三名湖で例会。

今年の梅雨はカラ梅雨なのか?
いつもの憂鬱な天気が続かない。
そのせいか、この夏は水不足が心配されている。
その影響は、我々釣り人にも及ぶことになる。
毎年6月の例会場所は、群馬県藤岡市にある三名湖で行われる。
例会の前々日の夕方に土曜の仕事が空いてしまい、急遽前日試釣が可能になった。
これは行くしかない!
すぐに、深谷在住の友達に電話を入れ、同行の依頼。
楽しい2日間を過ごすことが出来た。


6月18日(土)
この日は前日試釣。
釣り場はがらがらで何をやってもよくウキは動いた。
特に12尺の浅ダナ両ダンゴは楽しかった。
9尺〜11尺のチョーチンも、ヒゲ、タピオカセットを試す。釣れるには釣れるけど、浅ダナ両ダンゴには敵わない。
例会本番は、12尺の浅ダナ両ダンゴしかないな、という答えが出て試釣を終えた。
同行の友達は、18尺チョーチン両ダンゴで77枚も釣っていた。


6月19日(日)
現地に4:30頃着くと、車の駐車スペースが無いほど多くのお客さんで賑わっていた。
出舟順番は60番目位。
意中のポイントは人気のない所なので、いつもだいたい空いている。
まあ、後から入って一杯にはなるのだが。
この日もやっぱり空いていて楽々入れた。
中央ロープ、二の入りと金市田の間辺り。
しかもこの日はいつもより混雑感がない!これは大きなアドバンテージだ。
この日は朝一から飛ばして行くつもりだ。
すぐに支度を整える。


竿 12尺
タナ ウキ〜オモリ20〜80センチ。
道糸 1号
ウキ 葉舟・楓浅ダナ 60ボディー6センチ。細パイプトップ、カーボン足。
ハリス 上下0.5号、25ー35センチ。
針 上下5号。
グルダンゴ2+ベーシック1+しめかっつけ1+水1
タッチはネバボソ。
まずはウキ下30センチ。
釣る気満々で、6時ちょい前に打ち始める。
序盤は馴染み切り。
前日は1投目から触っていた。
今日は、それはないだろうと、構わず馴染み切りをしていく。
すぐに触りが出て来て、1枚目が釣れてくる。
2枚目もすぐに釣れてくる。
触りもトップ付け根で出ていていい感じだ。
餌が持たないことが多くなるが、ギリギリ持つようなエサ付けを心掛ける。
トップ先端まで持たせるようなエサ付けでは、馴染みながらの触りも乏しく、先端付近で当たっても、当然のようにカラになる。
魚はいる。
その割りにアタリが少ない。
前日は、餌が合わないとカラツンの嵐だったが、この時は違った。
アタリ数が少なすぎる。
1時間で5枚。
その後3枚追加して全く釣れなくなってしまった。
魚は居ると思ったのでヒゲも試したがダメ。
8時前に見切りを付け、チョーチンセットの準備に入る。


竿 11尺
タナ チョーチン
道糸1.2号
ウキ 葉舟・槐PC1.2mm 10ボディー10センチ、トップPC1.2mm、カーボン足。
バランスは食わせ付で5目出し。
ハリス 上0.6号10センチ、下0.5号40センチ。
針 上極みヤラズ9号、下角マルチ5号。
バラケ
粒戦1+とろスイミー0.5+パワーX1+水2+セット専用1+GTS1+段底1
クワセ
タピオカ。


この餌が出来上がるまで、両ダンゴの残りエサとヒゲで打っていたが触りさえもなし。
少し不安だった。
前日はチョーチンはヒゲの方が釣りやすかったのだが。。。
気を取り直して、食い渋れば、このセットで釣れるはずだと、自分に言い聞かせる。
しかし、
チョーチンセットで打ち始めて40分間はノー触り。
自信を無くし始めた頃に、微かに触り。
そして、縦誘い後のダッと言うアタリで久々の追釣。
やっと9枚目がフラシに入る。
もう少しで1ボールが無くなろうとしていた。
チョーチンは寄り始めるとアタリが続く。
それまで触らなかったことが嘘のように急にアタリが連発。
あまり開きすぎは良くなさそうなので、パワーXベースからセットガンベースにバラケを替える。
ハリスも細かく調整して、37センチに、針を角マルチの6号。
あと、この日はクワセの針付けのサイズも重要なポイントだった。
普段は下のハリスを張らせる目的で、大きく取ったウドンを刺しているが、この日は5ミリ角と、自分としては小さめに好反応を示した。
これらの変更などでペースが上がり、12時で55枚になった。


この日の注意点は、待ちすぎ、バラケの開きすぎ、バラケの重さ、ウドンの大きさ、だったように思う。
途中、細粒入りのブレンドを試したり、追い足したりしたが、上からのアプローチに欠けるのか、魚が下ズルのか?
あまり良くなかった。
誘いは基本3回までとし、魚の寄りの厚みをキープした。
釣れてくる魚を見て、誘い方や待ち方を変える工夫もした。
黄色味かかった肉厚の良型の時は、2、3回の誘いで、沈没していたトップが2、3目出しまで上がってきたら、誘わずに待っていると5、6秒以内にドカッと入ることが多かった。
逆に小さめな新ベラっぽいのが回ってきたときは、餌を大きめにラフ付けして、上からのアプローチをしつつ、タナにもある程度のバラケをぶら下げるイメージで、誘い途中のクワセが動いてる時にアタッてきた。
好調に釣れていたが、1:30頃から急に気配が薄くなる。
そして、その10分位に突然の雨。
気圧の変化についていけないのか?ガクンとペースが落ちた。
そこで、ハリスを最長で55センチまで伸ばし、針も5号に落としてみた。
バラケも締めてみたり、開かせたりとウキの動きを見ながら調整していく。
結局、針は6号、ハリスを45センチにして、元餌を大きめに、かなりラフに付けて、2目馴染み位の浅馴染みで釣っていった。
いつもなら2時頃から食いがたつのに、この日は逆だった。
でも、最後まで集中して釣ることが出来た。
76枚 48.7キロ。


朝は前日とのギャップにどうなってしまうのか、と心配になったが、自分的には上出来な結果となった。
例会は優勝出来たが、前日の友達の釣果に1枚及ばなかったのは悔しく思っ
た。


tom



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