深まる秋

コオロギの鳴き声も少なくなり、秋の深まりを感じさせられる季節になってきた。
月曜日に「こうじ」から電話があり週末の土曜日にどこか釣りに行きませんかと
誘われたので、「こうじが行きたいところでいいよ」と言うと
「羽生吉沼のミニ賞金大会にでも行かないですか?」と言うので行ってみること
にした。
こうじと行くのも久しぶり、と言うのも息子がリトルシニアで野球をやっている
ので釣りどころではなく、またリトルシニアリーグの公式審判までやっているの
で釣りにはなかなか行ける機会がなかったみたいだ。
息子の野球に夢中になっているのは、プロに入る時の契約金が目当て???
今は、一緒に行く機会が少なくなり私としてはちょっぴり寂しいのだ。


10月23日(日)
約束の時間が現地5時30分なので、40分もあれば楽に着くので家を5時前に出て
浦和から高速にのったが、かなり車は多く混雑していたので少し遅れて到着。
「今着いたよ」とこうじに電話を入れると「入漁券を買っています」と
並んでいた。
車もかなり多く、また例会が入っていたのでかなり混雑していた。
こうじが早く来て並んでくれたので、入場は早く50番台だった。
今日は参加者が多いので配当金が多いのではないかと二人の目は¥マーク。


6時30分入場開始。
昨日放流があったと聞いていたので岩手桟橋は混むと思ったので止めにして
様子を見ていると、富士桟橋と榛名桟橋は例会組が多かったので手前の赤城桟橋に入ることにした。
風向きは北から北東に変わると予報では言っていたので、真ん中辺り事務所を
背にバックを置く。


こうじは10尺の浅ダナを両ダンゴで攻めると言うので、私はテストをしたい
ウキがあったので8尺チョーチンでやることにした。


仕掛け:道糸1号 ハリス上6号 下5号 10×35 針上7号 下5号
エサ;ペレ匠顆粒100cc トロスイミー50cc パワーX100cc 水200cc
   セット専用200cc プログラム200cc 軽麩200cc
   食わせはタピオカウドン(中麺)
へらうき 葉舟 「テスト用PC1mm」8号


7時にエサ打ちを開始。こうじは久し振りの釣りだ。
「しばらくやってなかったので、エサが上手く付けられないですよ」
「3ヶ月近くもやっていなければ指も鈍ってんじゃないの?」
と会話をしていると、早くも「サワリありますよ」と言いながら一枚目を絞る。
「型が良いね〜新ベラじゃないの」
「そうみたいですね」
続いてまた絞る。型が良いみたいだ。のされてなかなか手前にこない・・・
「立ち上がっちゃおうかな」
「切られないようにしたほうがいいよ」
(私も大型釣りが好りきなので、水の音でデカイと直ぐに分かった)
玉ですくった後「何だこれは!!」尺半以上の新ベラ。
「こうじ2キロはあるんじゃないの」
計ると1.8キロの肩の張った新ベラ。ニコニコ顔のこうじ (⌒▽⌒)

「そんなの30枚も釣ったら大変だな」
「釣っちゃいますよ」とこうじが調子にのる。
そうは上手くいかない、その後はサワリがあるが落とさないとボヤク


私のほうはウキのテストをしながら打ち込み、1時間位かけテストは終了。


8時ごろから打ち込むが、たまに良いアタリで乗ってくるが、なかなか思うよう
なアタリがでないまま時間ばかしが経過していく。


エサの配合から仕掛けまで先日聞いて初めて試みるが、思うようにアタリが出せ
ない。
ウドンを食わないので両ダンゴに変えてみることにした。


車にエサを取りに行き、事務所にオーナーがいたのでエサを聞くと、まだ
両ダンゴの方がいいと言うので、取りに行ったのが正解かと思った。
エサ;ペレ道120cc 白ベラ120cc 軽麩120cc BB120cc パウダー120cc
   水140cc


直ぐにアタリは出てきたが、ポツポツ程度でこれといって良い感じにはならない
後ろ向きでやっている3人は浅ダナのウドンセットで、かわるがわる絞っている。
変えたほうが良いと思いながらもそのまま引きずってしまう悪いパターンに
なっていく。


10時頃までに8枚とお互い釣れないので・・・
「こうじ釣り方を変えないと入賞も出来ないよ」
「変えましょうか、何尺にします」
「8尺のほうが返しが早いので竿を変えた方がいいよ」
「じゃあ変えてやってみます」


私も竿はそのまま8尺。
仕掛けを変えることにした。
仕掛け:道糸0.8号 ハリス0.4号8×35 針上6号 下3号 
エサ:ペレ匠顆粒80cc ヘラスイミー120cc 水120cc
   新B120cc セット専用120cc マッハ120cc
   食わせにタピオカウドン(中麺)
へらうき 葉舟 「槐・超パワー系」45号

10時20分タナ一本、ウドンを付けて3節半で再開。
エサ打ち2〜3投でアタリが出てきた。
5〜6投目には二節の良いアタリで絞る。
こうじの方も直ぐに釣れだす。
ダンゴに良いアタリを出すので、カラの中から拾っていくように打ち返しを
早くした。


11時前におにぎりがきた。「え〜もうこんな時間」
何とか入賞ぐらいはしたいので、おにぎりをほうばりながら打ち続ける。


(余談)
今日は桟橋の上に季節はずれの食用ガエルが沢山いる。
竿を絞らないで下のほうを絞っているので
「こうじ昨日からなにを食ってたの、サツマイモ、ジャガイモ、ゴボウ、
おまけにニンニクまで食べたんじぁないの? それじぁ腹は張るよなぁ〜
でも俺は風下だよ」
「腹の調子が良い証拠です」と訳の分からないことを言うので
「風のない時にしてくれよ」と言っても止まらない。
実はこうじには分からなかったが、私の下にも何匹かいたのだ。


浅ダナにしてからはこうじ得意な上バリを食わす。
「おい、下針に食わせよ」と言うと私の18番ですとあっさり。
「ウキをサイズダウンしたら良くなったみたい」
「何号に変えたの?」
「35号です」
「特注品だな」
私も変えてみようと思ったが、ポツポツではあるが釣れているのでこの
ままで通す。


カラが多いのでハリスも30cmと詰めるがアタリが遠くなってしまう。
ハリスを思い切って40cmにした途端、良いアタリで乗ったので
「こうじ40cmにした方がいいみたい」 「そうですか?」
上がってきたら上バリを食っていたので、こうじが自分の18番をとられた
もので、「それは違反です」だって・・・
連荘で2枚目を絞ったが、また上針。
こんどはうるさいぐらい「連荘で上バリに食わすなんてダメですよ」
「食ってきちゃうのでしようがないよ」
「セットなのでウドンに食わせるように」と自分のことは棚に上げて言われて
しまった。


こうじもウキを小さくしたら2〜3枚絞るが、すぐにボケだしたので・・・
「ウキが小さいのでエサ負けてしいるのではないの、元の号数に戻したほうが
いいよ」
「そんな感じがしていたので変えようかと思ってた」と直ぐにチェンジ。
元のウキに戻してからはポツポツと絞り出してきた。


昼から2時間ぐらいで15〜6枚を絞る。
後1時間で7〜8枚、釣ろうと頑張るがスレが多くなり、納竿までに3枚を追加
して終了。
結果32枚 22㎏。
約200人中16位と入賞ラインは25位まで。
私の腕はこんなものと思ったが、このままでは納得がいかないので、来月も
参加して優勝できるように頑張ろうと自分に言い聞かせた!!
こうじもあと少しで入賞ラインだったが、3ヶ月のブランクは大きかった
ようだ。


朝、晩は寒いくらいだが日中は上着がいらないほど暑く感じられたが、風もなく
穏やかな、気持ちの良い陽気だった。
こうじとも久し振りに一緒に釣りができ、楽しい一日を過ごすことができた。



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