うさぎ谷津で秋べらと遊ぶ

朝晩はめっきり涼しくなったと言うか寒いぐらいに感じられる。
一週間前までは暑く傘を差さずにはやれなかったが、釣りをするには丁度良い
季節になってきた。
前回行ったときは食い渋っていたが、今日は釣れることを期待し、うさぎ谷津
に出かけてみた。


9月25日(日)
朝5時過ぎに家を出発。
日光街道から16号に入り途中コンビニに寄り、うさぎ谷津に着いたのは6時半
を回っていた。
いつもは林の方に入るのだが、今日は風が北東の予報だったので風を避ける反対
側に入ることにした。
釣れているかどうか分からないが前回来た時より釣り人が多く入っていたので
少しは期待が持てそうだ。
道具を降ろし小池中央桟橋に向かう。
手前から20席辺り事務所向きに釣り座を構える。


8尺か9尺を出そうか迷ったが、まず手始めに8尺を出すことにした。
仕掛け:道糸1号 ハリス0.4号 25×35 ハリ上下5号
エサ;夏60cc ガッテン120cc パウダー120cc GTS120cc 水120cc
   BB 80cc
へらうき 葉舟 「紅・パワー系」 45号


7時15分5目出し、タナ1本でスタート。
一投目を打つとナジミながら触った感じがしたので、ジャミが触っていると
思ったら、いきなり2節入る良いアタリ。
合わすと8寸ぐらいのうさぎサイズのヘラ。
今日は食いが良さそうなので100枚以上釣っちゃおうかな〜
と内心ワクワク。


そんなこと思わなければ良かった。
その後サワリ無し。


15分ぐらい打つとヘラが寄ってきたのか、ウキの周りにプツプツとアワズケが
出てきた。
直ぐに釣れだし5連チャン。
6枚目を乗せた途端トラブル発生。
丸冠の上からプッツン。
新しく作る羽目になってしまった。


15分位かかって新しい仕掛けを作り打ち込みを開始。


10投ぐらい打つとアタリが出始めてきた。
型も7寸から9寸が多くたまに尺オーバーも混じり開始から2時間近くで25枚。
前回来た時より食いは良くなった感じだ!


9時半を回った頃からカラツンが多くなってきた。
おそらく魚のタナが上がったみたいだ。
タナを浅くすれば解消できたと思うが、一本のままエサを合わしてみようと続け
てみることにした。


11時頃に予報とは違い南東の風が前から吹き手前に流され釣りにくいので、後ろ
を向くことにした。ここまで43枚。


後ろを向いて気が付いたのだが台風15号の爪あと北側の塀が2箇所壊れていた。
場所変更後打ち込むこと数投。
アタリが出始めてきた。
ポツポツと釣れるが腹の虫が泣き出してきた。
マスター早くラーメン持ってきてくれないかなぁ〜〜〜
(あ〜〜腹へった〜〜〜〜〜〜)


今日は釣り人が多いから忙しいみたいだ。
小池だけでも70人ぐらいは入っている感じだ。
大池は例会組みを含め100人以上は入っている。


12時半近くに待ちに待ったラーメンが到着。
今日はマスターは忙しいみたいで違う人が配達に来た。


ラーメンを食べ少し休憩を取り、1時に再開。
後32枚でクリヤーなので頑張ってみることにする。


直ぐにアタリは出てきたが、カラツンのオンパレード。
このままではクリヤーできないので、タナ・エサ・ウキを変えてみることにした。


エサ;ガッテン・パウダー・GTS・BB 
へらうき 葉舟 「 紅・カーボン脚 」 45号
ハリス0.4号 20×30㎝。


タナ70㎝で3時まで後1時間40分。
目標38枚。


タナを浅くしてもカラは多い。
少しでもカラを少なくしようとエサに手水を打ちぺトコンにしていくと、カラは
少なくなってきた。
もう少し早くタナを浅くしエサも柔らかくしていけば、クリヤーできたと思うが
後6枚足りず94枚で3時納竿。
いつもなら延長戦になるのだが、今日は用事があるので・・・残念
今度来た時は楽にクリヤーできるようにしたいものだ!


途中5〜6席手前で底釣りをしている人が3枚連チャンで鯉を釣っていた。
仲間の人が「放したら仲間を呼んできちゃうよ」と言うと、頭に来たのか隣に
あったゴミ箱の中へ鯉を放り込んだ。
空き缶が捨ててあったので鯉がバタバタと跳ねるとガラガラとうるさくゴミ箱
から出し放流していた。
その光景がおかしく、でかい声では笑えないので腹の中で笑って見ていた。


朝は上着を羽織って丁度良かったが、昼頃には夏を思わせる陽が差し暑く感じ
られたが、釣りをやるのには丁度良い陽気だった。



次の日秋が瀬橋の近くに用事があったので、釣り道具を車に積み込み用事が終
わったら近くのビン沼川でやってみようと、11時前に出かけた。
用事が済み1時頃に砂塚橋の下流に車を止め見に行ってみると、知り合いの人が
居たので様子を伺うと・・・
「型は良いのですが、両ダンゴではなかなか思うように釣れないです。ダンゴ
よりセット(コブ巻き)の方がいいみたいですよ」
周りを見るとセット(コブ巻き)でやっている人が多かった。
両ダンゴ用のエサしか持ってなかったが・・・
「どうにかなんじゃないかなぁ〜?」


道具を降ろし支度に取り掛かった。
沖目の方が良いみたいと言っていたが、周りを見ると12〜15尺を出している
人が多かった。
様子見でダメなら長くすればいいと思い10尺を繋ぐ。
仕掛け;道糸1号 ハリス0.4号 25×35 針上下5号
エサ;ガッテン・パウダー・GTS・BBをヤワボソ仕上げ
へらうき 葉舟 「紅・カーボン脚」6.5号


1時半タナ1.2mで打ち込みを開始。
5〜6投打つとウキに変化が現れ、次投4目盛りなじんだウキが2目盛り返した
後消し込みアタリ。
沖に走られたのでスレかと思ったが、上がってきたのは35㎝の丸々とした
野べら独特の厳つい顔をしたヘラブナだ!


アタリは多くなってきたが、いつもの課題カラツン。
カラツンの解消をしようとエサを柔らかくしていくとジャミが上に居るので
落とされてしまう。
逆方向に行ったほうが良いのではないかと思い、元エサを小分けにし上から
マッハを振り掛けネバカタボソに持っていくと、いい感じでアタリも頻繁に
なりポツポツではあるがのるようになってきた。


2時を過ぎた頃、曇り空から雨が泣き出してきた。
一時は結構大泣き。
このまま降り続けるのではないかと心配したが、3時過ぎには止んできた。


カラを少なくしようとハリスの長さを変えてみた。
30×20ではアタリが遠くなった。
40×30ではカラが多い。
カラを少なくしたいので、アタリの出るギリギリまでハリスを詰めていってみた。
33×23が自分が使っているエサとマッチしているようだ!
カラも幾分少なくなり良い時は2〜3連チャンと続くが小さな穴が開く。
野のヘラを相手ならしょうがないかと自分に納得。


4時半にエサがなくなったので納竿。
短時間だったが小さくても8寸、上は36㎝。
尺上が多く数は出なかったが22枚を釣ることができ、結構楽しく遊べた。
この型が釣れるのなら近いうちにまた来たくなった。


葉舟



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今回ブログ書き込みに使用された、「紅・カーボン脚」「紅・パワー系」の
ラインナップは下記アドレスにて、是非一度、御観閲下さい。


葉舟ホームページURLは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/