M−1カップ準決勝、筑波白水湖

日が伸びたなぁ〜と思っていたのも束の間、少しずつ、暗くなるのが早くなっていく。
なんとなく寂しい感じがする。
過ぎ行く夏は、足が速い。


8月27日(土)
マルキュー主催のトーナメント、M-1カップ準決勝が、つくば市にある筑波白水湖で開催され参加した。
準決勝っていうくらいなので、ここに来るには予選を抜けてこないといけないのだが、自分は2月の清遊湖予選を通過している。
M-1の準決勝は今回で3回目だが、1度も突破したことはない。
なので是が非でも!と言う思いで挑んだ。
試釣は1週間前の土曜にした。
釣り場はガラガラだったがあまり釣れず、本番の渋さが目に浮かぶようだ。
その心配が、やはり現実のものとなった。
今年のM-1準決勝は、1回戦が5人1組でブロック分けをし、ブロック内上位2人が2回戦に進出。
各ブロックの3位の中で上位4人がワイルドカードで、2回戦に進出出来る。
いずれにも絡めなかった人は敗者復活戦になる。
釣座抽選により、1回戦は東桟橋内向きのブロック。
釣り方はチョーチンと決めていた。
浅いタナはムラが多かった。
沖のライトペレ宙は型が揃うわけでもなく、魚も濃い感じでもなかったので、消している釣り方。
竿 9尺
タナ チョーチン
ウキ 葉舟・槐PC9番1,2ミリ系PCトップ、ボディー9センチ、カーボン足。
道糸 1,2号
ハリス 上0,6号10センチ、下0,5号30センチ。
ハリ 上極ヤラズ9号、下バラサ4号。
バラケ
粒戦1+とろスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用バラケ1+GTS1+段底1
食わせ
魚信、林田製アルミポンプ出し。
至って強気なセッティング&エサ。
試釣の時、打っていかないと釣れないなぁと感じた。
渋いだけでなく、魚が薄いのだ。
なので、取り敢えず寄せながら食い気のある魚に食ってもらう作戦。
合図と共に1回戦が始まった。
5分、10分、、、
合わせる音など皆無。
当然、魚を取り込む時のパシャパシャ音もない。
シーンとした時間が長く続いた。
中合わせの外向きの人達は徐々に、合わせ始め、間も無く釣れ始まる。
それでも、開始から20分以上は経っていたと思う。
内向きは対岸の人達と向き合って打っているせいか、魚が薄いと言われている。
でも、そのうちアタリ出すだろうと、小さめのバラケをタナまでしっかり馴染ませて、エサ打ちを続けていく。
35分位経っただろうか?
沈没したトップが、水中で動いた気がして合わせると、小さな第1号が下バリを食ってきた。
ブロック内では、最初の1枚。
座席は2人で1組で誰もが片方の座席は空きになる、ニコイチになっていた。
自分の隣の人もチョーチンと釣り方が被ってしまった。
あと、短竿カッツケセットひとり、沖宙ライトペレ宙が2人。
チョーチンは前半は思いの外アタリが貰えた。
と言っても、毎投と言う訳ではないし、アタって釣れてくる訳でもないのだが(^_^;)
ポツポツと釣れ出しブロック内の人達も絞り出した。
食いが良くなった訳ではなく、魚が動き出したようだ。
自分のいるブロックは、桟橋突端寄りのブロックで、ヘチの人から数えて4番目に座っている。
ヘチと、その隣の選手が絞り出した。
その次に自分が釣れてる状況。
チョーチンは、浅いタナに比べて決して悪くはない感じ。
強目のセッティングが噛み合ってるとは到底思えないので、渋さに合わせてセッティングを変更する。
ウキを槐PCから創PC8番へ。
下ハリスを0.4号40センチ、ハリをコム4号に。
食わせを力玉大粒サナギ粉漬けに変更。
ウキのバランスは、食わせ付きで先端2目出し。
いわゆる抜きセット。
完全に上からバラケを抜く所から、タナにぶら下げてからの強制抜きまで色々試したが、どれもこれ!と言うものはなかった。
でも、ポツポツと釣れたので、全体の状況から良しとした。
時間を追うごとに触りも何も無くなってくる。
1回戦終わり間際になり、突端のカッツケセットがパタパタ釣れていた。
こちらは追加しないまま終了する。
13枚 6.2キロ。
検量の結果、上位2位に食い込むことが出来なかった。
敗者復活戦に回るのかと思われた。
が、この大会のルールでワイルドカード枠がある。
そして、自分はその中に入って敗者復活戦に回らずに済んだ。
ラッキー(^^)


2回戦は、南中央、東の桟橋の外向きが決勝進出者で、内向きが敗者復活戦に使用され、決勝はまたブロック分けされて、ブロック内頭抜け。
ツキもありそうな気がして、気合いが入る。
2回戦目は抽選により、東桟橋の1番手前のブロックが当たる。
しかも、手前ヘチ!
これは持ってるかも!と思ったが、、、
2回戦もチョーチンで攻めてみる。
仕切り直しで、ぶら下げの方向から。
竿 9尺
ウキ 葉舟・槐PC9番道糸 1.2号
ハリス 上0.6号10センチ、下0.5号45センチ。
針 上9号、下3号。
バラケ
粒戦1+とろスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+パウダーベイトスーパーS1。
食わせ
魚信、力玉ハード2、力玉大粒サナギ漬け。
色々探る。
3時間勝負の2回戦が始まる。
ちょうどその頃から雨が降ってきた。
慌ててパラソルを設置する。
前を向きウキを見る。
が、ウキがない。
竿が曲がっている。
慌てて竿を上げると、この日1番の大型が下バリをガッチリくわえている。
これまたラッキー!
行けるぞ!
と、思ったのはこの時が最後(^_^;)
その後、アタリらしいものが全くなく、打ち返す度にジャミが両針に掛かってくる。
へらがいると、ジャミは離れていくものだが、、、
1枚追加したが、好転の兆しがないので、セッティングの変更。
ウキを手持ちのチョーチンウキの中で最小の、結PC4番に変える。
ハリスを0.4号55センチ。針を手持ちの中で最小の3号。
食わせを力玉サナギ漬け。
この変更までにも、8尺、10尺と探るも不発だった。
真冬並みのセッティングで小さめなバラケを抜き気味でアプローチする。
溶いた粒戦を差し込んだり、やわやわなバラケにして塊抜きをしたりと、手を尽くすも釣果に結びつかなかった。
ブロック内では、9尺カッツケ、次が13尺カッツケがリードしている。
でも、少しでも釣りがハマれば追いつける差だ。
強くなる雨、しかも向かい風で吹き込んでくる。
ズボンはすでにビショ濡れだが、そこはみんな同じ条件だ。
なんとか、追加しようと、毎投違ったアプローチを試すものの、ジャミが餌を突くものしかウキが動かない。
相変わらず、竿を上げればジャミが針掛かりしてくる。
降り続く雨の中、無情にも終了のアナウンス。
結果、5枚でブロック最下位。
トップは11枚で9尺カッツケセットだった。
今年のM−1カップは残念ながらここで敗退。
来年もまたチャレンジしたい。


tom



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