全面氷結

1月19日　　7:00
今年の冬は、とにかく｢寒すぎ｣
自宅至近の公園池、常連大先輩「ここ何年こんなにまで凍った事は無い」と
私も始めての体験。
通称「こたつ」と呼ばれる北側の一部、ここだけ凍ってなく常連大先輩三名、
9尺10尺を振っていますが、時々薄氷の上に餌がのりあげ苦労しています。
暫く後ろで見物し、一旦帰り出直しです。

9:30　　バックを担ぎ公園池到着、同年代の常連が「氷割り」の真最中で
私も手伝い、何とか数人分の確保が出来、それではと店開き
池西側に釣台設置、此処は午後から太陽の関係でウキが見づらく成りますが
風が無ければ「こたつ」の次に暖かなポイント。
氷の割り具合から見て「16尺かな･･･」
暫くは「サワリ、アタリ」は貰えないだろうと覚悟の上でやってみます。
16尺、0.6号道糸、0.3号ハリスに上下サスケの4号を40×47cm
ヘラウキは　葉舟「柊・底PC1ｍｍ」8号　下から3目オレンジ沈めの餌落ち
ボディー下部をより絞ってある為、かすかなサワリがPCトップに表現されます
「おっ、今サワッタな」てな感じでワクワクさせてくれる底釣用ヘラウキです。
餌は両グルテン、わたグル0.7に新べらグルテン0.4、水１
この後氷が解けて、冷たい水が底に下がるでしょう、そんなで「バラケ」は不要

10:20　　開始しましたが、小一時間「生物反応ゼロ」
時間とともに常連が次々来、隣に入ったU輔（某一流大学、就活の合間の釣り）
開始まもなく「アタッタ！！」　　　　「マジかよ」
自分の手を休め、U輔のヘラウキを凝視、「ハァ〜、返してる」「カチッ」
空振りの次投、池全体での一枚目、皆からの視線、野次や冷やかしが飛び交う
こっちは未だ何も動かないのに、数メートル隣で「焦るョ」
12:00　　気が付くと、池の氷が全て解けています。
私も何とかアタリをと「餌の大きさ」「硬軟」「棚のズラシ」等など
お手上げです、隣のU輔、時々合わせてます、「アタッタ！」とか言いながら

14:00　　U輔がこの後「バイト」なのでさき上がります。（進学塾の先生）だと
こりゃダメか〜、諦めかけたとき、「ヌヌッ、サワッタ、で、カチッ！！」
ヤリ〜ッ、一つ目、引き寄せた瞬間「ガッ！」口周りの「スレ」
俄然やる気満々、先ずハリスを35×40cmへ詰めて、棚の計り直し
「それじゃまた」U輔が帰りかけたとき「お疲れ」でヘラウキが半目「カチッ」
ゆっくり引き寄せ今度は下針、センターに「ホッ」と一息
それから約30分、夢のような世界、「入れアタリ」
怒涛の3連荘を含み、一気に加速です。
真冬の太陽が、左前方にあるので「サングラス」左手で陽をさえぎり
両グルを小さめに付け、2目ナジミ「クックッ」と返してきて「ツッ」半目の
極小アタリ、でもしっかりアタル、ゆっくりゆっくり引き寄せて「サンキュ〜ッ」
15:20　　終了です　　
全面氷結から一日、7枚のヘラブナに遊んでいただきました。

翌日20日　　この日は何時ものお気楽仲間と「椎の木湖」の予定
ところが「ヤス」｢浦部チャン｣は「イカが釣れだしたので椎の木キャンセルです」
「サワチャン」は「仕事が忙しく」此方もキャンセル。
私一人釣行となりました。

4:00　　入場順番取りでこの時間、それでも先に7名、予約は140名
この時点で、北風背からのゴルフ場向きは無くなりました。
天気予報はそんなに風は無いような事を、それを信じて5号桟橋渡り手前
この位の風は、この時期「税金」と言い聞かせ、風向かいに店開き
実は、入場前から北西風が来てまして･･･

釣果記録を見ると「段底」俄然有利、でも私は「チョウチン抜きセット」
着座と同時に「ストーブ」点火、次に粒戦0.5、トロスイミー0.5に水1を
12尺、0.6号道糸、0.4、0.3号ハリス、サスケ5号、4号、10×75cm
ヘラウキは　葉舟「創・浅ダナPC 0.8mm」6号　
タピオカ細めん一つで２目半出し、サナギ玉で3目出しに餌落ち設定
風、波を想定し、餌落ちチェックを入念に、「普段こんなもんだろ」ですが

7:10　　既に容赦なく正面からの「風」めげずに開始です　
サワリが出るまで回転良く「打ち返し」
突然、波間にトップが「消えた！」半信半疑「軽く」合わせると
確かな手応え、いきなりの事に自分でも「おッどろいた」1枚目
おそらく、まだまだ動かんだろ〜「油断してました」サワリを見逃してた
「波」「うねり」の中でサワリが判るんで「とても面白い」
常に手前に流されますが「ンッ」と思うとサワッテるんです
馴染むはずの、3目オレンジが微かに出てる、「アタレ」独り言「ズン！」
手前に流された仕掛けを、落としこんだ位置まで大きくアオってもどす
ナジミきったトップ、一瞬波間で止まったような気が「ズン！」

12:00　　此処まで何とか15枚、いよいよ「風」が強くなってきた･･･
今までは時々「風」と「風」の間がありましたが、この頃より一段と強さが増し
向かいの3号桟橋から餌ボールが飛んでくるは、呼吸しづらいわ
12尺の竿振りも、ままならないときも出てきました
集中を欠いた時間があり、「くじけそう」にもなりましたが

13:40　　「気合」を入れなおし、駄目もとで　8尺チョウチン･･･
ライン関係は12尺と同じ、バラケ、喰わせ餌も
ヘラウキは　葉舟「創・浅ダナPC 0.8mm」5号　餌落ち位置も6号と同じ
「波」｢うねり｣に負けるか？
サイズに迷いはございません、5号で、ラストまで
偏向グラス越しに、餌打ち下に「ヘラブナ」が何枚か見えて気ました
「うねり」の中にタピオカを一つ支えた「創・5号」が「消えた！！」
合わせた瞬間「本当かヨッ」久しぶりのヒット！！
8尺「正解」？
ビックリするような「アタリ」何度か頂きました。

15:00　　終了です　　22枚　19kg程の釣果　
「風」「波」「うねり」に流されてきた、本日の回収物
「餌ボール3個」「椎の木玉網1本」「コンビ二レジ袋2枚」等
途中「くじけそう」になりましたが、最後までやった結果、場内放送3着
　　「628番」　　おまけつきでした

　　　こうじ　　　(^0^)//

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