最初で最後の釣り場かな？ - 葉舟とゆかいな仲間たち

毎年のことながら年が明けると、一段と寒さが増してくるような気がする。
先週から師匠と約束をしていた清久大池へ行った。

1月9日（日）
朝5時に迎えに来てもらい、初めての場所なので期待を持って出かける。
現地に到着すると入り口にバックが並んでいたので、私たちもバックを置き
車の中で、コンビ二で買ってきた朝食をとり、6時半の入場まで待つことに
した。

入場時間が近づいて来たので並んでいると、仲間同士の会話で昨日は3枚
一昨日は2枚と話しているので、おおかた野釣りの話でもしているのでは
ないかと聞いていた。

入場が始まり入り口で入漁料を払い、入って直ぐ左の桟橋、10席目ぐらい
事務所を背に二人並んでバックを下ろす。
初めての釣り場なので、どんな釣りをすればいいか分からないので、試しに
10尺の抜きをやってみようと仕度に取り掛かる。
仕掛け；道糸0.8号　ハリス上0.6号　8cm　下0.3号75cm　
針上5号　下3号
エサ；ペレ匠顆粒120cc　水150cc　鬼武者120cc　若武者120cc　華華120cc
　　　ペレ匠ダンゴで調整。
　　　下針にタピオカウドン（中麺）
へらうき　葉舟　「結・短竿チョーチン専用浮子」 45号

7時15分にエサ打ちを開始。
大バラケを打つこと20分。魚の気配を感じたので、誘いをかけると一節の
良いアタリで1枚目を絞る。
（この釣りがきくのかと思ったが、とんでもなかった）

周りで合わしている音が聞こえてくるのは、18尺ぐらいでやっている
底釣りの人。

1枚を絞ってから、1時間半を経過するが何の音沙汰も無し。
エサもいろいろ変えてみるが、魚の気配が感じられない。
初めての場所なので、顔見知りのヘラがいない。
どうしようかな〜、どうするかな〜？？？
底釣りの人はたまに絞っているので、もう少し深いほうがいいかと思い
13尺を出してみることにした。
へらうき　葉舟　「紅・カーボン脚」 10号
3投目には1節の良いアタリがあり空振り、やっぱし深かったか？
「師匠あたりましたよ」
「何尺」
「13尺です」
「14尺に変えてみるよ」

2〜3投目深く入れたエサが抜け、ハリスが倒れ込んだ後誘いをかけると
1節の良いアタリでやっとの思いで2枚目を絞る。
さあこれからだと思いきや、百恵ちゃんになってしまった。
(♪これっきり、これっきり♪)

10時半頃にこうじから電話があり・・・
「どこでやってんですか」
「清久でやってるけど、全然釣れないよ」
「どの桟橋でやってるんですか」
「枡中の桟橋でやってるよ」
「中は釣れませんよ、外向きの桟橋に入って21尺をブン回し、２本のタナを
ウドンセットでやれば釣れますよ」
「わかったやってみるよ」
「師匠、中はダメみたいなので、外向きの桟橋に行ってみますか」
「サワリがあるからもう少しやってみるよ」
と15分ぐらい経った後、師匠に待望の1枚目が来た。

11時半頃には底釣りの人も絞ってはいなかったが、16尺でハリスを長くすれば
届くのではないかと段底でやってみることにした。
仕掛け；道糸0.8号　ハリス0.3号　10×60　針上6号　下3号
エサ；同じ
へらうき　葉舟　「新作・PC・底」 13号

下針にタピオカウドンを付け11時40分打ち込みを開始。
20分、30分と時間が経ち、アタリは無し、やんなってきた。
よそ見をしていて、ウキに目を戻した瞬間、1目盛りの押さえ込み合わすと
のったが何か変、上がってきたのは鯉太郎。
横で師匠が大笑いをしている。

その後も打てども、打てども気配はゼロ。
二人してただ打ってるだけ・・・　(時間が来るのを待ってるだけみたい)　
周りを見てもほとんど竿が立たない。
もしかして朝の仲間同士の会話はここの釣り場だ！！　
と思った。

2時頃にコーヒーを買いに行き、見渡すと外向き桟橋の角で絞っているので
見に行ってみた。
見ているとアタリがあり、また絞ったので良く来ている人みたいなので・・・
「中でやっているのですが、アタリが全然ないです」
「中は良くないですよ、外向きのほうが魚の活性がありますよ」と
こうじの言った通りだ。
後40分ぐらいあるので・・・
「隣にお願いします」
「どうぞ」と心良くOKを貰ったので、師匠に外向きの方が、魚がいます
よと言ったら、残り時間をやってみようと急いで移動することにした。

2時30分、後30分朝の10尺に戻し、釣り方も同じで再開。
大き目のダンゴを10投ぐらい打ち続けるとかすかに魚の気配を感じた。
ウキが立ちオモリがなじむ辺りでエサを抜きハリスの倒れ込んだ後に
1節のアタリを合わすが空振り、後10分ぐらいあるので、なんとか
1枚ぐらい釣りたいの一身で、打ち込むこと25分上エサがオモリ付近で切れ
ハリスが倒れ込み張った後、軽く縦をかけると1節半の良いアタリで釣る
ことができた。
隣の方へ「ありがとうございました」とお礼を言い、2〜3投打つと終了の
アナウンスがあり、納竿することにした。

朝、桟橋には霜が降り、おそらくマイナスではないかと感じる寒さ。
日中は陽が差しダウンがいらないほどの暖かさ。
魚も釣れればそれに越したことはないが、こういう日もあるサ！！！
移動をしなければ、最初で最後の釣り場になったかもしれないが、最後に1枚
追加できたので、またリベンジしたくなった。
へらに・・・「近いうちにまた来るよ」と言い、清久大池を後にした。

葉舟

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※ 今月中に新作を発表します。こちらのほうもよろしくお願いいたします。

葉舟ホームﾍﾟｰｼﾞＵＲＬは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/