放流後の道満河岸 

夜の8時過ぎに、tomから明日椎の木湖に行きませんかとメールが入った。
午前中に板橋の方に行く用事があったので、断りのメールを入れたが、近くの
釣り場なら早めに止め、午後から行けばいいと思い、今度は私のほうから電話
を入れ、近くなら行けるがと言うと、いいですよと言うことになり、先週の
金曜日に放流をした道満に行くことにした。


11月2日(火)
朝6時に現地で待ち合わすことになっていたが、外環が込んでいたので15分
ほど遅れて到着。
車はウイークデーなのに30台ぐらい止まっていた。
放流したので釣り人も沢山来ている。
事務所に向かう途中、15年振りに来たと言っていたが、私も今はあまり来て
いないが以前は結構通ったものだ。
池の周りは見渡す限り木々に囲まれ環境が良く、野釣り的な雰囲気があり
私の好きな釣り場のひとつでもある。


事務所で入魚料を払い、状況を聞くと金曜日に放流をしたが土曜日の雨で
あまり良くないと言っていた。
事務所前の桟橋を渡り、右側20メートル先竹やぶ前に入ることにした。
年々竹が伸び前に垂れ下がるので、長い竿が振れなくなってきた。


「今日は底釣りをやりたいと言っていたよね」
「ペレ底でやりたいですね」
「最初は底釣りでやってみるよ、何尺でやる」
「15尺ぐらいでやりたいですね」
「後ろの竹は大丈夫」
「大丈夫です」と言い、15尺をつないでいた。


私は12尺を出すことにした。
仕掛け:道糸0.8号 ハリス0.4号 30×37 針上下4号
エサ:ペレ底60cc 夏60cc 冬60cc
へらうき 葉舟 『流星・底』10号


7時半に開始。
タナを計ると二本はあると思ったが一本半ぐらいしかなかった。
以前底をやった時より浅くなったような気がした。


エサを打ち始めると直ぐにアタリがある。でものってこない・・・
「アタリある」
「あるけどのらないです」
「クチボソじぁないかな」
「そんな感じですね」と正体を釣り上げる。
やはり、クチボソだった。


なかなかへらのアタリが出ないまま20分を過ぎた頃に一枚目を釣る。


「山下さんのとこよりこっちの方が浅いみたい、11尺に変えてみます」と
竿を変えていた。


二人ともジャミの中からたまにへらを釣るぐらい、あまり釣れないので・・・
「魚が下を向いてないので、上に変えるよ」
「そうですね、上のほうがいい感じがしますね」


短いような気がしたが、8尺でやってみることにした。
仕掛け:道糸0.8号 ハリス上0.5号 下0.4号 9×40 針上5号 下3号
エサ:ペレ匠顆粒80cc ヘラスイミー120cc 水150cc
   新B 120cc セット専用120cc マッハ120cc
 食わせにタピオカウドン、ポンプ出し。
へらうき 葉舟 「紅・カーボン脚」45号
アタリが出てカラが多くなってきたら、ハリスを詰めていくことにし
ウドンを付け3節半出しで始める。


直ぐにアタリは出るが、ジャミのアタリ。
かまわず打ち続けるとズバッと入るアタリ。のらなかったが・・・
「へらのアタリがあったョ」
「ほんとですか、竿を変え上でやります」
「10尺位のほうがいいかも」
「じぁ10尺を出します」と竿を袋から出している間に1枚来たので
「8尺でも大丈夫みたい」
「そうですか」


2投後には2目盛りなじんだウキが、飛び込むアタリで乗ってきた。
ヘラの寄りはまだ少ないのか、続いてあたってこない。


「どう、あたる」
「上にもジャミが結構いますね」


除々にヘラの寄りも良くなり、二人とも絞り始める。
ハリスも35cm、30cmと詰めていったらカラも少なくなってきた。



「山下さん、蒸しパンすきですか」
「好きだよ」と貰い食べたら美味しかったので・・・
「買ってきたの」
「自家製です」
「るみが作ったの」
「おふくろの手作りです」
「いいねェ〜おふくろの手作り美味しいよ、おかあさんにごちそうさまと
言っといて」
おかあさんの手作り蒸しパン『最高でした』


「抜きをやりましょうよ」
「上の抜きはあまりやってないからなぁ〜」
「大丈夫ですよ、釣れますよ」
「そうかい、じぁやってみるよ」


バラケもそのままでやってみたが、たまにのるぐらいでカラが多くなってきた。
「どんな感じのエサ」
「こんな感じです」と貰ってみたらダンゴっぽいエサなので、エサの配合を変え
なければダメだなと思い・・・
「エサの配合はなに?」と聞き作ることにした。
エサ:粒戦120cc トロスイミー60cc 水180cc
   セット専用120cc GTS120cc マッハ120cc
ウキも小さくした。 へらうき 葉舟 「暁」 4号 
今までカラが出て10打数2安打ぐらいだったのが、打率もアップし6割近く
なってきた。


魚の寄りが多くなり段々と打率が下がってきたので・・・・
ペレ匠の顆粒を足し込み、元エサを小分けにし、手水を打ち浅ダナを振りかけ
軽く混ぜ合わした。
エサもタナに入る寸前で抜くようにしていくと、今までカラだったのがのる
ようになってきた。


釣れ続いたのは7〜8枚。早く抜いたので上ずったようだ。
「アタリが少なくなってきたよ」
「リズムを崩すと悪くなってきますよ」
「8ビートぐらいでやっているんだけど」
「16ビートぐらいが良いですよ」
「たまに4ビートになっちゃうんだよな〜」


いろいろな釣り方の研究をし、状況があまり良くないと聞いていたが
二人ともまあまあの釣果だった。


朝4時頃に目が覚めたので、外を見るとかなりの風が吹いていた。
道満はあまり風に強くないので心配をしていたが、5時半頃には風も落ち
ついてきた。
朝は結構寒かったが、日中は風もなく、10時過ぎまで日陰だったが、
陽があたってきてからは、暖かく、秋の陽差しを感じた。


葉舟


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今回ブログ書き込みに使用された、「紅・カーボン脚」「流星・底」「暁」の
ラインナップは下記アドレスにて、是非一度、御観閲ください。


葉舟ホームページURLは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/