間瀬湖でまさかの食い渋り

所属会の例会日は毎月第3日曜日。
思えば、毎月第3日曜日に釣りに行く、と言う生活を何年続けているのだろう。
例会で思い通りに釣れない時は、次こそはリベンジだ!と翌月の例会を心待ちにしたり、好きな釣り場を控えていても同様の思いだ。


8月19日(日)
今回の例会も楽しみにしている釣り場の1つ、埼玉県児玉郡の間瀬湖。
しかし、気掛かりなのが数日前からの気温低下。
8月なのに朝晩はエアコン要らず。
この日も朝の気温は16℃
出船時は厚手のブルゾンを着込んだ程(^^;
でも、朝から汗ダラダラな陽気よりずっといいなぁと思いながら出船。
この日目指すポイントは竹やぶ前。
試釣した会友に、先に入ってもらいその隣に舟を止めた。
7月に遊びに行った時は21尺のチョーチン両ダンゴで楽しい釣りが出来た。
今回も迷いなく同じ釣りで挑む。


竿 21尺
タナ チョーチン
ウキ 葉舟・紅グラストップ(特注)14ボディー14センチ、1ミリ径グラスムクトップ、竹足。
エサ落ち目盛りは、針無しで1目沈め。針付きでプラス3目入る。
道糸1.2号
ハリス上下0.5号、55−70センチ。
針 上下バラサ6号。
両ダンゴ
ガッテン2+GTS 1+パウダーベイト1+水 1ここで練る。かなり練る(^^;
手水で戻してマッハ適当。


この日は自分たちが出た一力も、田中園もほとんどのボートが出払う盛況ぶり。
東西のロープに目立った空きは無いが、何故か右隣の会友の右側は大きく空いている。
ゲスト参加の友達が寝坊で到着していなかったので、取り敢えず入れるスペースがあって一安心。


第 1投が6:30頃。
まだ入った場所は陽が当たらず、半袖の人たちは寒いと言っている。
開始から数投で微かな気配を感じるも、アタリまで至らず。
触りが増えて、アタリが頻繁に出て行く望みとは正反対な魚の反応(T_T)
それでも、たまに食ってくれる空気の読めるヘラもいてポツリ。。。。ポツリ。。。とゆっくりとカウンターが進む。
右隣の会友は13尺のチョーチンダンゴで、自分のペースを上回っている。
型を見ても一回り大きい。
21尺のタナはちょっと深すぎかな?と思い始めた頃、寝坊の友人到着。
右の会友の隣に舟を止める。


開始から2時間くらい経っていただろうか、この時点で3枚(_)
楽しみに、かっ飛ばして来ただろう友人に、その旨を伝えると、
エーーーーーーッΣ(゚д゚lll)
友よ、なんか、ごめん、。。。
そのうちに陽が高くなり、ようやく辺りを照らし始めた。
そこでやっと水の濁りに気が付いた。
普段は透明度の高い湖なので、さほど濁ってる感は薄いが、それでもいつもとは違う水色。
ここ数日の間に台風の影響で相当雨が降ったのだろうか?
濁りを嫌って魚は上なのかもしれない。
間瀬湖で釣りをしたことがある方ならご存知かと思うが、この釣り場は魚がウキの周りに良く見える。
しかし、この日はゼロでは無いがあまり見えてこない。
湧いてこないのだ。
でも、取り敢えず試してみないことにはわからない。
なにせ、現状がまるで釣りになっていないのだ。


竿ケースから浅ダナの仕掛けが付いた竿を探すも10尺しかない。
この日の状況を考えると手前過ぎは心もとないので、13尺のチョーチンの仕掛けを外し、新たに浅ダナの仕掛けを作ることにした。
その間も周りでバシバシ釣られると気持ちが焦るが、幸い落ち着いて仕掛けを作れる状況だった。


竿 13尺
タナ 80センチ
ウキ 葉舟・紅カーボン脚 45
ボディー4.5センチ、太パイプトップ、カーボン脚。
エサ落ち目盛りは4目出し。
道糸0.8号
ハリス 上0.5号7センチ。下0.4号35センチ。
針 上バラサ6号、下クワセマスター2号
バラケ
粒戦 1+とろスイミー0.5+サナギパワー 1+水2+セット専用 1
+セットアップ 1
食わせ
力玉大粒のサナギ漬け。


再開したのは多分10時頃。
その時の釣果は6枚程。
こりゃヤバイと思って始めたセット。
でも、苦悩が続いた。
セットで始めること数投で 1枚をモノにするも、あとが続かない。
今度はウキが動かなくて釣れないんじゃなく動いてるのに釣れない。
嘘でしょー!?
って言ってしまう程のアタリでも乗ってこない。
当然ハリスを詰めたり、号数を上げたりもした。
全く釣れないことはないが打率が悪すぎ(*_*)
30分程やっていて、アタリが出るのはバラケが付いてる時だけで、食わせだけで待っていても絶対にアタらない。
この時点でダンゴの方が簡単かも、と感じる。
でも、こうなるとなったで、意地でも下針で食わしてやる!となる(^^;
バラケに手水を打ち、そこへ浅ダナ一本を適量加え、エサ持ちを良くする。
しかし、釣り師の思惑とは裏腹に、食ってくるのは上針ばかり。
でも、なんとか、下針に食って来てくれたので、竿はそのままに、浅ダナ両ダンゴの釣りにシフトする。


ウキを葉舟「 樹・浅ダナ専用ウキPC1mm 45 」に変更。
ボディー4.5センチ、PCムクトップ、カーボン足。
エサ落ち目盛りは3目沈め。
ハリスを長めに30−40センチ、針を上下バラサ5号。
両ダンゴ
GTS 2+パウダーベイト 1+水 1+カルネバ 1
軽いダンゴで追わせて釣っていきたい。
とは言えホントに両ダンゴで釣れるのだろうか?
一抹の不安があったが、その不安はすぐにウキと共に消えて無くなる(^ω^)


数投は、触りなく馴染んでは切りを繰り返したが、5、6投目で馴染んだウキがズバッと消し込まれて、良い型のヘラが釣れてきた。
1回アタリが出だしてからは、この日1番のペースになった。
理想はトップ付け根で十分に触って、馴染み出す時にチャッとアタって欲しいが、そこまでやる気はないらしく、深めに馴染んだ位置でのアタリが多かった。


ウキの周りに見えてこないものの、チョーチンのタナよりも魚は多かった。
ハリスを少し詰めて、25−32センチ。タナも50センチ程。
それより浅くすると釣れなかった。
時間の経過と共にウキの周りに黒い影も増えてきた。
この日は浅ダナが正解だったようで、遅れて始めた友人も、浅ダナで釣れ出した。
こちらがペースを落とした時に猛烈な追い上げをしてきた。
トップ争いは自分と、ゲストの友人になりそう。
15時で納竿になり、枚数では自分の方が多かったが。。。
35枚、18.6キロ。
友人、32枚、18キロ
何とか、逃げ切り例会優勝。


朝はどうなることかと思ったが、浅ダナで何とか挽回出来て良かった。
釣り場が空いてれば楽しい釣りが出来ると思う。
ダンゴで楽しめるうちにもう1度来ようかな?


tom


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