吉羽園にて例会便乗参加

荷物を担いで釣り座に向かう足取りが、すり足気味になる。

今年の冬は霜で桟橋が白くなるのが早く感じる。
と言うか、これが本来の、有るべき冬の様相なのだろう。


12月20日(日)

友人に誘われ吉羽園で行われた例会に便乗参加させてもらった。

朝、釣り場での気温はマイナス3℃。

芯まで冷える空気に包まれながら、中桟橋の釣り座26番に向かう。
全員が北向きで横一列に並んだ。


幸い風がなく、天気は快晴。
これで釣れれば言うこと無しなのだが。。。

先ずは、短竿チョーチンのウドンセットから。釣れてないと聞いたので、抜きセットで攻めてみようと思う。


竿8尺
道糸0.8号
ウキ 葉舟 『結・ 短竿チョーチン専用浮子 PC1㎜』4番
ハリス 上0.4号10㎝ 下0.35号70㎝
針 上セッサ6号、下軽量極関スレ3号。

ウキのバランスは標準サイズのウドンを付けて先端から3目出し。
バラケ ペレ匠顆粒1+水2+鬼武者1+若武者2+ペレ匠ダンゴ1

左側の人は段底、右側の人は9尺メーターセット。


きっと渋いし、アタリ出しまで時間が掛かるだろうと、ゆっくり打ち返していく。

どんなに悪くても、このセッティングなら、何らかのシグナルがウキに現れると思っていたが、この日のこの釣り場では、この考えは通用しなかった。


時々、ウキが立って、トップが馴染もうとするときに『モゾモゾ』と弱〜く触りを出すことがあるが、アタリへ繋がるような動きではない。


次に食わせを小さくチギリ変化をつけてみる。。。効果なし。

次に下針を、軽量極ヤラズの2号にしてみる。。。効果なし。

バラケは軟らかくしていったり、重くしてみたりしたが、元エサを使った時が唯一、弱く触りを出してくれたので、軽めに活路を求めた。


上針をセッサ6号→同5号へ落とし、小エサにしてみるが、変わりはない。

頭の中では、今日はこの釣りじゃない。と、思っていたが、今後のために何か得るものがあるんじゃないかな?と、釣る為のヒントを模索した。

ハリスを80㎝に。

変化なし。

バラケを小さくシッカリ付けてタナにぶら下げる。

しかし全くダメ。圧調整で微妙に抜く位置を変えていくが、これも触りを出すに至らず。。。


結果は出なかったが、ダメな時は、エサどうこうじゃないんだな〜と納得する。ことにしたf^_^;


さて、次は何をしよう。開始から2時間だが未だオデコ(-o-;)


両隣は片目が開いている。
こう渋いと、釣れる魚が限られてくると思うので、竿を同じ長さにして、取り合いになるのは避けたい。


とりあえず、8尺でメーター抜きセットを試した。

チョーチンよりも気配は感じたが、釣れる雰囲気ではなかった。

しかし、突然の消し込みアタリで本日の1枚目をゲット〜(^O^)


内心デコるんじゃないか?と本気で心配していただけに嬉しい1枚だ。

よ〜しこれからだ!と気合いだけは入るが、釣れないまま時間は流れ、気付けば昼食休憩の11時になってしまった(ToT)


30分間は昼食を食べない人もエサ打ちをしてはいけないので、この時間を利用して、18尺の浅ダナの仕掛け作りをした。

もう、残された釣り方は沖しかない。

あとは上か下か。手返しと、今日ここまでやった感触で上の様な気がしたので、1本半のウドンセットで巻き返しを図る。


竿18尺
道糸0.7号
ウキ『葉舟・みなもカーボン脚 7』
ハリス上0.4号12㎝ 下0.35号60㎝
針 上極ヤラズ8号 下軽量極関スレ3号

バラケ 粒戦0.5+水1.5+新B2+冬のバラケ2+段底1

食わせはタピオカ


期待だけを胸に午後の部再開。
両隣の迷惑にならないように気を付けながら竿を振る。


どーせすぐには動かないだろうと馴染み切りを繰り返していた5投目、馴染み途中で微かに触りを感じたので、竿を握る手に力が入る。

トップ先端までナジンでフワッと1目返す。
直後にスパッと消えた。

本日2枚目は新べらではないものの、コロッとした綺麗なヘラだ。
次投も触る。

誘いを入れる。

直ぐに反応してスパッと入ったが空振り。

ん〜( ̄∀ ̄)居るねぇ〜

数投後にもう1枚ゲットしたが、いつの間にか触りがなくなってしまう。

回遊待ちのようだ。


触りがないときは親指頭大のエサをラフに付けと寄せ、食わすときには締めたエサで、ジックリ返してくるようなバラケでアタリを出すと言うパターンになった。


わずかに出るサインを見落とさないように、ウキが立ってから馴染み切るまで目を離さなかった。


釣れる時は、馴染み切る直前の、まさに下ハリスの倒れ込み時に、微かに触り、トップ先端残しまで馴染んで、フワッと返して、『チクッ』と入る。


池全体が渋い中、どうにかポツポツ拾うことが出来た。


しかし、時間の経過と共に触りがどんどんなくなって行く。


タナを2本まで下げ、下ハリスを73㎝に伸ばす。


開きのいいエサは逆効果になるので、針が隠れる位の小エサをしっかり付けて、深く馴染ませ、ゆっくり返すようにした。


触りが無くても小さく誘い、2目盛り返したら次投を打つようにした。

誘った直後に出る『ムッ』と入るアタリを狙っていった。

15:30に納竿。


13枚 8.6㎏


結果を聞いてビックリ!
優勝することが出来た(*^o^*)

長竿を使った沖宙は、やる機会がなかなかないが、効く釣り場ではやってみると面白いかも!(b^ー°)
と思った1日だった。


tom


『葉舟』新シリーズ『結』カーボン脚バージョン
( ① 短竿チョーチン専用浮子PC 1mm  ②段底専用浮子・)
( ③ 浅ダナセット専用浮子 50  ④ 浅ダナ専用浮子 55 )
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今回ブログ書き込みに使用された、「結・短竿チョーチン専用浮子 PC 1mm 」
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