丹生湖で例会

週間天気予報で、日曜日に雨マークがついていると、週末に近づくにつれ少し
憂鬱になる。
雨の中の釣りは嫌いじゃないが、うっとうしいのも確か。
まして、ボート釣りなら尚更。湖上の自由が制限される。


6月17日(日)
午前中は傘が必要な予報の中
ワイパーを使いながら関越を走る。
毎年、6月の例会場所は群馬県富岡市の丹生湖で行われている。
大好きな釣り場で、毎年楽しみにしている場所の1つ。
長竿の両ダンゴのイメージしかないが、今年はちょっと試したい釣り方もたく
らんでいる…( ̄▽ ̄)b


釣り場が近づくにつれ、ゆっくりと明るくなるが、雨足は強い。


この日の所属会の参加人数は8人。
深刻な人数不足に頭を悩ませている。
へら鮒釣り全体を見ても減少傾向に歯止めが掛からない。


毎年、出舟順が遅い。
出来れば一の沢中央ロープに着けたい。
雨の降り止まぬ中、続々と舟が出ていく。
やがて、自分達の順番になり一の沢中央ロープを目指して漕いでいく。
以前は堰堤寄りから埋まっていくのに、今年は手前から埋まっていく。
堰堤寄りに仲間4人で並ぶことが出来て、早速支度に取りかかる。


竿 21尺
タナ チョーチン
ミチイト 1.2号
ウキ『 葉舟・紅グラスムクトップ13 』ボディー13㎝、竹脚。
バランスは、針なしで1目沈め。
ハリス上下0.5号 55ー70㎝
針 上下バラサ6号


釣り方は両ダンゴ
ガッテン2+天々2+パウダーベイト1+水1


6時45分頃、雨足の強くなる中静かに第1投。
まずは作りたてのボソを、待つことなくひたすら打ちまくる。
アタリ出しはいつも遅いので、みんなでたわいもない話をしながら、のんびり
ムード。


予報では午前中一杯は雨。
大型パラソルが邪魔だが仕方ない。


30分位経過した頃、回りからアタリがないとボヤきが聞こえてくる。
雨が悪影響なのか?
それでも、先に埋まっていった手前側はドンドンフラシが下がっていく。
8時を過ぎた頃、ようやく馴染み際に変化が。。。
しかし、触りらしき動きは弱い。
馴染み切ったトップを軽く煽る。
フワッとトップ中間くらいまで浮上し、再び馴染む時の速度がゆっくりになる。
グリップを強く握り構えた瞬間にズッと、ムクトップが2目入って第1号が釣れ
てきた。
更に追釣を狙って小エサで打つが反応が弱い。
手水でシットリ系は良くなさそうなので、元エサを軽く丸めてエアを含ませた
状態で針付けする。
しっかり馴染みが出るように、チモトは指先に力を入れてガッツリ。でも、エサ
玉の下部はいじらずにフリーに。
この、接点を見つけてからは触り、カラツンが増えてきた。


カラツンを減らそうと小エサにしたり、指先を濡らして微妙にシットリさせると
アタらなくなってしまう。
接点が狭いと言うか、魚が薄い。
周りも特に絞っている人は居ない。
半ばこの釣り方に限界を感じながらもウキは動くので、ポツポツ絞りながら続け
ていた。


朝から降り続いていた雨も11時位には上がり、とてつもなく晴れてきた。
気温もぐんぐん上がり、雨よけの傘がそのまま日傘になった。


釣状が上向かないので、試しに竿を短くして、セット釣りをしてみる。


竿11尺
タナ チョーチン
ミチイト1号
ウキ『 葉舟・結・短竿チョーチン専用ウキPC1㎜ 』 5号
バランスは、食わせを付けて先端から2目程出ている位置。
ハリス上0.5号8㎝、下0.4号65㎝
針 上アラシ8号、下コム4号。
バラケ
粒戦1+とろスイミー0.5+パワーX1+水2+セット専用1+GTS1+スーパーD1

食わせ 力玉サナギ粉漬け


丹生湖では初めて試す抜きチョーチン。
近年は、短い竿では釣れないと言われていたが、居ないことないよなぁ〜と思っ
ていた。
打ち始めは親指大の大エサをバンバン打つ。
15分位たった頃、僅かだがウキの馴染み方がスローに。。。


基本的にバラケはウキが馴染むまでに全て抜けている。
たまに、ウキがギリギリ沈没するくらいまで持たせたりもする。
やがて、弱いながらも触りのようなアタリが出てきた。
合わせてもカラブリなので、恐らくジャミが動かしているものと思われる。


それでも、打ち続けていると何となく触りが変わってきた。
バラケが抜けて、食わせのみの馴染みがゆっくりになり、馴染み切る手前で
ブレーキが掛かる。
理想はここでアタらせたいのだが、アタらずに馴染み切る。
そっと、縦誘い。
浮上したトップが、またゆっくり馴染んでいく時に神経を集中させる。
一瞬、馴染む速度が速くなった。
軽〜くアワせるとガツッとヒット!!
それまで21尺で釣れていた魚よりも二周り程デカイ地ベラが上がってきた。
釣り方を変えてから40分くらい経っていた。
それから、ポツポツ釣れていく内にカラツンが増えてきた。
普通に考えるとパイプトップのウキにして、しっかりタナにぶら下げた方が
良い感じもするが、同じウキでサイズアップしてみる。


『 結・PC 5 』→『 結・PC 7 』
結構オモリの量が増えた(^_^;)
それでも、幾分釣りやすくなった。
それでも、アタリはイトズレっぽいものが多い。


試しにバランスを下の方にとり、ヒゲのセットを試す。
それまで使っていたバラケに手水を打って、BBフラッシュを差して練り気味に
していく。


しかし、一枚は直ぐに釣れるもあとが続かない。
バラケをしっかり抱えさせてのウドンセットにするも、カラツンが多発。


スレもないので、段々動きを疑いの目で見ていく。


アタッても合わせずに放置。
すると、弱い『ズッ』と言う感じのアタリが3〜4回あってエサ落ちになる。
ジャミだ。
推測ではあるが、恐らくそういうことだろう。
でも、アワせてもアワせてもジャミが引っ掛かってくることはなかった。
正体不明のまま、納竿の3時を迎える。


16枚、7㎏台
また今年も貧果で終わってしまった(T-T)
所属会のトップは21尺チョーチンの、バラグルだった。
尻上がりに調子が上がり10㎏台だった。


tom



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葉舟ホームページURLは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/