型揃いの流源湖
朝晩はまだまだ寒さを感じるが、日中は暖かく、桜の木々も芽を吹き春はそこまで来ている。後10日もすれば桜の開花の便りが届く事だろう。
釣友と3人で流源湖に行くことにした。
3月23日（月）
現地到着は8時半頃。
北桟橋の中央から浜野辺寄りに釣り座を構えることにした。
今日は北西7メートルの予報がでているので事務所向きに入ろうと思ったが、東よりの風が吹いていたので、五葉松向きで支度をした。
竿：9尺
仕掛け：道糸0.8号 ハリス上0.5号8㎝ 下0.3号40㎝
針上 5号 下3号
エサ：ペレ匠顆粒60cc 新B120cc セット専用120cc GTS120cc マッハ60cc
食わせにパワーボールサナギ漬け＆タピオカウドンポンプ出し。
へらうき 葉舟 「 紅・カーボン脚 」 5号
タナ1ｍ10㎝。さなぎ玉を付けトップ先端から2目出しの抜きで打ち込み開始。
時計の針は９時少し前を指していた。
抜く位置を確かめながらペース良く打ち込みに専念する。
15分ぐらい経過した頃にかすかに魚の気配がウキに伝わってきたが、アタリには結びつかない。
抜くとアタリが出ないのではないかと、試しにバラケを小さく外練りを入れトップ先端スレスレまで馴染ませると、サワリで終わっていたのが一節返した後良いアタリで型の良いヘラが顔を出してきた。おそらくキロは楽に超えているだろう。
直ぐに釣れだすと思ったが、10分後に釣れてきたのもキロ級。
この型では数は釣れないのではないか？
2枚目を釣った頃から、風が西に変わりいくらか強く吹いてきた。
ウキが手前に流されサワリもなくなってきた。
このままやっていても今の時期流れが出ると追いが悪くなるので・・・
釣友に「後ろを向いた方がいいみたい」と3人とも後ろを向くことにした。
15分ぐらいでサワリが出てきたが、上エサが付いていないとアタリが出ない。これならパワー系の方が釣りやすいとウキをチェンジすることにした。
「紅・パワー系」 4号をセット。ハリスも型が良いので0.3号から0.4号に変更。
トップ先端から3目出し。トップ先端まで入れていくと、今までと違いサワリ、アタリが多くなってきた。
最初の1時間は引越しもあり5枚と釣れなかったが、魚の食いが良くなったみたいで、10時から11時まで11枚。
魚の活性が上がったのかウキの動きもよくなり、カラも多くなってきた。
ハリスを40→35㎝に変え、タナに少しでも早く入れた方が良いのではないかとウキも4号から4.5号にチェンジ。
ウキを変えたのが良かったのか、動きも落ち着いてきた感じがしてきた。
キュンキュンと糸鳴りをして上がってきたのを計ってみると尺半の腹パンのヘラ。おそらく2キロ以上はあるのではないかな。
私も大型釣りが好きで相模湖によく通ったが、尺半の腹パンのヘラを量った事があるが有に2キロは越えていたのを記憶にある。
12時までに9枚を追加。
昼食を取り12時半再開。
後2時間半どこまで釣果を伸ばせるか楽しみになってきた。
どうせなら目標を高く、後25枚。50枚を目指すことにした。
ここまでは良い感じで釣れたが昼からは食い渋らなければ良いが。
前日釣友の会が流源湖だったので夜電話をし状況を聞いてみると、混雑のせいか食い渋ったみたいで、例会の頭で18キロと言っていた。
釣友は底釣りで10枚だったが12キロあったそうだ。
日曜日の混雑で、この型を釣るのは難しいのではないか。
12時半から1時半頃までは連チャンもあり15〜6枚と絶好調だ！
ここで心配していた風が吹き出してきた。
流れが速くなり魚の追いも悪くなり、アタリもたまにカラを出す程度と絶不調だ！
流れがきつくなったので、竿はそのままでチョーチンに変更。
「樹・チョーチン専用ウキPC1ｍｍ」 8号下ハリスを50㎝。
2〜3投打ち込むと馴染んでいきながら消し込みアタリ。
魚は上にいるみたいで、ナジミながらサワリがあるが、馴染みきるとサワリもなくなってしまう。
ポツポツ程度に釣れてくるが型も一回り小さくなってきた。
たまにあたってもカラが多い。
風が横風から後ろに変わってきたので、このままやっていても数は伸びないと思い浅ダナに戻すことにした。
いくらかは流れるが、待たないような釣り方にしていけば、いけるのではないかと打ち込みを開始。
直ぐにアタリは出てきたが流れのせいかカラも多い。
カラの多いのは魚のいる証拠と気にせず打ち込む。
ナジミながら触らない時は早切りをし、魚をタナから放さないように打ち込んでいくように心掛けた。
ウキも先に流れるので、抜けた瞬間にひき誘いを入れると一節の良いアタリでのってくる。
が、続いてやると魚に見破られアタリが出ないので、たまにやると効果があった。
2時50分。バラケエサが無くなったので終了。
カウンターを見ると47枚。目標の50枚には3枚ほど足りなかったが殆んどキロ級のヘラが揃った。
予報の7メートルの風は吹かなかったが、5メートルぐらいはあったのではないか。流れで釣りにくかったが、春の陽を浴び型の良いヘラが釣れ、一日を有効に使えたような気がする。
この型が釣れるのでは又来ようと3人の意見は一致。
満足をして車に乗り込み帰路に付いた。
葉舟
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