房総・三島湖釣行記

川口市釣連参加。総勢88名
三島湖の天気予報は、絶好の釣り日和とのこと、情報満載で勇んで参加。
4月19日 (日)
出舟合図と共に目標にしている、三ツ沢方面へと向かう。
50m位漕ぎだすと、ふと、ブタ小屋の前を見ると空いているではないか、
それも看板前のエリアで2人舟を止めているのみ、思わず向かうことに、
この名ポイントに運良く入れるので・・・「気合が入る」
竿14尺、道糸1号、ハリス上0.6号、10cm、下0.4号40cm。
へら浮子 葉舟「紅・カーボン脚」8号 を使用。
バラケにセット釣りなので、バラケエサをしっかりと背負ってくれるタイプ
なので、浅ダナ、深宙と大変使いやすい。
バラケは,粒戦50cc、水200cc,トロスイミー200cc、セット専用バラケ200cc
スーパーD200cc,GTS200cc・・・硬めに作り、しっとりボソに調整。
食わせ、ウドン(アタリ)標準作りで、太目の6mmサイズ。(わらび職人に浸ける)
タナ1本半で6時過ぎに1投目。回転良く2〜3投打つと浮きがなじまないので
「オヤッ」バラケ過ぎかなと思い、バラケを指先で強く押し、親指ほどの大きさに
してハリ付けした。
深なじみした後、ハッキリとした「ツン」合わせると乗ってしまった。「早ャ〜」
自分でもビックリ。続いて同じく深なじみした後「ツン」連チャンだ〜
「今日はどうなっているのだァ〜」
パタパタッと、あっという間に6〜7枚、釣れちゃったのである。
型は20cm前後とかわいいが、何よりも絶好のスタートだ。
毎回スロースタートの私が、苦労なく答えが出るような気分。
もうルンルンだァ〜 良型の37cmも混じった。
!ところが、20枚程フラシに納まった頃、異変が・・・・・
今まで続いていた浮子の動きが少なくなった、またウドンが何回もハリ残り
するようになった。周りの人たちも静かになっている。
あまり気になっていなかった、風流れやゴミがいっそう釣りにくさを増して
来たようだ。
実際は朝から風も吹いており、ゴミもそこそこあるのだが釣れているので
気にならなかった。
そこで、新ベラグルテン50cc、わたグルテン50cc、水100ccで食わせを
変えてみると、ポツポツと乗るが長続きはしない。
ヒゲトロも試すが、やはり長続きせず、アタリがとぎれる。
タナの変動は、80cm〜2.5mと動かすが、そのときだけ釣れるが、おなじ釣況状態
に戻ってしまう。竿も16尺と変えてみたが元に戻す。
そんな時、午前11時頃、三島湖の名人、宇井氏が突然、舟でやって来たので、
挨拶もそこそこに、助言を乞う。
「食い渋り状態になった場合同じエサで通すより、目先を変えてのエサ使いが良い」
とのこと。
先程まで使用していた、4種類のエサ(グルテン、ヒゲトロ、ウドン、両ダンゴ)
を、交互に付けてみることにする。
ふしぎなことに効果適面アタリは様々なれど、浮子の動きがハッキリと読み取れ
朝のペースに近づいたのである。
だけど、頭の中は混乱している。今釣れたエサは?・・なにを付けたのか分からなく
なるようだ。納竿時間が迫る中ブタ小屋下のスレたへらぶなを相手に混乱したまま
ねばり、何とか51枚を釣る。目方は10k600gで所属する会の上位に入ったものの
今日は私が遊んだのではなく、三島湖のヘラブナ達にほんろうされた一日。
日頃使わない頭を使いきって心身ともに疲れました。
「本当につかれたょ〜〜〜」  それと、大変勉強になりました。

小田原 輝靖

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