東桟橋にも5〜6人の釣り人が入っている。
時間が経ち、暖かくなればもう少し増えるのではないか。
先週会友5人と試釣に来た時と同じポイントに入る。
この場所は船着き場に向かってかなりの掛け上がりになっている。
私の入った場所が25尺。隣で18尺とかなりの急斜面。
左隣に「せがれ」と並んで舟を付ける。


竿:25尺
仕掛け:道糸0.8号、ハリス0.4号上40cm、下48cm、針上下5号
ウキ葉舟「底釣り用・ムクトップ」22号(特注品)
エサ;夏60cc、冬60cc、ペレ底60cc、マッハ60cc、水100cc
   食わせにグルテン・21 30cc、 ワタグル 30cc 水60cc


6時40分。タナ25尺一杯。セットの底釣りで打ち込み開始。
タバコに火を付けアタリを待つ。
このひと時が何とも言えない朝の一服。
5〜6投打つと早くもウキに変化が現れる。
7投目に一枚目が上がる。
食ってきたのはダンゴの方だ。
2枚目もダンゴ。
3枚目に初めてグルテンを食ってきた。
ダンゴに興味があるようだが、まだ分からないので、もう少しセットで打つことにした。
掛け上がりというか、かなり急な斜面に打っているので、ピンポイントが少しずれると、なじみ方が違ってくるので、打ち込むポイントには気をつけて打ち込んだ。


2時間経過時に10枚ぐらい。
ダンゴを食ってくる方が多い、今日は釣試に来た時よりヤマベが多い感じなので、グルテンよりダンゴの方が良いようだ。
上エサに使っているダンゴを食ってくるので、そのまま両ダンゴでやることにした。
それと大きめのウキを使ったのはタナが深いせいもあるが、浮力の少ないウキを使うとヤマベが多いので、早くタナに入れたかった事もあり、浮力のあるウキを選別した。
ダンゴに変えてから、ヤマベのアタリも少なくなってきたような気がする。
が、以前ヤマベのアタリはある。
カラを出しているのは、ヘラもあると思うが、良いアタリでのらないのはヤマベのアタリではないか。  
カラがあるのは魚が居る証拠。かまわず打ち続ける。


「せがれ」の方は10尺の1本半。
両ダンゴでやっている。
私が10枚ぐらいの時、倍の20枚を釣っている。
見ていると良いアタリを出している。
が、ヤマベのアタリも多い感じだ。
私は宙釣りも好きだが、底釣り方が好きなので、「せがれ」がやっている浅ダナ釣りは、底が駄目な時以外はやらない。
ポツリ、ポツリの釣りだが、11時に30枚。でフラシ交換。


昼食を取りながら会友たちの釣りを見学。
底釣りは2〜3人。
宙釣りが殆どだ。
結構絞っている。
型は底の方が良いように見えるが、絞っている回数は私より多いような気がする。
検量の時が楽しみだ。


帰りの高速が込むと予想をして2時検量にしたので、残り2時間チョイ。
11時30分。午後の釣り再開。
浅ダナも結構釣っているので、どこまで釣果を伸ばせるか。
打ち込みを休んでいたせいもあると思うが、ヘラアタリも少ない。
と同時にヤマベが煩い。
ヘラが寄ればヤマベのアタリは少なくなってくるので、かまわず打ち込みをしていくと、ヘラのアタリに変わってきた。
温度も上り魚の活性が上がってきたみたいだ。
風流れも少し気になるが、午前中よりも魚の食いは上がってきたようだ。
連荘もあり、面白くなってきたが、1時半を回ったので、そろそろ納竿。
昼から18枚を追加。
検量の結果。48枚。24kg。
2位は宙釣りで60枚22kg。
浅ダナより底釣りの方が型が良かったようだが、試釣の時の方が1枚800gぐらいのが結構混じった。
「せがれ」は昼の時点で60枚ぐらい釣っていたが、あのまま浅ダナの釣りをやっていれば、100枚ぐらい釣ったのではないか。
昼からは長竿のチョーチンをやったり色々やっていた。
後、半月もすれば各ロープで型の良いヘラが釣れるはず、春の陽を浴び1時頃には5連荘もあり、長竿の釣りを堪能でき楽しい釣りが出きた。


一郎


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野田幸手園の舟釣り

3月18日(日)
この日、東京では桜の開花宣言が出され、いよいよ春本番を迎える。
そんな春を感じながら1日楽しく釣りができたらな〜と思いながら、所属会の例会に参加した。
毎年3月は、野田幸手園の舟釣りエリアで例会が行われている。
数年前までは、他の会も同日に例会を組んでいて、そこそこの賑わいだった。
今は、完全貸し切り状態。
ポイント選び放題。
だが、釣れない。
昔に比べ、かなり釣れなくなってしまった。
試釣した会友の話では、半べら、マブが大半を占め、ヘラが少ないとのこと。
笑えない現実である。
放流資金の問題とかあると思うが、良い釣り場なだけに、頑張ってもらいたい。


試釣の話では、浅ダナは全くダメとのこと。底釣りが本命のようなので、今年は浅場の底釣りと決める。
出船前に、釣り場を見渡してモジリを確認していたが、ヘラのものと思われるソレは、あまり確認出来なかった。
6:15頃桟橋を離れ、各自思い思いのポイントに散る。
自分は、左奥のロープに付けた。


竿14尺
ウキ 葉舟・流星底パイプ10
ボディー10センチ、中細パイプトップ、カーボン足。
タナ 底 0〜12センチ這わせ。
道糸 0.8号
ハリス 上下0.4号 35ー42センチ。
針 上下バラサ3号→4号。
ペレ底1+冬1+マッハ1+水1.8
グルテンα1+水1.2
この餌で、両ダンゴ、セット、両グルテンと、色々やった。


タナを測ると一本しかなく、思ったより浅くて不安になる。
この水深なら、居れば答えは早いはずと、両ダンゴ、這わせはトントンで6:40分に開始する。
振込みは、やや遠振りにして、ウキ〜エサまでに張りを持たせ、ウキにアタリをしっかり出すことを優先にする。
なので、例えば両ダンゴの時などは5目馴染みとかはザラにある。
1番大切なのは、自分のやっていることを把握しておくこと。


開始すること2投目にはモソモソ。
コレがヘラブナの触りなら万々歳だが、確定までは釣り上げるまでわからない。
4投目には、はっきりしたアタリでカラ。
コレは、違うなぁと確信。
案の定、クチボソ、オイカワ、マブナのオンパレード。
極め付けはミドリガメ(-。-;
両グルは、まさにクチボソの餌食。
ボディーまで上げたと思ったらそのまま消し込む。
心が折れそうになりながらも、ジャミの触りが大人しくなった瞬間に7寸程の、出身幸手園的な綺麗なヘラブナが釣れた。
しかし、その後も毎投賑やかに動くが、本命は釣れなかった。


開始から1時間半が経つ頃から左から風が吹き出した。
すると、右への流れが強くなり、本命以外のアタリも減ってきた。
このポイントは、左に流れ込みがあって、風が吹くと流れがキツイ。
予想が外れて、全く釣れないので移動を決意。
亀三匹、マブナ多数、クチボソもっと多数、で、ヘラ1枚(-。-;


移動先は、当然1番絞っていた会友の近く( ̄∀ ̄)
その会友は10尺の底釣りで10枚くらい釣っている。
何のためらいもなく14尺を出す(°▽°)
底立てをすると、さっきまでの場所より80センチ程深い。
深すぎる気もした。
でも、前日試釣した人の話では、浅場には全く居なくて、底釣りで釣れるのは深場だった、との事。
早く言ってよ〜と、心の中で叫びながら再開する。
隣の会友は結構待ってアタリを貰っている様子。
バラケとグルテンのセットで釣っているようだ。
釣れてる人に習って、セットでお待ちの底釣りをする。
数投で早くも触りが出るが、ヘラっぽくない。
案の定、クチボソ、オイカワが大きな針をしっかり咥えて上がってくる。
亀こそ釣れないものの、マブナが多く、最初の場所より深い分、型が良い。
マブナだけど(_)
もちろん、タナをこまめに変えたりもした。
餌も作り変えたりもした。
が、状況が好転しない。
この日唯一の救いは天気が良いこと。
10時を回りポカポカ陽気になってきた。


移動後1枚追加してトータル2枚。
ナンダコレ(-_-)
魚が回って来ると急にウキが動き出し、去るとピタリと動かなくなる。
隣の会友も、変わらずお待ちのリズムで釣っているが、回遊待ちとのこと。
時間の経過と共に、気温が上がってきた。
そのせいでなのか?糸ずれっぽい動きが増えてきた。
手を出すとウロコが掛かってくる。
よく見ると、ヘラのウロコだ。
もしかすると、上でも食うかな?
と言うか、底釣り悪すぎだろ〜


浅ダナセットの準備を始める。
竿 9尺
タナ 1メートル
ウキ 葉舟・抜4番ボディー4センチ、細パイプ、カーボン足。
道糸 0.6号
ハリス上、0.4号7センチ、下0.3号35センチ。
針 上バラサ5号、下コム3号
バラケ
粒戦1+とろスイミー0,5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+パウダーベイトSS0.5
食わせ
力玉サナギ漬大小→さな感


再開は11時頃。
風は時折吹く程度。
予報では午後から5メートルの南風。
そうなったら終了〜
ボソタッチの餌をガンガン抜いて行く。
居るのかいないのか?その答えを早く知りたくて。。。
時折、軽い動きがある。当然本命ではない。
ここは我慢!と、続行。
40分が経過した辺りから、それまでの軽い動きが静かになり、それに変わってそれっぽい動きになった。
でも、簡単に釣れて来ない。
アタってもカラ。
なかなかヘラブナまで遠い(^-^;
またアタリが飛んだので、ハリスを40センチと伸ばす。
すると、呆気なくズバ消しでやっと釣れて来た。勿論ヘラブナ
時間は11時。で、3枚目。
終わってる〜(T_T)


ここまで来ると、良い意味で開き直れる。
状況的には、魚はメーター棚よりも上に居たがっていて、なかなか棚に入って来ない。
普段メーターをやるとよくある状態。
それまで、上からガンガン抜いていたものを徐々にタナ付近で抜けるようにする。
バラけも手水を打って、あまり水中で拡散しないようにする。
また、別ボールに粒戦に水を吸わせたものをスタンバイ。
これをアピールの為に適当に加えて行く。
結局、タナまでドップリ持たせた後の強制抜きでポツポツ拾えた。
と言っても4枚くらい(^-^;
これは相当に厳しいと、また違うアプローチを探る。


ウキを太めのパイプトップの装着されている「紅」に変える。
タナでバラケを完全にぶら下げて、魚を呼び込む。
ハリスも50センチまで試したが、アタリも貰えず30分くらいやってまたチェンジ。
次はまたウキを抜に戻す。
でも、最初の物より若干ボディーが太くちょい持たせの加減が割としやすい。
ここまでで分かったことは、上層にウロウロしてるヘラブナを何とかタナに呼び込むしかない。
下から上がって来るヘラは居ない。
呼び込むにも、粒の多い餌を上から降らしただけでは下を向かず、また、タナでぶら下げてもアタリまで繋がらない。


時間は1時を回ろうとしている。
たった6枚で残り2時間となる。
まず、開きの良いエサはダメなので、開きを抑えたバラケに作り直す。
粒戦1+とろスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+セットアップ1
終始小エサの数打ちに徹した。
エサが大きいとなかなかヘラが入って来ない。
小指の先ほどの大きさを、ややラフにつけて、2目出しのエサ落ちが、ギリギリ沈没しないくらいにすると、バラケの抜け際にモヤっと触り、その後にアタリが出る率が高い。
小さなバラケだが、タナに届いた頃は、恐らく半分くらいしか残っていないだろう。
その、残りのバラケが、チリチリバラけるのではなく、ボロッボロッと割れ落ちる感じが良かった。
このパターンを見つけてから、アタリは激増したものの、釣果が付いて来ない。
特に触られながら馴染むと言うわけでもなく、沈没ギリギリで少し耐えた後、フッとエサ落ち目盛りまで戻る。
この時の触りがマストで、その後は8割アタリが出る。
ハリスもマメに調整して、最終的には33センチ、針はコムの4号に落ち着いた。
それでも、カラツンが多く右腕が疲れた。
釣れて来るヘラが全てと言っても過言じゃないくらいかなりの旧ベラ。
如何にも、カラツン出す担当です!みたいな魚ばかりだった。
3時の終了までに10枚追加して16枚、8.2キロ。
後半は良型マブの猛攻にあい、数が伸びなかった。
例会は、優勝が、最奥の浅場の底釣りで12キロ。2位は1番の深場の底釣りで10キロ。
自分は4位だった。自分以外は全員底釣りだった。


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