椎の木湖杯、参戦

桜並木の下がピンクで染まっていた期間は一瞬で過ぎ、今は新緑が眩しく目に
映る。
いよいよヘラブナ釣りも盛期に突入し、好釣果を伝える記事が紙面を飾っている。
そんな中、埼玉県羽生市にある超人気管理釣り場、椎の木湖で釣り場主催の大会
『椎の木湖杯』に参加した。


関東大震災の影響でシマノジャパンカップの予選が延期になり、大会慣れも
兼ねての参戦だ。


当日はあいにくの荒れ模様の予報。
防寒着からレインスーツに着替え万全の体制を整える。


この大会はワンデートーナメントで午前中に1回戦を勝ち抜いた人達が、午後の
決勝に進む事が出来る。

1回戦は25人中、上位3名だけが抜ける狭き門だ。
何とかその中に入りたい。

間違いなく全員そう思っているはずなので、厳しい戦いになるのは必至。


先ずは8尺のチョーチンウドンセットで入る。

この大会はウキのボディが8㎝以上あるものしか使ってはいけない、という
ルールになっている。


竿8尺
道糸1号
ウキ『葉舟・槐 パイプトップ8』
ハリス 上0.5号10㎝ 下0.4号50㎝
針 上9号 下4号

バラケ
ペレ匠顆粒1+水1.5+鬼武者1+若武者1+ペレ匠ダンゴ1

別に水に浸したデカ粒を大量にスタンバイ。
ガンガン追い足すつもり。

食わせはタピオカ(太麺)


7時に競技開始。
いつもながら、良い緊張感で第1投を落とし込む。


先ずは集魚と親指頭程のバラケをラフに付けて打ち返していく。
5投程打ったが全く動かない。
まだ春先なので、大会渋りで魚も遠巻きかな?
そう感じてバラケをシッカリ付けて3目〜4目馴染ませて、タナに魚を貯めて
行きたい。


しかし、タナに魚が入って来るような感じがしないし、全く触りが増えてこない。
小餌さ+長ハリスかなと、ハリスを60㎝にして小指の第一関節位の餌をシッカリ
付けて打ち込む。


突然の消し込みアタリなどで最初の1時間でたったの2枚。
周りではウキ規定のせいか8割は8、9尺のチョーチン、1割は浅ダナ、あとは
沖の半端ダナか底釣り。


その中でも浅ダナはスタートから飛ばしている。
このままでは先ず予選落ちだ。
浅ダナの用意はしていないので、なんとかチョーチンで攻略したい。


1時間半が経過して4枚。
抜きセットに変更する。
ウキを『槐パイプトップ』から『創PCトップ8』
ウドン付きのバランスは4目出し。
それまで使っていたバラケに手水を多く振り、浸したペレ匠デカ粒を大量に
加える。


冬場の開きの強いバラケでは、魚をコントロール出来ないと思い、開きを
抑えた柔らかなバラケを塊のまま抜くイメージを描く。


下のハリスを70㎝と長めにして針も3号と軽めに、ウドンは小さくせずに
割りと大きめを保って、なるべくアタリを強く出そうと思った。


再開2投目でウドンが張った後の縦誘いでズバッと入りゲット。
次投では下ハリスの倒れ込み途中にフッと入る小さなアタリで連チャン。
これは行けるo(`▽´)o
と思ったが、どうも触りが続いてくれない。
打つほどに気配が遠退く感じがする。
待つと悪循環なのは明らかなので、手返しを意識し続けた。


重エサで下ずったか?
軽い粒子をタナに漂うようにしないとダメなのかなと思って、冬場の抜きセット
をイメージして餌を作り直す。
2時間半が経過し9枚。
1時間ごとにブロックごとの上位3名と、その釣果が発表される。
3位の人との差は2㎏ちょっと。


起死回生を願い軽めのバラケを作る。


粒戦1+パワーX1+水1.5+セット専用バラケ1+冬のバラケ1+GTS1
下ハリスを色々と探るが、糸ズレが多くても長めが良いようだ。


バラケが軽くなったことで、触り、アタリは多くなった。
が、これで行ける!と思えるような動きを出せなかった。


予選は11時まで。
10時からは食い渋りに拍車が掛かり1枚を追釣するのが精一杯だった。
無情にも終了の合図。
16枚 12.6㎏
残念ながら予選落ち。


最近のウドンセットの難しさを痛感した大会になった。


tom


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