宮沢湖で例会

いつも釣り場に向かう途中でコンビニに寄る。
さて、今日は何を食べようかな〜?と大体迷う方で、先に買い物を済ませた
友達を待たせてしまってることが多い。
特に夏は熱中症にならないように、飲み物を沢山買う。
食べ物も傷みやすそうなものは外すようにしてる。
普段はパン類が多いが、夏場はおにぎりを選択する。
昼飯用で2個くらい買うのだが、1つは間違いなく梅干しにする。
特に梅干しが好物な訳じゃなく、傷みづらいから。
そこでもう1つを選ぶのに迷ってしまう(^^;
この日は高菜をセレクトし、友達の待つ車へと急ぐ。
雨足の強さが増す中、所属会の8月例会場所の『宮沢湖』へと向かう。


8月21日(日)
宮沢湖の例会は何故か雨が多く、夏の猛暑が嘘のように影を潜め、レインウエア
の下にも長袖を着ないと痛い目に遭う。
ここ最近は、不振が続いているらしく、あまり期待はしないできた。そこにこの
冷たい雨。釣れない条件が揃った。
ちなみに舟は全部出払う程の盛況ぶりだ。
うちの会は出船が1番。
狙いのBロープに入れた。突端にはゲスト参加の友達に譲り、自分は2番目に舟を
止めた。
風が強く、冷たい。
ブルゾンの上にレインウエアを着ているので寒くはないが、絶対に食いは渋いよ
な〜と思いながら準備を始めた。


ウドンセットが多分本命と思っていたが、季節は夏なのでヒゲセットから入って
みた。
竿10尺
タナ チョーチン
ミチイト 1号
ウキ 『葉舟・槐・極太パイプ8』
ハリス 上0.5号 下0.4号 10ー18㎝
針 上6号、下4号
バラケ
特S2+GTS2+水1+マッハ1
食わせ
ヒゲトロ


しっかりとした餌付けをして第1投。
しっかりと付けただけあって、ドップリ馴染んだ。
まずは集魚と、せっせと餌を打ち込む。
つい沢山寄せようと、開く餌を大きく打ちたくなるものだが、食いが渋いと
分かっていれば尚更小エサから入りたい。
大きくボソッ気のあるエサは、渋り地合には逆効果で、始めから魚を遠巻きに
してしまい、触りなどの情報が得られにくい。


7投目には弱い触り。
ジャミの可能性もあるので喜びは控えめに‥‥‥(^-^;
それでもたまに力強いカラツンが出始めたが、いずれも触りが乏しく縦誘い後に
出るもの。


頭の中ではウドンセットへの切り替えを考案する。
間も無く縦誘いをして、再度トップが馴染みかけに突っ掛かり、次の瞬間ズバッ
と、目の前から一瞬にしてトップ2節が消え去る。
ここ宮沢湖のヘラはデカイ。
このアタリ方で強い合わせは厳禁。
シャッっと竿先を上げ引き込みに耐える。
第1号のヘラは肉厚ボディーの体高のある重量級だ。
さぁこれから!!と頑張るものの、強くなるのは触りじゃなく雨足だけ(ToT)


ウドンセットのバラケを作る。
粒戦1+とろスイミー0.5+パワーX 1+水1.5+セット専用バラケ2+GTS2
食わせはタピオカ(中太麺)
小分けしたバラケに手水+BBフラッシュを適量絡めてしっかりと馴染むように
調節。


やはり、と言うか、そうだよな〜と言う感じですぐに触りが出た。
ハリスはヒゲバージョンから、ウドンバージョンに延びている。
30㎝で、針は角マルチ3号。
ウドン付きのバランスは水面上に3目半出し。ドップリ馴染んだウキは触りを
伝えながらゆっくりと上がってくる。
引き誘いをして、食わせを少し煽らせ食い渋りのヘラに反応させる。
ポツポツながら追加することに成功したが、納得のいくものではない。
下ハリスも40㎝まで長くなり、バラケをぶら下げての釣りに限界を感じてきた。
そこで、手を変え品を変えアタリを出さなければならないようだ。


最近、野釣りでも実績のある抜きセットのチョーチンをする。


竿9尺
タナ チョーチン
ミチイト 1号
ウキ『葉舟・結・短竿チョーチン専用ウキ、PC 5 』
ハリス 上0.5号 下0.4号 10ー45㎝
針 上9号 下3号


バラケは同じ物を元エサのまま、ペレ匠デカ粒の水に浸した物を状況に応じて
追い足した。
抜きチョーにして1投目。
上層で抜いて様子を見る。
風流れがあるので、最初からデカ粒+手水でしっとりボソ。
エサ打ちは朝からしているので魚はいるようで、ウキに触りが出る。
ウドンを付けて2目出しのバランス。
その目盛まで馴染みフワッと返すような触りが出ると良い感じ。
再開2投目でズバッとアタるも残念ながら空振り。
しかし、力強いアタリをもらえたことで、釣り方の変更に確信を持てた。
出していた10尺をさっさとしまう。


相変わらず降り続ける雨に、吹き付ける風。
気温は更に低下したんじゃないかと思わせる程寒い。
自分がヘラならじっとして、がっつかないよな〜と思う。


エサの付近にはいる気配はある。
食い気がないので、遠巻きに粒子を吸っているのだろう。
でも、この魚達の存在価値は大きく、この状況下の中でも多少でも活性のある
魚達の回遊を足止めしてくれる効果がある。と、信じている。


この日も、時間の経過と共に状況悪化の一途をたどる。
居る魚を釣ると言うより、回遊してくる魚に口を使わせると言った感じ。
群れが回ってくると、おびただしい数の泡付け。
そして、イトズレ、カラツン。
ここを何とかならないものか?と試行錯誤を繰り返さぜるをえない。


バラケを抜くのを止め、しっかりと付けてトップを沈させ縦誘いを繰り返す。
アタらないどころか、回転不足になるために、寄せ不足に繋がるようだ。
ハリスワークもマメに試みたが、40㎝位がベストのように思った。
やはり、抜きだからこそのアピール度があり、カラツンもらってナンボの釣り方
だけに、あまり、ハリスを詰めるのも結果的に善くない。


周りが全く竿が立たなくなった。
時間の進みは速いもので1時を回った。
時折、触りが飛ぶこともあるが、イトズレ、カラツンはある。
頭を抱えながらも合わせ続ける自分を見て、近くにいる会員が驚く。


ラスト1時間になり丈1を試すも不発。
再度9尺に戻ってジャンボを1枚拾ってゲームセット。
16枚 11㎏
貧果にガッカリだったが、全体的に悪くラッキーな優勝が転がり込む結果に
なった。


打率は滅茶苦茶低いが、食い渋り時の打開作になる釣り方として、まだまだ
研究の価値はありありではないだろうか?
最近はオカメが効かなくなってきたと聞く。
御守りとして、感嘆や力玉はバックに忍ばせておいて損はないかもd(⌒ー⌒)!



tom



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下さい。


葉舟ホームページURLは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/