春近しうさぎ谷津 

前から第4日曜日はどこか行こうと藤野さんと約束をしていた。
正月うさぎ谷津に行った時、9時過ぎから始め、5〜6時間で20枚ぐらい
出たので、前日電話を入れ、型は今一だがうさぎならアタリも多いだろうと
3週間振りに一緒に行くことにした。


2月27日(日)
朝5時30分に迎えに来てもらい、うさぎに向け出発。
途中コンビニにより朝食を仕入れ、現地6時30分に到着してビックリ。
「釣り人が少ない」
林の前に車を止め見渡すと・・・
小池の長い桟橋に5人、北側のフェンスの前に4人、道路下に1人。
ウイークデーと勘違いをしてしまうほど少なかった。
釣れてないので釣人が少ないのではないかと、悪いほうに考えてしまう。
来たからには一枚でも多く釣りたい、ここのところいい釣をしていないので、
今日は釣りたいのだ。
先週も清遊湖に行ったが、水の中に飛び込みたくなるほど釣れなかった。
今日は釣るぞと小池桟橋真ん中寄り、事務所向きに二人で並ぶ。


竿は9尺、師匠は10尺。
仕掛け:道糸0.8号 ハリス上0.6号 8㎝ 下0.35号 45㎝
    針上5号 下3号
エサ:ペレ匠顆粒120cc 水240cc 
鬼武者240cc 花嵐240cc 浅ダナダンゴで調整。
   下針にタピオカウドン。
へらうき 葉舟 「結・浅ダナ専用浮子 50 」 4号
オモリから80㎝にセット。トップ上からウドンを付けて一節半。
浅ダナ抜きから始める。


親指大のバラケを闇雲に10分、20分、30分と打ち続けるが、
ウキは水面に立っているだけ、一向に動こうとしない。


40分ぐらいしたらウキの先であわずけは出るが、触ってこない。
エサも大バラケを打っていたので、早くも2回目のエサ作り。


1時間ぐらい経った頃にようやくウキに変化が現れてきた。


上のバラケが抜け、ハリスが張った直後かすかなサワリの後飛び込みアタリで
やっと1枚目を絞ることが出来た。
次投も同じようなアタリで釣れたが、ここからまたアタリが無くなってきた。


15分ぐらい経過した後、サワリが出てきて、2〜3枚絞るがまた穴が開いて
しまう。回遊してきたへらを釣る感じだ。
周りでもまったくといっていいほど竿が立たない。
(かなり食い渋っている感じだ)


9時頃に入漁券の集金に来たので、状況を尋ねると、あまり良くないとのこと。
空いているわけだと思ったが、時間が経つにつれ30〜40人ぐらいになってきた。
ここまで5枚とかなりの渋さだ


昼食の注文が来た、マスターじゃなかったので、
福助さん」と尋ねると、
「そうです」と言うので、
「マスターは」
「大池を周ってます」
「ラーメン2つお願いします」


魚の足を止めようと、今日は抜きよりバラケを吊るしたほうが良い感じがした
ので、ウキとエサを変えてみることにした。


仕掛け同じ。
エサ;ペレ匠顆粒80cc 水160cc 
   鬼武者120cc 若武者120cc ペレ匠ダンゴ120cc ベストタッチで調整。   
   下針にタピオカウドン。
へらうき 葉舟 「紅・カーボン脚」 4号

ウドンを付けトップの目盛りを4節出しでスタート。
バラケを吊り下げたのが良かったみたいで、アタリは毎回ではないが
出てくるようになってきた。


ダンゴが付いている分カラはくうがアタリは続くようになってきた。
11時頃までに11枚。


突然後ろから吹いていた北風が、前から吹きだしてきた。
予報では、昼頃から南に変わると言っていたので・・・
「山ちゃん、後ろを向かない」
「いいですよ、変わりましょう」
今日は食い渋っているので、向きを変えるとアタリがなかなかでないのでは
ないかと心配だったが・・・
(案の上アタリが出るまでに、1時間以上かかってしまった)


後ろを向いて打ち込むがアタリは無し、腹も減ってきた。
マスター早くラーメンを持ってきてくれないかな〜


しばらくするとマスターがラーメンを持ってきた。
「山下さんじゃぁないの」
「久しぶり」
「食いが悪いでしょ」
「釣れないょ」
「ここのとこ釣れてないよ」


「師匠、釣り場で食べるラーメンは最高ですね」
「そうだね、美味いね〜」


12時に再開。
打つこと30分魚の気配がしてきた。
師匠の方はアタリがあると言いながら後ろを向いてから1枚目を絞る。


3節なじませた後バラケガ抜けた直後、良いアタリで師匠に続く。
バラケが付いているとカラをくうので、エサもラフ気味に付けエサ落ちを
早くしていくといいアタリで乗るが、ラフエサを続けると上ずるのか
アタリが途切れてしまう。
たまにバラケを抑えた小さめのエサを付け深くなじませ、カラをくったら
ラフ気味のエサを打ったりと変化をもたせないとアタリが続かない。
エサの付け方、エサの調整が難しかった。


「山ちゃん、今日は暖かく最高の釣り日和だね」
「魚も、もう少し食いがよければいいのにね」
「こんなもんでいいんじゃないの」
「そうですね、でももう少し釣りたいですね」


暖かいと言えば、木曜日に近くの公園に釣りに行った時。
後の枯れ草の中でガサガサ音がするので、気になって振り返るとガエルが2匹
暖かさにつられて出てきた。
目はトロ〜ンと寝ぼけ顔。
見ていると私の釣台のそばに来て、そのまま水の中へ・・・
入ったはいいが水が冷たいのか大の字になったまま動かない
よほど寒かったのだろう。
4月になればカエル達の春の歌声が、池中響きわたることだろう。


1時半を回った頃にはアタリも多く出るようにはなってきたが、
なかなか打率は上がってこない。
ハリスも40㎝、35㎝と詰めてみるがこれと言って答えは出ない。


ポツポツと拾い釣りの中、型も尺前後が混じり、27枚と食い渋りの中
まあまあの釣りができたが、難しい釣りだった。


一日中陽差の中、、ダウンがいらないほど良い陽気になり、春は一歩一歩
近づいて来ている。
魚もダウンを脱ぎ、池中泳ぎ回る日は近いことだろう。



葉舟



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