秋晴れ

末息子のシニア野球も一応一区切りの付いた、10月15日午後
「葉舟」氏へ携帯を入れてみた。
「明日の日曜、リニュ−アル流源湖、行ってみませんか?」
「都合が悪く、行きたいが無理…」で、此方からの誘いは何時も「×」
一人で行くか迷った、一人じゃツマラナイ、そうだ近所の「公園池」
そこなら常連と話も出来るしと、小型バックに道具の詰め替え準備を整えて
リーグ優勝を今夜にでも決める巨人vs中日戦をテレビ観戦しながらの晩酌
中日のチグハグな攻撃中「葉舟」氏から携帯が入る
「こうじの誘いじゃ無碍に断れないね!!都合を付けたから明日流源湖…」


翌、16日am 6:00、待ち合わせのコンビ二で葉舟氏と合流
管理釣場としては「老舗」の筑波流源湖、どこが変ったのか興味津々で最後の
路地を左に曲がる、時間的にまだ入場中と思ったがとんでもない、
駐車場はほぼ満車、何とか車を停めて池を見回してみる。
ほんの30分前まで降っていた雨の名残で色鮮やかなテント、パラソルが各桟橋
に満開、「すッんごいッすね〜」言っちゃ悪いけどこんなに混んだの??
深場を控えた狙いの桟橋は並んで入る席は無し・・・
暫くしてダイワの関氏一行4名と合流、6人まとまって入れる所、例会桟橋の
奥よりに何とか見つけました


右隣、葉舟氏そのとなりに関さん、浜野辺桟橋向きで準備開始
来る道すがら土砂降りの雨の中、どんな釣が良いのか考えてみた、
長竿チョウチンか?長竿浅棚?どっちもペレット系の両ダンゴ、
だけどこの桟橋、13尺で地底に届くので、チョウチン釣は無し
葉舟氏が「こうじ何尺出すの?」「16尺です」
道糸1号、ハリス0.4号45×35、上下サスケの7号
0,5杯の夏底に水を1杯、暫く放置、ペレ軽4杯の両ダンゴ
ヘラウキは 葉舟「槐 超パワー系 6号」を1,5mの位置に
2目沈めの餌落ち設定、先端赤まで4目で大き目ペレット系の餌を抱えます
7:30 開始から25分ジャミも触りません・・・見回しても余り竿立ってません
なじみきって先端赤、「カチッ」いきなり飛び込みました、空振り
隣りの葉舟氏「こうじアタッタ?」「いいえ合わせの練習ですッ!!」
同時に関さんも長竿ペレ宙18尺を「ビシッ!」アタッタようです
次投、餌付けをやや軽く表面を転がし、なじみ途中の拡散を抑えるように
「ンンッ」赤先端「カチッ」本日第一号いただきです
いきなりの「新べら」小顔ひれピン、肩もっこり、きれいな「新べら」
なるべく深くなじませてからのアタリを獲るように注意しながら・・・
沖ですんなり顔を出す「フナ」もいれば、これでもかッて暴れまくる
「新べら」もいて、合わせた瞬間糸鳴りさせて沖へ、ためが利いて反転
右に左に、一寸油断しました、葉舟氏の浮子の立つポイント目掛け突進!!
葉舟氏「あ〜あ〜あ〜」じろっとにらまれました
関さん、笑いながら「こうじさん、わざとだね〜ッ」ひやかされました
旧べらが寄ると顕著にヘラウキに伝わります、ひどいときはなじませません
そんなときは餌玉を大きく丸く、
それでも葉舟「槐 超パワー系」水面に先端黒帯がチラチラ見えます
デカ餌を何投か続ける中、静かになるけどアタリも減ってきました
1ボール打ち終わるのに1時間少々、次は餌を少々重くしてみます
夏底1杯、水1杯暫く放置後ペレ軽3杯、かき混ぜ、GTS0,5杯
どちらにしても今日の流源湖、何時もと違いさわりアタリが少なく厳しい?
1枚釣ると穴が開く、カラツンの次投、なじんだままシラーとして・・・
葉舟氏、ダイワの関さんにしても手をやいている様子でして、
そんじゃ〜どへぼな自分じゃ沢山釣る何ざァ〜無理ムリッ!!


11:00  試しに竿を短くしてみます
13尺、ライン関係同じで餌を少々変えてみます
ガッテン2杯、パウダーベイト2杯、GTS 1杯,水1杯に手水で軟に
ヘラウキは葉舟「槐 超パワー系 5.5号」3目沈めの餌落ち
今度の餌は少々軽いので、残り3目半でサワリ〜アタリへと
この長さもやッぱり変らずポツポツで、一枚掛けると暫くシラァ〜


午後、葉舟氏の9尺浅棚両ダンゴがグングン調子を上げてきました
見てると入れアタリ、合わせの音も大胆に「こうじもやってみな」
確かに通常の流源湖なら8尺9尺が普通、でも今日は違いました
中盤は相当厳しい状況で氏も13尺14尺と試していました。


13:45  私も9尺に変更  後にこれが仇に・・・
道糸0.8号、ハリス0.4号45×35にサスケの6号上下
ヘラウキは葉舟「槐 超パワー系5号」3目沈め
餌は13尺のときのままラストまで
やっぱりそんなにあまくありません、全然まったく動きません・・・
小一時間、ただ餌をつけて送り込み、なじみきって一泊置いて切り返し
ただただそれのくり返し、隣りの葉舟氏相変わらずポツポツしぼってます
15:00過ぎ、例会組みが終了、検量で桟橋中がざわめきだしました
いきなり動き出す浮子、「ダッッ」「カチッ」「ツンッ」全て見事にカラツン
「おいおい」どうなってるのッ!!
氏が「餌切れだから終了」「3時半までやらせてください」
関さんはとっくに仕舞い葉舟氏の隣に座り込み浮子談議してるし
何とか、何とか、一枚取り込んで自分も終了
一日頑張って29枚、筑波流源湖でこの釣果・・・


20数年前流源湖が営業開始翌年真冬、超満員の中央桟橋氷を割って一日
頑張ってようやく一枚のとき以来の低釣果、どんだけ自分が下手か・・・
来る途中のどしゃ降り雨も、夏日になった秋晴れの一日、思いもよらぬ
「新べら」も釣れたし、「好しッ」で帰りましょう。

   
こうじ  (^0^)//。



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