三島湖で日研のトーナメント

今年も日研の団体トーナメントが始まった。
初戦は三島湖。
舟宿は渡辺。
この時期の三島湖は難しい。
魚が居ても触りすら出さない。
そんなマイナスなイメージを抱いて釣り場へ向かった。


7月10日(日)

夜明けは濃霧に包まれて幻想的な風景だった。
この日の予報は快晴の真夏日
食い渋りは覚悟の上。

団体トーナメントは5人対5人のチーム戦だ。
チームメイトと力を合わせて、この初戦を突破したい。

競技エリアは広瀬〜宿原橋までとし、12時に桟橋に戻るという約束。

誰がどこに入るとか、打ち合わせをし、自分は鯨の尻尾の斜め対岸にある崩れに着ける予定。

5時のチャイムで一斉に桟橋を離れる。
各自思い思いのポイント目指して一心不乱にオールを漕ぐ。

予定のポイントをゲットし、辺りを見渡す。
他のメンバーも、予定通りのポイントに入れたようだ。

うちのチームは誰も試釣をしていないので、出来る限り情報を掻き集めて、魚の居そうな場所に入るようにした。

この時期の三島は浅ダナのイメージが強い。
釣れるかどうかわからないが、早速支度にとりかかる。

竿 13尺
タナ 1本〜1本半
ウキ 葉舟・みなもカーボン脚 6号ボディー6センチ、パイプトップ。
道糸 1号
ハリス 上0,5号8センチ、下0,5号50センチ。
針 上8号、下3号。
バラケ
粒戦1+トロスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+パウダーベイトスーパーセット1
食わせ
力玉大粒サナギ漬け。


全ての用意が整いエサ打ち開始が5:30分くらい。
最初は、ラフにエサ付けして早打ちする。
そこでモヤっとでも触りが出てくれたら顔がにやけてしまうが、この日は全く動かない。
少しずつエサ付けの圧を強めていく。
バラケの開き過ぎで、魚が遠巻き、ウキに触りが出ない現象は多々ある。
締め過ぎも、寄せ不足に繋がるので、出来れば開くバラケで釣っていきたいのだが、この日の食い渋りはそれを許さないようだ。
かなり圧を強めて締め締めの小さいバラケでやっと1枚。
この日は一筋縄では行かないなぁ〜と気が重くなる。
釣れた魚も40センチの真っ黒いイカツイ奴だ。
間が空いて同様のアタリで追加。
またデカイ。
釣れた後は触りはない。
もう、これはしょうがないので、待ち過ぎないように、小餌の数打ちに専念する。
タナは1本半でやっているが、
ウキの立ち上がりがゆっくりとなり、馴染み途中で触りがあった。
そして、ウキが馴染み切ってアタってカラ。
ウキ1本分タナを上げる。
その一投目でスパっとアタってバラケを食ってくる。
浅目で釣れる時はアタリが毎投ではないが、続く傾向がある。
そんな感じでしぶとく拾っていった。
途中、経時変化で粘りが出た餌に手水を打って柔らかくする。
それを丁寧に付けて、トップ先端までどっぷり馴染ませる。
直ぐに触りながら戻しズバッ!
少し型が落ちたが、旧ベラがヒット。
続けて打つとまた触りがある。
アタリまで行かないものの、釣れた後も触りがあったのは初めて。
次投、
またまた気配あり。
息を殺して竿をギュッと握っていると、ズバッと入ってまた追加。
やはり型は落ちるが、少し釣りらしくなってきた。
連チャンと迄は行かないが、触りの出る頻度が上がりポツポツ追加出来た。
しかし、10時半を回ると左からの風に乗ってゴミが漂いだした。
ウキが馴染み辛くなり、立つ頃には、だいぶ右に流されてしまう時もある。
釣り辛くはなったが、ここは我慢の釣りをするしかない。
相手支部は上流に2人行っている。
そこが釣れてしまっては負けてしまいそうな状況。
午前中一杯が競技時間なので、最後まで集中する。
触りが出た時はしつこく待つようになり、ガクンとペースが落ちてしまった。
食いの渋い時間帯に、流れが発生してしまい、手も足も出ない状態になってしまった。
ハリスも65センチまで伸ばし、針も小さく軽くするなどしたが11時過ぎに釣った12枚目を最後に追加出来なかった。
厳しい釣果になってしまったが、仲間との合計釣果で競う。
見える範囲で他のメンバーも厳しい釣りだった。
桟橋で両チームの検量をした結果、5キロ差で負けてしまった。
やはり上流へ行った方が多く釣ってきていた。前日試釣で魚の量を確認していたらしい。
前日試釣までして勝とうと言う気持ちの差が釣果に現れた気がした。
来年はしっかりと試釣しよう。


tom


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