G杯予選in甲南へらの池

深夜の東名高速はトラックが多く、意外に緩い流れの中を西へ疾走する。


6月25日(土)
自分を入れた男3人の遠征先は、滋賀県にある甲南へらの池。
関東エリの予選会でコケて、3回目のチャレンジになる。
試釣はした。1週間前に意を決して行った。
その時は空いていたせいもあり、何でも釣れた。
自分的にはヒゲチョーチン、渋いならウドンセットのチョーチンかなと思って
いた。


釣り場近くには早めに着き、少し仮眠を取った。
やがて続々と車が集まりだし、長い1日がゆっくりと明けていく。


やはり重要なのは座席抽選。岸桟橋の1号以外で奥寄りを希望して、強く念じ
ながらくじをひく。
『きたー!』(@ ̄□ ̄@;)!!
1回戦は2号桟橋中央より奥寄り。
2回戦は3号桟橋最奥d(⌒ー⌒)!
これは通過しなくちゃいけない席を引いた。
思わず鼻息も荒くなる( ̄^ ̄)


釣りかたは試釣を信じてヒゲチョーチン。
竿8尺
道糸0.8号
ウキ『葉舟.結・短竿チョーチン専用ウキ PC 5 』
ハリス 上0.5号10㎝
下0.4号17㎝
針 上 改良ヤラズ6号 下コム5号
エサ 特S2+GTS2+マッハ1+水1
食わせはヒゲとろ


合図とともに第1投を落とし込む。
最初はラフなエサ付けでも、しっかり馴染ませていく。
すぐに触りだすものと思っていたが、意に反して馴染みながらの触りが出ない。
プログラムを差し込みカタボソ方向で様子を見る。
これで弱い触りは出たが、1回馴染み切ってから縦誘いをしてからのもので、この
時点ではヒゲは無いかなあ〜と思った。


それでもポツポツ釣れ始めたが、左手でウドンセットのバラケを作り始める。
粒戦1+とろスイミー0.5+新B1
+水1.5+セット専用2+GTS2
下の針を角マルチの2号にしハリスを30㎝に取って様子を見る。
やはりと言うか、1投目から強い触りが出て、間も無く釣れ始めた。
型も良く、ヒゲはないと改めて諦めがついた。
しかし、カラツンも多くハリスを詰めたりして対応するがなかなか決まらない。
隣の浅ダナはウドンセットだが全体的に見てもトップを走っている。
パイプトップのウキに換え下ハリスを張らせ気味にしようかとも考えたが、
アタリはもらえているのでそのまま続けた。


釣れる時のアタリは、一旦どっぷり馴染ませてからの縦誘い後に出る鋭い
ものだけ。
なかなかペースに乗れないまま、時間は駆け足で過ぎていく。
そして終了の合図。と、同時にズバッとウキが消える。慎重に取り込み1回戦が
終了。
23枚 9.4㎏
1回戦のトップはやはり隣の浅ダナで16㎏台。
だいぶ水を開けられたが、予選通過は10人。2回戦に起死回生を狙う。


G杯は、1、2回戦の合計釣果で順位を決める。
あと、規定でタナは1m以上と定められている。  
普段、カッツケで攻められている当池でのメーターセットはどうかな?と思った
が、有利なポイントだし、1回戦の結果を考慮し、メーターセットでやることに
した。
竿9尺
道糸0.7号
ウキ『葉舟.みなもカーボン脚 5 』
ハリス 上0.5号、下0.35号 6ー26㎝
針 上改良ヤラズ6号、下角マルチ2号
バラケ
粒戦0.5+とろスイミー0.5+水1+セット専用バラケ1+GTS1+浅ダナ1本1
食わせはタピオカ


2回戦開始は10:30。13:30までの3時間勝負だ。
バラケの大きさを人差し指大にして1投、2投‥‥ふわっ。
魚居るなぁ〜と思ったのも束の間、馴染んで触って戻して『ズバッ』
これぞオートマチック。
スタートダッシュが鬼のように決まる。
カラツンも多く、ハリスを徐じょに詰め24㎝にまで短くなった。
開始30分で10枚、45分経過で14枚。
心の中ではニンマリ(  ̄▽ ̄)


しかし、どこかで一抹の不安は感じていた。
そのネガティブな思考がウキに伝染する。
カラツンが多くなり、これは食っただろー!ってアタリがことごとく空ぶる。
両ダンゴに変える。
魚が居るので焦りはなかった。
ガッテン2+BBフラッシュ2+水1.5+GTS
竿を10尺に、ウキを『楓・浅ダナ 5 』に換える。
すぐにアタリ出すかに思われたが、その考えは甘かった。
それでも、テンポ良くエサ打ちしていれば、アタリが出ると信じて打ち返して
いく。


両ダンゴをしていてウキが立った時に、受けも何にも出ないですーっと馴染んで
しまうと、全く釣れる気がしない。
それでも弱い触りが出始めた。
間も無く落ち込みのズバッに合わせて、ようやく1枚。
しかもガリベラ。
そこから少し粘って30分で両ダンゴを諦めた。
少々引っ張りすぎてしまった。 


15㎏は釣らないと厳しいだろうと思っていた。
残りはあと1時間。
ピタッと止まってしまったペースを取り戻さないと通過はない。
ここで、チョーチンに行く選択肢もあったが、1番ウキの動く釣りに賭けるしか
なかった。
あれこれ試す暇など1秒もない。
再び9尺メーターセットに戻る。


スタート時の動きは、もはや幻で周りでも竿を絞る姿が見られなくなって
しまった。
再開して、触りは出てきてくれたが、釣れそうな良い感じのそれとは違って
焦りだす(-o-;)
食い気のある魚が回って来た時に釣れてるような、魚主導的な展開になって
しまった。
カラツンはあるので、セッングなどを、大きくかえることなく釣り進む。
しかし、状況はどんどん悪化していく。
動きっきりの時に、もっと大事に釣っていれば良かったと、少し後悔した。
トーナメントを体感してつくづく思うことは、あと1枚釣っていれば ‥‥と
涙を飲むことが多いと言うこと。
そうならないためにも、針の曲がりや、ハリスのヨレ、道糸の傷みなど細心の
注意をして挑んでいる。つもり。


この日も取り込む寸前で魚に頭を振られ、その拍子に針が外れてしまったシーン
があった。
かなり悔しいが、万全を期して挑んでいるので、しょうがないことだと割り
切れる。
そんなこんなで残りも僅かになった終盤。巻き返す釣り込みが出来ぬまま、この
日の予選会が終了する。
24枚 11.2㎏
また結果を残すことが出来なかった。


2回戦はヒゲで釣った人が好釣果をあげていたようだ。
結果発表では次点の14位。10位から上の人が全国へ進めるので全くダメな順位
だった。
これで残す会場は一つ。
新潟県のひょうたん池もいっちゃうかな(@ ̄□ ̄@;)!!


tom


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