M−1cup予選、隼人大池

4月29日(水)


マルキュー主催のトーナメント『M―1cup』。
その予選会が隼人大池にて開催されたので参加した。
試釣は大会の3日前の日曜日にしたが、全く釣れなかった。
試釣なので、色々試したのだがアタリらしい動きは数えるほどで、2枚しか釣れなかった。最悪(T-T)
この時はあえて旧池で試したのだが、新池に比べて魚の薄さを感じずにはいられなかった。
どうか、新池が当たるようにと、祈るような思いで当日を迎えた。


そして当日。
会場の隼人大池には沢山の参加者で賑わっていた。
みんな口々にヤバいよと言っている(>_<)
まぁ、試釣の感じはみんな同じだろう。
そして運命の座席抽選。
自分が引き当てたのは新池の岡っぱり。
うーん、微妙(*_*)
新池で試釣をした人に話を聞くと、岡っぱりでもチョーチンで釣れていて、竿は11尺と教えてくれた。


座席につき、準備をする。
竿 11尺
タナ チョーチン
ウキ 葉舟 「 創・浅ダナPC 」 7ボディ―7センチ、0.8㍉系PCトップ、カーボン脚。
バランスは食わせつきで先端1目半出し。
ミチイト1号。
ハリス 上0.5号7センチ、下0.4号40センチ。
針 上8号。下3号。

バラケ
粒戦1+トロスイミー0.5+セットガン山1+水2+セット専用1+GTS1+軽麩1
クワセ
力玉大粒さなぎ浸け
試合開始は6:30位だったように思う。
予定よりも早い開始となった。
試釣では、とにかく大バラケを打ちまくって魚っ気を感じるような釣りだったが、どうもそれが正しいとは思えなかった。
なので、最初は普通に餌打ちを繰り返していく。
隣の人の段底が、いきなり絞った。
しかも、その後も動いてる様子。
あと、並びでは両グルの底釣り。
チョーチン、沖宙は皆沈黙。
覚悟はしていたが、その通りになってしまう。
集中力を切らさないように餌うちのリズムを守るようにしていく。
40分位たった頃だろうか、微かにウキの立ちがゆっくりになる。
少なからず魚は居るみたいだ。
バラケは最初からタナよりも上で抜いてしまっている。
その抜き方も、水面直下で抜くものからタナで強制的に抜くものまで色々試すが、何となく気配を感じるのは水面直下に近いエリアで抜くもの。
そこを徹底的に大きめなバラケで攻めていると糸ズレのような動きが出てくる。
下手に引っ掻いたりしたら台無しなので、無駄な動きにはアワせない。
まるで野釣りだ。
しかし、これは!ってアタリが出ないのだ。
ハリスを詰めたり、伸ばしたり、針の号数も変えたりするも打開策にはならない。
キビシ〜(>_<)
気を付けてはいたが、引っ掻いてしまうことが3回ほどあった。
確実に食わせるためにハリスは40センチに固定する。
それでも、魚が回ってくると気配は感じることが出来る。
そんなときは、執拗に誘いをかけ待つ。
そして、誘ったあとに沈むトップが微かに入ったような?
半信半疑のアワセで待望の1枚目。
ヤッター凸を逃れた〜
そんな気分だった。
しかし、それから10:30の休憩時間までに竿は曲がらなかった。
途中、8尺チョーチンの人が頻繁にアワセ出したので自分も即座に8尺を出したが1回カラをもらったのみ。


休憩時間に友達と話をするとみんな苦戦していた。
試釣では無いと思っていた浅ダナが釣れているという情報も入った。
友達は後半はメーターをやると言っている。
ここまでに1枚の自分は釣り方を変えなければ望みはないハズなのに、まだチョーチンでいこうと思っていた。
しかし、後半開始直後に目が覚める。
後半スタートの時点で自分のいるブロックのトップが4枚。
スタートは10尺チョーチンで抜きのセットだ。
11尺でやっていて、どうもタナの違いを感じていた。
後半がスタートして間も無く右の方の人が絞る。
あまり見ないようにしていたが、立て続けに絞る。
もう、気にせずにはいられなくなりその人のタックルをチェック。
なんと、メーターセット。
竿は10尺位か。
自分も即竿を仕舞って10尺のメーターセットをやろうと竿を探すも10尺のメーター仕様が入ってない。
ここで13尺を出せば良かったのかもしれないが、8尺のメーターセットを選択。
風も向かい風だったのもあるが。


竿8尺
ミチイト0.7号。
ウキ 葉舟 「 樹・浅ダナ専用ウキPC1mm 」4ハリス 上0.4号6センチ、下0.35号30センチ。
針 上8号、下3号。


バラケ
粒戦1+トロスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+段底1
チョーチンで使っていたものをそのまま流用する。
クワセも同じ力玉大粒のさなぎ浸けだ。
餌をしっかり馴染ませない抜き系の釣りで攻めていく。
釣れている人のウキを見てみると、バラケを半抜きにして少し待っている。
でも、高い確率でアタリフィニッシュだ。
浅ダナにして10分くらいで触りが出てきた。
直ぐにカラをもらい、やる気が出てくる。
やがてガツッとアタリ待望の2枚目。
それからウキがよく動くようになる。
しかし、抜いた方が良いとも言えない感じがしたので、パイプトップのウキに変えて様子を見る。
時間がないので、考えついたことは即実行に移す。
ここまでに5枚。
右の浅ダナの人は見える範囲でずば抜けているので、恐らく全体の釣果で抜けていくだろう。
なので、その人を抜いて残りのメンバーの中でトップになれば予選突破になる。
ウキを「 紅・カーボン脚 パイプ 」 4 に変更
タナでバラケを抱え少し耐えてもらう。
針を重い角マルチ3号に。
ハリスを35センチに。
その1投目馴染んでフッと触ってそのままズバッとヒット。
これだ!
と思った。
土壇場で正解見〜っけ(^o^)
みたいな気持ちになる。
しかし、甘くはなかった(*_*)
多分、竿の長さもあるのかもしれないが、パタッと魚っ気が消えてしまう。
ボソッ気のある餌は試釣の時から良くなかったが、この時も同じだった。
柔らかくまとまりの良い餌に反応が良かったように思う。
難しかったのは魚の量と、風流れにより餌の持たせ方を考えなければいけなかった。
ポツリポツリ拾って9枚。
残りは30分位だったと思う。
この頃から急ブレーキ。
ハリスを長くしても好転しないが触りは貰えるので、ウキを変更してアプローチを変えてみる。


プロトタイプのグラスムクトップのウキにして、下針はコムの2号。ハリスを50センチに。
バランスはクワセつきで先端1目半出し。
使っているバラケに粒戦を大量に投入し、縦方向のバラケに。
下のハリスが張り切るまでに煽られない場合は即切り。
超ハイテンポな餌うちリズムだ。
餌は小指の先程度の小餌だ。
タナよりも上で抜いて早いアタリを出したい。
結果からみてこれは失敗だった。
最後の大詰めでの痛い失敗だったが、この日の壊滅的な激渋地合いの中では、手探りで何かを掴み手繰り寄せないと、抜け出せないのでしょうがないかなぁとも思う。
結果は9枚で800グラム足りなかった。
でも、メーターである程度は追加できたので良しとする。


tom


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