千代田湖で例会

今年は去年よりも早く梅雨が開け、猛暑の中での釣りが心配だった。

7月18日(土)

年に一度の土曜日例会は、恒例の千代田湖
また、夜中に全員集合してバスで行くのも、この土曜日例会だけなので、これもいつもと違った楽しみだ(*^o^*)

甲府の天気予報は曇りで、にわか雨とのこと。でも、甲府盆地特有の、あの酷暑は免れそうだ。

バスが船宿の白山荘に着いたのが4時過ぎでまだ辺りは暗かった。

土曜日とは言え、世間では3連休の初日。毎年の事だが、やたらと混んでいる。

最近の釣状は悪く、混雑時は10㎏台と低迷。
ポイント選びはかなり重要と思い船宿で聞いた話を元に、大沼荘中央ロープの禁漁区域際に入釣した。

辺りを見渡すと、そんなに混雑感は感じない。これで魚が居れば…20㎏?30㎏?( ̄∀ ̄)
毎度の取らぬ狸の皮算用である。

この甘い皮算用が大きな誤算だったと気付くのに、あまり時間はかからなかった(-o-;)

打ち始めは10尺のヒゲチョーチン。
やはり野釣りは寄せてナンボの世界。ボソッ気のあるバラケを大きめに付けて、まずは打つべし打つべし打つべし(^_^;)
一向に気配のないまま時間だけが過ぎてく…

下ハリスを伸ばし段差を20㎝まで拡げても何の反応もない(;_;)

この釣り方に見切りを着けなくてはいけないようだ。。。

タナはもっと下かなと思い18尺を継いだ。

アオコが発生し、時折雨が降ってくるような天候な為、タナは浅いのかなと思っていたが、隣の会友が浅ダナで不発だったので、深場を攻めた。

ミチイト1号、ヘラウキ『葉舟・二葉15』ハリス上下0.5号、65-80㎝、ハリ上下セッサ7号。

エサは両ダンゴ。

ガッテン②+パウダーベイト②+天々①+水1.5+浅ダナ一本①

軽くてしっかりしたネバタッチ。

太目のパイプトップを使い、しっかりしたエサをゆっくりタナに入れたい。

18尺にして2投目。明らかにナジむスピードがゆっくりだ。しかも、エサが持ってないご様子(⌒〜⌒)
やはり、魚は下だった。

3投目にはナジミ途中でカラツン。

完全に気持ちは上ずったf^_^;何回かカラブった後、ナジミ切った瞬間のズバッでやっと1枚。尺1寸位で、まずまずの魚だ。

触りが続くか心配だったが、次投でも動いた。だが、イレパクになるような感じではない。触りはあるけど、落とさないってヤツだ(>_<)

触りがあるうちに21尺を試す。

ミチイト1.2号、ヘラウキ『葉舟・紅セミロング13』ハリス上下0.5号、65-80㎝、ハリ上下バラサ7号。

18尺の時よりウキを小さくし、ソリッドムクのセミロングを使い、トップ付け根から、ナジミ切るまでの広い範囲を探ってみた。

変え際だけは、いい反応が見られたが、徐々に触りが減ってきてしまった。

エサはヤワネバやネバボソなど、決め付けないでランダムに打っていくと、ネバボソの方がウキは動く。

基エサを大きめに取り、チモトを押さえただけのエサ付けにしてみる。

ウキが立ち、ナジミながらフッ、フッと触りながらナジンでいき、4節が出てる位置からドカッッっと消し込み良型が釣れてきた。

これかぁ!(b^ー°)

次投も同じエサ付けにしてみる。

触る!

フッ、フッ、といい感じでナジむ。右腕はいつでも反応出来る状態。
だが、ここまで。決めアタリがない。

こんな状態が続き、気付くと10時になろうとしている。

ここまで8枚と超貧果。

ここで、クワセを付けることにする。夏の千代田湖と言えば角麩セット。
だが、グルテンを試す。軽いエサ玉に反応するんぢゃないか?と言う発想から。

エサとセッティングを一部変更。

バラケは、
グルバラ①+水1.5+段バラ②+マッハ②+天々①

クワセは
アルファ0.5+わたグル0.5+水1.2

ハリス上0.5号20㎝下0.4号75㎝

ハリ上セッサ8号、下セッサ5号

1投目いきなり触りが復活し、それ以降弱いながらもアワせる動きが出てきた。

カラツンが5回続いたため、ハリスを10㎝詰めた。すると、ポツポツ釣れ始まる。カラツンを消そうと更に詰めるのは良くなくて、なるべく、毎投動くように気を付けた。

ヒットするアタリは、一旦ナジミ切って、フワっと戻した後の小さくても、鋭いアタリが1番ヒット率が良かった。

21尺で触りが弱くなると18尺に変えると、意外に簡単に釣れたりした。
目先を変えて拾いながらの苦しい展開になってしまった。

バラケに粒戦を加えたり、マッハを加えたりもしたが打開策にはならなかった。

ただ、触りが少ないときは、ボソッ気のあるバラケを打ち、仕留めたいときにダンゴタッチの小エサを付ける、と言うようなパターンにはなっていた。

15時が納竿となっていたため、14時からの1時間は、攻めに攻めた。
一切待たずに、下ハリスの倒れ込みで、らしい動きが出ないときは、躊躇せずに切った。
だが、1枚の追加のみで終了時間を迎える。

20枚 12.5㎏

良い動きが出ていた時にもう少し拾いたかった(>_<)

結果は2位だった。

優勝は島表ロープの禁漁区際、18尺チョーチンの角麩セットで22枚、17㎏。3位は、固定ロープの12尺浅ダナ角麩セットで、19枚 12.4㎏

渋い1日だったが、それなりに楽しめた。

毎年帰りに一宮御坂インターの手前で桃を買って帰るのだが、今年もかなり甘い桃でした(≧∇≦)
お勧めです!

tom

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