フレンドシップ大会in椎の木湖

椎の木湖主催の大会で最も参加者の多い大会、フレンドシップ選手権大会に初めて参加した。
参加チームは全部で60チーム、1チーム6人編成なので、360人参加となる。
今回、友人のチームに欠員がでて、助っ人的にオファーを受けての参戦。
そのチームは、毎回出ていて、3位内は外さない超強豪チームだ。
出場するにあたって、天気予報で当日の天気を確認してきたが、どうも雲が多そうな予報だ。


10月22日(土)
集合時間よりも早く到着するように家を出た。
なんでも、あの広い駐車場が一杯になってしまうらしいので、早目に確保しなくては遠くに停める羽目になるらしい。
なんか最近こんなの多いな〜(^_^;)
チームごとに釣り座の抽選をし、各桟橋の各向きに1名ずつの配置となる。
当然、6人全員が渡りの奥よりを引くと断然有利となるので、この抽選を甘く見れない。
我がチームは渡り桟橋手前側は2人、あとは全員が渡り奥!
自分は1番手前側の釣り座を志願した。
釣り座は512番。
3号桟橋の5号向きの手前寄り。
この辺りで竿を出したことがないので、なんとも言えないが、何とかなるような、どこから出てくるのか分からない、不思議な自信が、この時はあった。
と言うのは、大会前の火曜にガラガラの中試釣をし、7:30〜12:30の5時間でメーターセットで70個釣って、自己暗示に似た自信をつけた。
それだけプレッシャーがあったのかもしれない(^_^;)
助っ人だけに、自分が足を引っ張る訳にはいかないのだ。
晴れたらチョーチンと思っていたが、やっぱり曇りなのでメーターセットを選択した。
両隣りは長竿なので、8尺ではなく9尺にした。
竿 9尺
ウキ 葉舟・槐power45
極太パイプトップ、ボディー4.5センチ、カーボン足。バランスはクワセ付きで2目半出し。
タナ 1m
道糸 1号
ハリス 上0.5号8センチ、下0.4号35センチ。
針 上バラサ6号、下クワセマスター3号
バラケ
粒戦1+とろスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+パウダーベイトスーパーS1
クワセ
さな感コーラ
試合開始は6:45分。
独特の雰囲気の中競技が始まった。
しかし、この日はホントに寒かった。
長袖を二枚着ていたが1日寒かった。
こんな寒さで食い出しは悪いんだろな〜と思ったが、予想外な展開が待っていた。
1投目は大きめに形を整えたバラケをラフに付けて、ウキのトップがギリギリ沈没するくらい。
馴染んだら即切り。
魚が薄いエリアだと思っていたので、集魚の為にポンポン打つ。
予想に反して開始して間も無く、水面下にワサワサ寄ってきた。
これはもしかして期待出来るかな?
と思っていると、一旦沈したトップがエサ落ちまで浮上。
軽く誘おうと思ったらズバッとアタって1枚目。
団体戦の1枚目はなぜかホッとする^_^
その後もポツポツ拾えて1時間で8枚。
ハッキリ言って出来過ぎである。
釣り方は、バラケをタナまで持たせることを念頭にやってはいるが、餌付けをソフトにしている為、途中で叩かれて抜けてることもしばしば。
最近、椎の木に来るとメーターセットの練習をしてきたが、いつも釣り場が空いているので、沢山釣れても結果を真に受けていなかった。
が、この1時間の結果は練習のお陰かなと思えた^_^
それは、釣りをしながら、あれ?いつもと同じだな〜コレ!と感じれたからだ。
この大会、1時間毎に途中結果を発表してくれるのだが、、、
あれ?チーム名聞くの忘れた(^_^;)
ただ、トップチームの3分の1の釣果を自分が持っていたので、多分、そのチームだろう。と、勝手に思い込むことにした( ^ω^ )
開始から1時間が経過し、8時になろうとしている。
普通ならモーニングも終わり、水面下の魚達もいなくなり始めるころだが、
この日は曇天のせいか?まだ、ワサワサしている。
でも、タナには魚がだんだん薄くなり、大会渋りが顕著に出始めてきた。
水面下には居るので、もう少し強いセッティングでいける気がして、ウキを変更する。
槐power45〜55へ2サイズアップ!
上の針もバラサ6号〜同7号へ。
上層の全く食い気のない魚達は、着水時の散った麩を吸っているだけだが、無駄な煽りをウキに出している。
その動きを抑えて、消えているかもしれないアタリを見出したい目的がある。
また、ウキが大きくなれば、オモリが多くなり、沈下速度が速くなる。それでタナに入れたい餌を、入れやすくしてやる。
上のヘラに邪魔されて、タナまで餌が届かないのが最悪なパターンなのだ。
太いトップは、餌をタナに止めておくだけではなく、上の針にも言えることだが、少し長いハリスの先にある軽めの針、軽いクワセに対するアタリを出来るだけ演出したい為。
また、その少し長いハリスと軽い針は、バラケが、ゆっくりと馴染んでいく為の羽根のような役割もある。
下針が張った状態でもズバズバアタリが出るような時なら、大きな重い針に、クワセもタピオカ系になるけど、最近は滅多にそうならない。
やはり、軽い針に力玉や、感嘆系のクワセで、煽りを出しながらアタらせて行く傾向のような気がする。
バランスを2目半と少し高めに取っているので、ウキの先端がちょっと残る程度のバラケをぶら下げた。
バラケが付いている時に強くアタってくれれば最高。
なのだが、なかなかそうはならない難しさがある。
ウキを変えてからの1時間で10枚釣れたので、それなりの成果はあったが、それからは極端にペースが落ちてしまった。
地合い落ちだが、すぐに、タックルを弱めに変更すべきだったと後悔している。
10:45分、前半戦終了。
26枚、23キロ弱とイマイチだと思ったが、メンバー内ではトップ。
昼休憩中にも経過発表があり、我がチームは2位。
順位を1つ落としていた。
後半はどのチームも、修正してくるだろう。
油断は出来ない。
自分もわかっていることは皆んなに伝えた。


後半も一斉に餌打ちが開始されるので、渋くなるのはわかっている。
始まる前にウキと、上針を変える。
槐power55〜紅カーボン脚 5、バラサ7〜6号。
この紅は、既製品の物と少し違って、ボディーの下部の絞りが多く、重り負荷が少ない。
渋い時の、抜き気味のぶら下げの釣りなどに適している。
槐powerに比べトップは細く、テーパーが掛かっている。
でも、太パイプの部類だ。
後半がスタートする。
バラケは変わらないが、餌付けを変える。
小さく、弱く。
タナまでギリギリ持って、イメージでは、魚の煽りで抜けるような感じ。
開始10分で3枚。
ロケットスタートに成功。
多分、こんなに戦略がハマることはそうないことだろう。
運が良かっただけだ(^_^;)
しかし、その後もウキは動きフィニッシュが出ている。
これはイケる!
そう、思った矢先だった。
合わせた瞬間に尾っぽ付近と分かったので竿を立てたが、椎の木の元気ベラの場合はヤバイ(^_^;)
プツンと切れてしまった。
ウキは無事だった。
仕掛けを付け替えてやろうとも思ったが、魚の量から8尺でもいいかな?と思い、8尺に変更。
ダメなら即戻すつもりだった。
再開してすぐに動くも乗らない。
アタってもカラが続く。
この辺りが9尺との違いなのか?
早く釣って安心したい。
何度か9尺に手を伸ばすが、8尺で釣れるならメリットは多い。
続行する。
10分か15分経った頃、ようやく1枚。
時間的なものなのか?
水面下のヘラが半減。
居ないわけではないが、いつの間にかだいぶ減っている。
そのせいか、カラが多い。
タナの空洞化が進みシーンとしてしまう事が多くなる。
バラケを作り直す。
粒戦1+細粒0.5+セットガン1+水2+セット専用1+セットアップ1
顆粒系バラケ。
手水で少し柔らかくして、バラケの拡散を広くしない。
このバラケの狙いは、タナでの強制抜き。
下からの魚を呼び込みたい。
直ぐにはアタリは出なかったが、辛抱強く打ち返すと、フワッと触り。
誘わず待つとズバッとアタる。
これで、ボツボツ拾えた。
しかし、時間と共にホントに気配がなくなっていく。
後半は2時間半と短い。
チームで掲げた1人分のノルマはクリアになっている。
あとは、優勝を目指すのみ!
ラスト1時間の時点でまだ2位。
しかし、トップとの差が縮んでいる。
ここから追い上げるぞ!
とギアを上げたいところだが、、、
アタリが遠い。
ラスト1時間は3枚(^_^;)
もう少し釣りたかった。
後半は12枚追加。
トータル38枚、33.580キロ
個人総合では8位だった。
我がチームは結局逆転出来ず2位。
でも、準優勝は胸を張れる結果だ。
優勝チームはドボ宙だったらしいが、恐ろしく釣っていた。やっぱり強いな(-_-)
試合後、持ちきれない程の賞品を手に、早速来年のオファーを受けて快諾したのは、言うまでもない^_^


tom


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