賞金大会で一攫千金 ? !

5月5日。世間では端午の節句。男の子の居る家庭では、庭やベランダには鯉のぼりが泳いでいる。
そんな伝統文化を重んじる家庭を横目に、世の中きれい事だけぢゃ生きていけないと、先立つものを奪い取る為に、己の腕と運を信じて、羽生吉沼に３４０人の大人達が集まった。参加者達をよ〜く見ていると、みなさん目が￥マークに(\_\)。。。。

優勝賞金１０万円。準優勝８万円。３位５万円、その他３０位までが入賞で、最低でも５千円の賞金が出る。

仲間７人で参加し、並んでやろうと、赤城桟橋を選んだ。

ネットなどで最近の釣果を調べると、短竿のカッツケかチョーチンがいいようだ。

スタートは８尺のセミカッツケで、バラケにタピオカを使ったウドンセット。

ミチイト０.８号、ヘラウキは葉舟 『槐・超パワー系 35番』 (葉舟ＨＰへらうき通販特注品)ハリス上０.５号８㎝、下０.４号２７㎝。針は上『鬼掛・極ヤラズ』８号、下『鬼掛・極関スレ』４号。
バラケは２種類を用意した。
１つは軽めで
鬼武者１＋ペレ匠ダンゴ１＋若武者１＋水１。

それと
ペレ匠顆粒０.５＋水１.５＋鬼武者山盛り１＋華々１＋ペレ匠ダンゴ１

エサ落ちのバランスはウドンを付けて水面上に３節出し。

打ち始めは軽い方のバラケを人差し指頭大のサイズで、テンポよく打ち返す。

１０発も打ち込めばすぐに背ビレが出てウキがピンポンされちゃうのかなぁ〜なんて考えは甘かったらしい(^。^;)

最初はエサ付けの圧も弱めにして、振り込みも遠目に落としていたのだが、あまりの反応の無さに、エサを少しずつ締めていき、落とし込みにして、タナを意識した釣り方にスイッチ。

すると、弱い触りからズバッと消し込み、やっと１枚。数投おいて同じように消し込み２枚。

１枚釣るとウキの動きが弱くなってしまい、どうもカッツケって雰囲気ではない。

もっと沢山魚を寄せようと、ペレ匠顆粒が入っている方のエサを付けてみる。

触りは増えたがアタリに繋がらない。ハリスを徐々に伸ばしていき、３８㎝まで伸ばしてポツポツ拾えるようになったが、時々シ〜ンとしてしまう。

この頃、周りの友人は８〜１０尺のチョーチンウドンセットで釣れている。ウキの動きも良く、釣れてくる魚もデカイ。

『優勝賞金１０万円』
が、頭をかすめて、即チョーチンへ(\о\)

竿８尺、ミチイト１号、ヘラウキ 葉舟 『槐・極太パイプトップ８番』ハリス上０.５号１０㎝、下０.４号３５㎝、ハリ上極ヤラズ８号、下喰わせヒネリ６号
浅ダナで使っていたバラケに顆粒を追い足してそのまま使用し、ウドンセットで再開。

この時点で２時間で９枚。予想以上の貧果で１０万円の札束から、１万円札が１枚、また１枚と減っていく(ToT)

打ち始めこそいい触りから、いいアタリで釣れたが、エサを打つごとにどんどん、触りが消えていく…

釣れてる友人は下ハリスが８０㎝と長く、かなりお待ちの釣りだ。
自分も右に習えでハリスを伸ばせばいいんだが、攻めの釣りでなんとかならないものかと、方法を模索した。

仕掛け、タナをそのままで、下ハリスを３０㎝と詰めて、バラケをタナに入ったと同時に抜くイメージで攻めてみる。

ハリスが短いせいか、触りが全く出ない。５㎝ハリスを伸ばす。ウドンの倒れ込みでモソモソっと触ったが、その後がない。次にハリス寸はそのままで、ハリを５号から３号にしてみる。
すると、下ハリスが張るか張らないかの位置でズバッっと入って納得の１枚。

この釣りが決まればかっこいいのだが、世の中そうは甘くなく、またシ〜ンとした時間が続く。

と、途中経過が場内のスピーカーから流れた。『現時点でのトップ釣果は３５㎏で〜す』
１０万円の入った封筒に羽が付いて遠くへ羽ばたいた瞬間でした(┳◇┳)

開き直り、ハリスをぐぅ〜んと伸ばして７５㎝に。確かにアタリ数は増えたが、マクル程の爆発力はない。

結局、最後までこれと言った盛り上がりがなく、賞金とは程遠い

１９枚、１１.６㎏で納竿。

こうなれば抽選に期待するしかない！

抽選でも、１〜３万円が数本当たる。その他にも３千円、５千円も多くの参加者に渡る本数らしい。

成績発表も終わりいよいよ抽選へ。。。

７人で参加したので、誰かは当たるだろう！なんて、話していたら、結構幸先よく、仲間の名前が呼ばれていく。中には２万円の友人も。

自分の名前はなかなか呼ばれないが、最後の３万円で呼ばれたいために、５千円辺りでは呼ばれない事を願ったが、抽選会も終わりに近づくにつれ、少々不安になってきた(-.-;)
そして、『次は３万円です』の後に呼ばれた名前は…
当然自分ではなく、世の中そうは甘くないかっ！と、またまた思い知らされたのでしたぁ〜
最後は『ここで運を使わなくて良かったぁ』と、どこまでも、ポジティブな自分が居ました(^_^)v

ｔｏｍ

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