強風の一日

「葉舟とゆかいな仲間たち」にブログを載せている「ｔｏｍ＆るみるみ」に
2人目の可愛い女の子が誕生しました。
名前は璃音（りの）ちゃん。長女の名前は璃子（りこ）ちゃんです。

前日に釣友の「タカ」から、明日休みが取れたので弥五郎沼にでも行ってみま
せんかと誘いのＴＥＬが入った。
私も行ってみたかったので、即OKの返事をした。
弥五郎沼には以前一度釣行した事があった。

11月27日（火）
朝5時に目を覚ますとかなり強い風が吹いていた。
弥五郎沼は大きな池ではなく、周りは高い塀で囲われているので強風でも心配は
ないだろう。
7時。約束の時間に「タカ」が到着。
4号線に出ると朝の渋滞に入っていた。
冬は朝早くからやっても食いだしが遅いが、釣り場に行くまでに渋滞にはまって
しまうので6時前には出ないと駄目だ！

到着したのは8時を大きく回っていた。
「あれ・・・車が一台も止まっていない・・・いやな予感がしてきた」
入り口に行ってみると、火曜日、定休日の看板が・・・
せっかく来たのに休みでは仕方ないので、近くの釣り場に行ってみるしかない。
何せこの強風では釣り場が限られてしまう。
うさぎ谷津が近いが、風には弱い。
道路側の桟橋が空いていれば、風が背になるので行ってみることにした。
到着したのは9時15分。
道路側の桟橋が空いていたが、暫く先着者の釣りを見ていると、この時期にし
てはウキの動きが良い。
しかし釣れてくるへらは6〜7寸と型が良くないので相談の結果神扇池に行く
ことにした。

神扇池に到着したのは10時を回っていた。
風が強いせいか釣り人も少なく20人ぐらいが竿を振っている。
時間も無いし何処に行っても同じだと神扇池でやることにした。
この釣り場は10時40分頃になると半日料金になるので、20分ぐらい待って
入場。

西桟橋の真ん中から先が空いていたので、隣の方に挨拶をして釣り座を構える。
周りを見渡すとスノコを立て掛けて風を避けているので、私たちも真似をして
スノコを2枚立て掛け風を避けることにした。
ここのスノコは大きく重く頑丈に出来ているので、この風でも倒れないと思っ
たが、支度をしているといきなり強い風が吹き倒れてきた。
倒れないようにスノコの前にバックを置き準備完了。

竿；8尺
仕掛け；道糸0.8号　ハリス上0.5号　8㎝　針5号　下0.3号　43㎝　針3号
エサ；ペレ匠顆粒120cc　水240cc　
　　　鬼武者240cc　若武者240cc　→　ペレ匠ダンゴ120cc　
　　　下針にタピオカウドンポンプ出し。
へらうき　葉舟　「紅・カーボン脚」 6号（風が強いので少し大き目を使う）

　
回りを見渡しても段底か短竿チョーチンの人が多く、浅ダナでやっている人はい
ない。
この風では無理かと思ったが、浅ダナで攻めることにした。

ますます風が強く感じられる中、11時20分タナ1本、ウドンを付け3節出しで
一投目を打ち込む。
この風の中ではすぐにアタリがでないと思い手返し良く打ち込みに専念する。
10投ぐらい打ち込んだ頃に魚の気配が感じ取られた。
2〜3投後にいきなり2節の良いアタリ。
乗ってきたのは尺オーバーの新ベラ。
強風の中浅ダナで大丈夫か不安だったが、いけると感じた1枚だった。

次投を打ち込む。まだ魚の寄りが少ないのか、サワリはあるがアタリに結びつか
ない。
バラケガ付いている時はサワリがあるが、バラケが切れるとサワリも無くなって
しまう。
風流れでバラケとウドンがシンクロしてないようだ。
それでも20分ほど経過した頃にはアタリも頻繁に出るようになってきた。
魚がかかった時はいいのだが空振りした時は凧揚げ状態だ！！

3枚釣った頃からカラが出るようになってきた。
おそらく風流れでハリスが斜になっているせいではないか？
ハリスを40、35㎝と詰めていくと、アタリが遠くなるので元の43㎝に戻す。
ウキも5号にサイズダウンしたが、オモリ付加があったほうが、タナに早く入
り、いくらかでも流れに耐えられ、アタリも出やすいような気がしたので元の
6号に戻した。

隣の「タカ」は8尺チョーチン。
魚が寄ってきたのか、合わしている。
「どうだい、タカ」
「力玉ハードでやると反応が良いです」
「私も使ってみたい」と貰ってやってみると良いアタリで乗ってきた。
「いいね〜このハード。色が良いのかな、私にも買ってきて」
「今行っても無いです。夏限定品だから」
「夏専用に出したんだよね、いいよそれをくれれば」
「駄目です」と言いながら・・・
「好きなの使ってください」と力玉のビンが5〜6個出てきた。
「こんなに色違いが売ってるの」
「5色ぐらいあります」
と赤色の大玉、小玉、黄色の大玉小玉と使ってみた。
赤玉はイクラを使っている感じ、渓流に行って山女が釣れるのではないかな？
さすが青色は釣れる気がしなかったのでパス。
赤色と黄色も使ったが、最初に貰ったハードが反応は良かった。

1時頃までに9枚。
タピオカウドンが針から切れたらハードと代わる代わる付けてみた。
タピオカウドンで5枚、ハードで3枚、バラケに1枚と何が良いのか分からなく
なってきた。最終的に何が良かったのか楽しみだ！

残り2時間半。30枚はクリヤーしたい。
アタリも一節ぐらいの良いアタリを合わすが乗ってこない
2節から消し込みアタリを合わしていくと乗る確率がアップする。
ダンゴに乗ってくるのは、ほとんどが消し込みアタリ。

1時半頃に北西から北に変わってきた。
北に変わった時いくらか風が弱く感じられた。
抜くとあたらなかったが、流れが弱くなったせいかバラケが落ちた直ぐに軽く
縦誘いをかけると2節の良いアタリで乗り出してきた。
風が弱くなったので、バラケとウドンがシンクロしたせいだろう。
3〜4枚釣ったが、つかの間、北風が強くなってきた。

２時までに10枚を追加して19枚。
タピオカウドンで9枚、ハードで6枚、バラケに4枚と最終的には何が勝つのか
面白くなってきた。

残り1時間半で11枚をクリヤーしたい。
風は強いが後ろに立てかけたスノコが風を避け、前から太陽が当たるので暖かく
感じられる。

突然「タカ」が「山下さん、前を見てください」
なんとスノコを5〜6枚立て掛け周りを囲んでいる。
まるで要塞のようだ！
これを見て二人で大笑い。
ウイークディーだからできることだ。

3時までに8枚を追加して27枚。
残り時間30分。後3枚。
30分あるので楽にクリヤー出きると思ったが、そうは簡単にいかない。
カラも多くなってきた。乗ったと思ったらスレと枚数が伸びない。
3時15分で29枚。

何とか後1枚を釣ろうと思うが、焦る気持ちと裏腹にあたらなかったり、アタリ
があっても空振り。
と思うようにはいかないもんだ！

諦めかけた3時半、終了の放送と同時にヒット。
最後手こずったが目標の30枚をクリヤーできた。
夏限定のハードがこの寒さの中でも健闘し、使える事が判明（でも売ってない）
タピオカウドンで13枚、ハードで11枚、バラケに6枚。
タピオカウドンが僅差の勝利で幕が下りた。
（何を考えているのかネェー、釣れればなんだっていいじゃない）

弥五郎、うさぎ谷津、神扇池と回ったが、結果的には型も良く、しかも新ベラが
混じり、神扇池に行ったのが正解だった。
これからは寒さも増し厳寒期の釣りに突入だ！

葉舟

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下記アドレスにて、是非一度、御観閲下さい。

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