トーナメントシーズン開幕
季節はまさに春爛漫!待ちわびた桜も遂に満開になり、心踊るシーズンの到来だ。
ヘラブナ釣りの世界も、雑誌などを見ると『乗っ込み』『ハタキ』『巨べら』。。。などの見るだけでワクワクするような文字が踊っている。
そんな中、僕はシマノジャパンカップの関東予選に挑んだ。。。
『シマノ・ジャパンカップ』言わずと知れた4大メジャートーナメントの1つで、今大会で26回目となる、歴史ある大会である。今年から関東で行われる予選会場が2会場増え、全国大会出場へのチャンスが広がった。
可能な限り出場し、どこかで上手く抜けることが出来れば!と数打ちゃ当たる!作戦だ。
4月4日(土)『シマノ・ジャパンカップ、関東C大会』会場は千葉県にある富里の堰。
この釣り場はとてもクセがあると聞いている。
セットのバラケは、まず締めたエサじゃないと触り→アタリへともっていけない。らしい。どうも、開くバラケだと煙たがるらしいのである。
持つべきものは『友』。仲間が、試釣の結果を包み隠さず、惜しみ無く教えてくれた。感謝感激です(┳◇┳)
そこで話しを基に選んだ釣り方は、18尺『両ウドン』の底釣り!
ミチイト0.8号、ヘラウキは葉舟『流星』15番をセット。
エサは両ウドンに、椎の木湖で売っているLサイズのまぶし粉を付ける。
この日で生涯3回目となる釣り方。試釣をした友達から、釣りの組み立て方から、細かな対処方法などをレクチャーしてもらい、いざ競技開始!
付け焼き刃で釣れるほど甘く無いことは重々承知しているが、他に選択の余地がない程、試釣では両ウドンの底釣りが釣れていた。らしい。。。
レクチャー通り必ず3節のナジミ幅を出す。
まぶしが剥がれてエサ落ち目盛りが出て打ち返す。この時、しっかり両ハリにウドンが残っている。
だから、そのまま、まぶし粉の入った容器に突っ込みシャカシャカやる。
振込む。3節ナジミどころかゼロなじみ。
泥をどんどん増量していくが、一回水中で、まぶし粉が剥がれたウドンに後からまぶし粉を着けても、ウドンが着底するまでに、全て剥がれてしまう。
充分にまぶし粉を浸け置きしたウドンぢゃないと、ナジミ幅を出せないってことを学んだ。
実戦の最中で『フムフム』なんて、感心してる場合ぢゃないんだが、この日は全く慌てなかった。
と言うのは極度の食い渋りで、周りでアワせる人もいないに等しい状況。
開始40分くらいで、はっきりとしたツンアタリで待望の1枚。これでも周りから注目されちゃうほどの早さ。
しかし、試釣の話しとはかけ離れた釣れ具合(-.-;)
慣れていない釣り方とは言え、サワリが少なすぎる。隣の方も同じ釣り方だが、真冬のようにじっくり待っている。
待って釣れるならそうするが、釣れそうな動きが出ないため、魚が薄い感じが否めない。
何とかならないものかと、サワリが無いときはどんどん打ち返し、振り込みも落とし込みから、やや遠振りに。
この対策が当たったのか、魚が回ってきたのか定かではないが、少しづつだが、メリハリのある動きが増えてきた。
釣れる時は3節ナジンで早めに返してきてからの『フワフワ〜ツン』
多少の上ずりは気にしないで攻めた。
2時間経過で6枚。まだデコの人もいる。
しかし、この頃から沖目の浅ダナがポツポツ釣れ始める。
左手は、浅ダナのエサを作り始めた。
が、向かいから嫌な風が…
浅ダナに変更しようか考えていると、しっかりした『ツン』で良型新べらが(^O^)
よくある失敗談のヒトコマ。
そのまま両ウドンを続行。
カラツンが出たら、素うどんを打ってみると釣れることが2回続いた。
これか?(@_@)
3時間経過。10枚。浅ダナの人がフラシ交換をしている。
各ブロック7人抜けなので、残り1時間で8枚は釣らないと厳しいか…
ラスト1時間は、まさに『風に向かって打て』
気合いのタキス振りで穂先からオモリまで1直線で着水。
少々浸け置きしすぎたマブシ粉は、水中でなかなか剥がれにくく、振り込みのせいもあると思うが、ウキの戻りが悪くなった。
あまり浸け込んでいないウドンも打ってみるが好転出来ずに、2枚を追加したのみで、ゲームオーバー。
ちなみにこの2枚、素うどんをくわえてきた。
結局、12枚7.72㎏で1回戦敗退。
終わってみれば上位はやや沖打ちのメーターウドンセットだった。
富里の堰は、メジャートーナメントでよく使われる釣り場だけに、両ウドンの釣りはマスターしておきたい釣り方だ。
さて、気持ちを切り替えて、次は今回と同じくジャパンカップ予選の武蔵の池です。
今度こそ、ガッツリ試釣して、万全な体制で挑みたいですね(^_^)v
tom
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