平日にふらっと豊英湖

色々な噂を耳にしていた豊英湖。
ホントに終わっちゃうの?
なんて話をしながら、その内、時間合わせて皆で行こ〜と、言っていたのが確か、9月上旬。
それから、なかなか皆の時間が合わなかったが、やっと足並みが揃い急遽釣行が決定した。


10月6日(火)
台風に秋雨前線と一雨ごとに深まる秋。
房総の秋は好きだ。
紅葉にはまだ早いが、釣りをしながら周りの景色も楽しめる唯一無二の釣り場、豊英湖へ、ここのblogに登場する葉舟さん、こうじさんと3人で向かう。
4時に葉舟さん宅を、3人で出発。
今までに有りそうで無かった3人での釣行にテンションも上がる。
アクアラインを越えるとあっという間に豊英湖へ到着。
こうじさん運転お疲れさまでしたm(__)m
自分達の他には10人程の釣り客。
翌日の例会の試釣のようだ。
ボート桟橋に降り、1日お世話になる舟選びをしていると、スノコの痛んでいる物が多かった。
荷物を積み込み座敷を作って、さあ出発〜とオールをクラッチに刺そうとしたら、クラッチがない(^-^;
余程お客さんが来ないのか、運営側にやる気がないのか?
釣り場の衰退は、色々な理由があると思うが、何とか踏ん張ってもらいたい。


桟橋を離れ本湖方面に舳先を向ける。
3人でどこに入ろうか話ながらゆっくり進む。
湖面を見ながらモジリを探す。
堀切をくぐり抜け、公会堂、仲台、立木、エヅケ対岸、八幡台橋とモジリゼロ。
あれれ?(-_-;)
でも、沢口入り口付近でモジリ発見。
近寄って見ると岸近くでもモジっている。
ここで決まりとなり、どちらかと言うと夏場に人気のポイント沢口突端で竿を出すこととなった。
突端に葉舟さん、自分、こうじさんと沢口に向かって並んだ。
準備をしている最中でもモジっている。
高まる気持ちを抑えてゆっくり支度をする。
3人で協力して魚のいるタナ探し、と言うことで三者三様の竿の長さにした。
葉舟さん16尺、こうじさん18尺。


竿14尺
タナ、チョーチン
ウキ、葉舟・紅グラスムク11ボディー11センチ、グラスムクトップ、竹足。
ミチイト1号
ハリス上下0.5号 60―80センチ。
針 上下5号。
餌は両ダンゴ。
3人とも同じ。


第1投は7時頃だったと思う。
モジリの感じからして、誰かしらアタリを貰えるだろうと思っていた。
たまにモジルものの、だんだん舟から遠い湖面で波紋が出来る。
さっきまでのモジリは営業なの?
営業に出掛けてっちゃって、ここにはもういないんじゃないの?
なんて話をしているうちに、アタリの無いまま2時間が経過。
白鳥に入っている人はたまに絞っている。
ん〜、早いとこ見切りをつけないと、ヘラブナの顔を拝まずに1日が終わってしまう。
竿を変えながら探ったものの気配を感じられなかったので、満場一致で移動を決行。
本湖を離れ、ボート桟橋を通過して川又で舟を止める。
赤松対岸に入ろうかとも思ったが、良い感じで3人が並べないので、川又突端にこうじさん、崩れ横に葉舟さん、二人の間にちょうど竿がふれそうな所があったので、私がそこに入った。


準備をしている間に昼を過ぎた。
竿11尺
タナ チョーチン
ウキ 葉舟・紅グラスムク10ボディー10センチ、グラスムクトップ、竹足。
ミチイト1号
ハリス 上0.5号18センチ、下0.5号65センチ。
針 上8号、下3号。
バラケにグルテンのセット。
少し現実が見えてダンゴは諦める。


バラケ
粒戦0.5+夏1+天々1+水2+段バラ2+マッハ2
食わせ
わたグル
こうじさんは18尺、葉舟さんは16尺。
何はともあれ型を見たい。
ここでも協力しあって魚の気配を探った。
馴染み切りを繰り返すも11尺は全く気配を感じられない。
1時間は続けようと黙々とエサ打ちをする。
しかし、川又周辺は実績のあるポイントだが営業モジリさえもない。
ホントに大丈夫なの?
3人の頭の中にO.D.Kの三文字が(^-^;
でも、そんな心配をよそに釣れないのに楽しい時間が過ぎていく。
葉舟さんが、何か気配を感じとった瞬間アタッたらしく、鋭く合わせた。
この日初めてのヘラブナは40センチ近い大型。
釣れてくれたヘラブナに感謝(^○^)
そそくさと11尺をしまう。
竿17尺
タナ チョーチン
ウキ 葉舟・流星パイプ13ボディー13センチ、中太パイプトップ、竹足。
ハリス 上0.5号20センチ、下0.5号65センチ。
針 上8号、下3号。
竿を伸ばし、バラグルで何とかアタリを見た〜い。
一足先にO.D.Kを脱出した葉舟さんは余裕の構えで鼻歌が聞こえてきそうな雰囲気だ。
こうじさんは、触りがあるらしく、『おっ』と言いながらアワせている。
程無くして竿が大きく絞りO.D.K脱出。
やりましたね〜と声を掛けてる自分はこの時点で、それらしい触りがない(T_T)
タナは間違いないはずだが、反応が悪いのはバラケかな?と思い、それまで使っていたものに手水を打って、マッハを一掴み入れてみた。
それまで、ウキが動かなすぎたので、シメシメに締めていて、開きが悪かった。
すると、数投後に触りが。
ただ、触りが出ただけなのにドキドキ。
引っ掻くと致命傷になりかねないので、臭い動きには手を出さないようにし、待ちすぎないように次の投に期待する。
下ハリスのナジミ切り際にズルっと入ったものに手を出すとガツっと針掛かりし、両サイドから祝福されるもアッパーでガックリ(T_T)
O.D.K脱出をなかなか達成出来ない自分を尻目に、両サイドは1枚ずつ追加。
しかも、こうじさんは、よくアワせている。
ボソのバラケにしてから、ムラはやっぱり有るものの、時折触りが出るようになり、その触りも下ハリスの張りかけの時なので、ハリスを65センチから75センチに伸ばす。
すると、それまでよりも張り切るまでの時間が長くなり、それにともない触りも増えた。
フワッ、ガチッ!
ハッキリとしたアタリにアワせると、穂持ちまで水中に引き込まれ、強い引きを楽しんで、やっと型が見られた。
長さはないが35センチ位のずっしりと重いヘラブナだった。
釣れてくれたヘラブナに感謝(^○^)
何とか、私に釣らせてあげたいと、念じてくれていたお二人にも感謝(^○^)
その後、各自1枚ずつ追加して、16時に竿を仕舞った。
葉舟さん、こうじさんは、40センチ以上の型モノをゲットした。


釣果はとても少ないながら、とても楽しい1日を過ごせた気がした。
こんな釣りも有りかな?
なんてことを思いながら、次はいつ頃来ようかな?と考えていた。
西に傾きかけた夕日が照らす山々は、晩秋に向かって少しずつ色づき始めていた。
次は紅葉の三島湖かなぁ(^^)


tom


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