日研個人ベスト予選会
紫陽花があちらこちらに咲き始め、いよいよ梅雨の季節到来を知らせている今日この頃。
どっしゃ降りの雨の中、前日試釣では、魚が水面にたくさん湧いて、とても釣りずらかった。
一緒に試釣に付き合ってくれた友達は14時までに、色んな釣りを試してくれて100枚。
一方自分は、釣り込むことが出来ずに58枚しか釣れなかった(T_T)
1度も行ったことのない釣り場だから、行かないよりは行った方がいいだろう、と来てみた前日試釣だが、終わってみれば、大きな不安と、迷いが生じてしまった。
そんな気持ちで迎えてしまった当日の朝。
燃えるような、ものすごい朝焼けに向かって車を走らせていると、何故か、気持ちの中で吹っ切れた感じがあった。
『ヒゲで行こう!』
6月7日(日)
千葉県印旛郡にある真嶋園にて、日研主催の個人ベストテン予選会に参加した。
参加17名中6人が予選を通過出来る。
座席抽選をすませ、指定の桟橋に向かう。
天気は快晴。日中は暑くなりそう。みなさん気合いが入っている。ように見えた。
今日はしんどい1日になりそうだなぁ(*_*)
竿8尺、道糸0.8号、 ヘラウキ 葉舟『21』 50 ハリス上下0.4号10−16㎝、ハリ上、軽量極ヤラズ6号。下、軽量極ヤラズ5号。エサ落ちバランスは、4目盛り出し。
バラケ
天々②+パウダーベイト②+マッハ①+水①
クワセ
極上とろろ
今年はヒゲとろよりも、こちらの方が持ちが良いようです。
6時になり予選会がスタートした。
エサ打ち数投でウキは動き出したが、どうやらジャミのようだ。
ヘラが寄れば、強い動きになるだろうと、気にせず、ハイペースで打ち返す。
目標とする動きは、ウキが立ち、ナジミ込む際に受けて『チャッ』勝負目盛りは、ちょうどバランスの位置。
どっぷり入れて戻し際の『ドン』よりもペースが早い。
怪しい動きにも、ガンガン手を出して行き、速攻のリズムを頭に叩き込む。
9尺ライトペレ宙の人が、いきなりトップギアに入り、怒涛のイレパク。型は自分の釣ってる魚と変わらないので、自分の釣りに集中する。
エサをボソから少しずつ、手水でヤワネバ方向に。
これで、ウキが若干ナジむようになり、上ハリをくわえて上がってくることが多くなる。それはそれで全然OK!(b^ー°)
しかし、なかなか、早いアタリでのヒット率が上がらない。エサも持たないことが多くなる。
次に、ハリとハリスをいじる。メリハリが欲しかった為、一気に短くした。
上5㎝、下10㎝。ハリは下を5号→6号へ。
自分の中でも最短の長さ。最大の大きさ。
前日に友達が決まっていた時のセッティングでもある。
1投目から答えが出た。今までよりも、早く、ハッキリしたアタリが連発。
勝負目盛りがナジム位置でチクッ!でペースを掴む。
9尺ペレ宙の人が、30枚で全体のトップでフラシ交換。その時点で自分は18枚。
この頃から向かい風が吹く。落とし込みの精度が落ちる。少し遠降りしてしまうと、バラケが持たない。
もう少し持ちのいいエサを作ることにする。
特S②+GTS②+水①
俗に言う『2S』
これでまたペースが上向く。
全体の2番目にフラシ交換。
なかなか思うような地合いを築けない。下のハリスを伸ばしたり、ハリを小さくしたりもしたが、状況を打開するには至らなかった。
風は強まる一方なので、エサをしっかり丁寧に付けるようにして、深く入れるようにしていくと、型が良くなり始めた。
それまで狙っていた、ナジみ際のアタリはスレが目立ち始め、ペースは落ちるが、我慢の時間帯に突入したらしい。
朝から快調に飛ばしていた、ライトペレ宙もいきなり急ブレーキ。
変わってデカウキを使った、待ち気味のヒゲセットのヒット率が凄い。
エサで深ナジミさせようと、しっかりしたエサにしてしまうと、タナに入った時にシ〜ンとしてしまう為、ウキを2ランク大きくした。
ヘラウキ 葉舟 『21』 60
エサを最初の軽めに戻し、早いアタリと、入れ気味のアタリと2段構えで釣り進む。
魚は水面下から60㎝位のタナに居るのだが、メータータナには薄い。釣れていた時は、上の魚が追ってきてくれていただけ。
その魚達が食い渋ると、とたんに穴が空く。
エサを少し開かせて追わせようとすると、ハシャグだけで、スレかカラツン。
重めを打つと嘘のようにシ〜ン。
ハリスを伸ばすと煽られるだけで決まりが出ない(>_<)
ならば、食い気のある魚が居るラインを狙おう(・o・)ノ
竿を10尺に伸ばす。タックルは変わらず。
残り時間は2時間を切っている。
後から思ったが、この変更が遅すぎた。
再開後アタリ出すまで10分くらいかかったが、釣れ始まると良いサワリ方から、良いアタリで釣れてくる。
しかも型がひと回りデカイ( ̄∀ ̄)
この時点でトップと20枚差くらいかな〜
諦めたらその時点で終わりだと思い、一層強まる向かい風の中、一心不乱に竿を振った。
10尺にして18枚を追加して14時の終了時間を迎えた。
78枚 22.6㎏
自分の中では通過ラインは90枚だろうと思っていた。
集計が終わり通過者の名前が呼ばれていく。
5位で自分の名前が呼ばれ、何とか通過することが出来た。
1日のトータル釣果で競う大会の難しさを痛感した予選会になった。
これで10月に野田幸手園で行われる決勝に進めることになったので、この日の教訓を活かして、最後まで諦めない釣りをしたいと思う。
tom
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