野田幸手園にて最終例会
一桁台の最低気温を伝える予報。
いよいよ冬の到来だ。
12月に入ると、ハリスもミチイトも違和感無く細くなっていく。
12月5日（日）
所属している会での最終例会で野田幸手園に向かう。
さすがに、この季節になると、野釣り場から管理釣り場に釣り人は集まる。
この日の指定桟橋はさつき桟橋。
毎年、この時期の幸手は浅ダナで良く釣れるので、この日も浅ダナの準備に入る。
竿8尺
ミチイト0.7号
ヘラウキ『葉舟・楓40』
ハリス 上0.4号5㎝ 下0.35号25㎝
針 上改良ヤラズ7号
下角マルチ2号
釣り方はメーターウドンセット。
バラケ
ペレ匠デカ粒0.5＋同顆粒0.5＋水1.5＋鬼武者2＋若武者2
クワセ
タピオカ（中細麺）
エサ落ち目盛りをクワセを付けて、1〜2目出しに設定。
浮力を極力殺して、食い渋りに対応したい。
出来立てのまとまりの悪いボソを大雑把に針付けし、本日の第１投を送り込む。
１投目からモソモソしている。
ジャミかな〜？
２投目も何やら気配が。。。
３投目。少し丁寧に餌付けをし、タナに近いところでバラケが抜けるように
調整すると、モソモソの後に間髪入れずにズバッと消し込まれ、本日の第一号。
あまりにも早い釣れ出しに、今日の大釣りを予感せずにはいられなかった。
と、同時に苦しい１日の始まりでもあった(ToT)
10枚くらいまでは順調に釣れ続いた。
だが、上ずりがキツくなりカラツンが多発する。
ハリスを詰める対応をするが、カラツンばかりか、アタリまでも消えてしまった。
下ハリスの限界寸は25㎝だった。
カラツンがあった方がリズムが出るので28㎝に固定。
バラケもシットリし過ぎると触りがなくなる。
バラケの大きさも大小様々。
でも、なるべく丁寧に付けてタナ近くで抜くようにした。
途中、上ずり気味な状況が落ち着いてきたためウキをサイズダウン。
『楓40』→『暁ミニ4』
やはり成果はすぐに現れ、この日の食い渋りが伺える。
アタリが続けば釣果も増えてくと思いきや、打率がなかなか上がらない。
その頃、周囲のチョーチンが良型を釣り上げている。
もう気持ちの中ではチョーチンをやりたくてウズウズ。
今日は浅ダナで通す。そんな初志貫徹は何処へやら。
雲一つない晴天の下、チョーチンの準備に取り掛かる。
竿8尺
ミチイト0.8号
ヘラウキ『葉舟・結・短竿チョーチン専用浮子PC1㎜ 4』
ハリス 上0.4号10㎝ 下0.35号50㎝
針 上セッサ9号 下軽量極関スレ4号
バラケ
ペレ匠デカ粒0.5＋ペレ匠顆粒0.5＋パワーＸ1＋水1.5＋セット専用1＋ＧＴＳ1
＋冬のバラケ1
クワセは浅ダナと同じ。
1投目からバラケをタナよりも上で抜く。
クワセを付けた状態でトップ先端2目出しのバランス。
チョーチンにして3投目。
馴染み途中のトップに触りが現れ、先端2目を残して馴染みきる。
煽りで、1目が馴染むのを見届けて軽く竿先を煽る。
上がったトップが戻りかける時に、『ムッ』と半節抑えるアタリで良型が水面を
割って来た。
それからポツポツながらも枚数を重ねることが出来た。
カラツンに合わせて40㎝までハリスを詰め、下ハリスの張りを出す為にハリスを
0.4号、針を軽量極関スレ4号から極関スレ4号へ上げるなどの対応もした。
一時はこれらの対応で決まったかに見えたが、時間の経過と共に食い渋りが加速
した。
あれ程手を焼いていたカラツンも影を潜め、終盤は動かないウキを誘いながら
自ら動かす行為が繰り返された。
リズムがなく、惰性的な釣りになってしまった。
この頃から、朝から浅ダナを続けている人達が息を吹き返す。
カラツンが多い、と言いながらも頻繁に竿を絞る。
また浅ダナに戻そうか。。。
とも思ったが、その前にハリスを70㎝に一気に伸ばした。
ハリスも0.3号にし、針は軽量極関スレ3号へと、真冬仕様にしてみた。
すると、カラツンもあるがポツポツ釣れ始めた。
触りが多い訳ではないので、決して良い状況ではないが、それでも、何とか
浅ダナのペースに食らい付いて行く。
毎年、12月第一日曜日は、ここ幸手園で例会をしているのだが、今回ほど渋い
時はなかったかと思う。
31枚 18㎏
納得のいかない内容ではあったものの、何とか例会１位となった。渋いながらも
みんなで並んで釣りが出来、楽しい1日を過ごせた。
ｔｏｍ
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