団体ベストテン、横利根川。

厳しい残暑を覚悟していた盆明けだったが、拍子抜けするほど気温が下がった。
その影響なのか、好調の続いていた釣り場も様子が変わってしまう。
利根川もそんな釣り場の1つ。
不調の続く中、日研の大会である団体ベストテンにエントリーし参戦してきた。


9月6日(日)
ここのところ太陽の陽射しを存分に浴びていない。
秋雨前線が活発で雨の日が多すぎる。
それが影響してるのか、横利根全体で釣れていないようだ。
参加支部は20支部
支部5名1チームとなり、チーム対抗戦である。
その5名が1人ずつ5つの船宿に配置され、決められたエリア内にて釣りをする。チームの合計釣果で順位を争う。
自分の担当は小松屋
あまり不馴れなエリアだ。
事前に有望なポイントは教えてもらっていたが、自分の出船順が最後の方だったので入れず、船宿近くの対岸にミザオを刺した。
空は曇が多くどんよりとしているが、ネットで調べると雨は降らないらしい。
流れはほとんどない。こんな日は良くないことが多い。
流れすぎも困るが、静かすぎも困る。
川って奥が深いと思う。きっと。
左右適度に間隔が空いていい感じだ。
あとは、魚が居るか?どうか…


竿15尺
タナ120センチ。
道糸1号
ウキ『 葉舟・紅カーボン脚 』 7パイプトップ、ボディー7センチ、カーボン足。
ハリス上0.5号8センチ、下0.4号30センチ。
ハリ 上極みヤラズ8号、下クワセマスター3号。
釣り方は浅ダナウドンセット。
バラケ
粒戦0.5+とろスイミー0.5+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+段底1+浅ダナ1本1
食わせ
タピオカ(ポンプ出し、林田金型製)
力玉サナギ漬け


打ち始めはバラケを大きめに付けて馴染み切りを繰り返す。
すぐにアタルなんて思ってないので、ゆったり構えていられる。
デコっちゃう可能性もあり得る時期なのに、何故か気持ちに余裕がある。
大丈夫なのか?
予想通り全く動かない(^-^;
1時間経過した頃見える範囲でポツリポツリとフラシが降り始める。
確かに魚の気配はあるのだ。
弱い動きにアワセて引っ掻いてしまうと、ピタッとアタリが飛ぶ。
なので、近寄って来た魚を大事に捌いていかなくてはならない難しさがある。


1枚目は落ち込みで、誰にでもわかるような力強いアタリで、下針のタピオカを食ってきた。
連チャン等は求めていないものの、次投はやはり期待してしまう。
が、アタリはない(T_T)
でも、フラシを下ろせたことで、かなり気が楽になったのは確か。
そのせいなのか?
アタリが頻繁に出るようになってきた。
釣れてきても良いものだか全く乗らない。全カラ状態。
ならばと、ハリスをどんどん詰めていき、とうとう25センチまで短くなった時に2枚目が、ガチッと入るアタリで追釣する。
食わせを力玉に変えてもカラは消えないが、幾分アタリは多い気がする。
アタリがある時は、釣れないものの連続してアタル。
しかし、何事もなかったかのように、ピタッと止まる。
そして次のアタリ出しまで30分〜40分かかる。
回遊であることは確か。
回ってきたときにどれだけ釣れるかにかかっている。
会友に電話をして状況を聞くと、あまり良くない。
それでも、堀井、あずまエリアは釣れている方だ。


数少ない回遊をなんとかモノにしたい。
相変わらず、アタリはあるもののヒットはしない。
下ハリスを25センチから22センチに詰める。
直後はアタリが消えたが、気にせず打ち返すと触りが戻ってきて、ズバッと消し込み3枚目。
気をよくして次を打つも、シーン(T_T)
う〜ん、手強い。
そのうち、回遊の間隔が開き、なかなか動かない。
動かない浮きをみていると、寝不足が祟ってまぶたが重くなる(-.-)Zzz・・・・
集中力が途切れてしまい、アタリよりもアクビの方が多くなってしまった。
これじゃいかん!
と、なんとか自身を奮起させようと、ヒゲセットにしてみたり、タナを上げ下げしたり…
どれも、打開策にはならなかったが、少し眠気が離れていった。
ハリスを30センチに少し伸ばしてなんとかアタリを出したい。
気づけば昼を回っている。
対岸を役員の人が徒歩で回っている。
話を聞くと、全体的に釣れてないと、予想通りの答えが。
この日の検量締め切りは各船宿で14時。
13時を回ると上がる人が出始めて、アタリが飛ぶことはよくある。
それまでに1枚でも追加したい。
たまにアタッてもカラはタナのせいなのか?
と思い、ウキ1本分深くしてみる。
針の号数も1つ大きくして、タピオカで張らせ気味に。
カラが消えたわけではないが、重い動きのあとのズバッで1枚追加。
この日は弱めのボソタッチで、タナでしっかり持つものを通して使っていた。
たまに、変化をつけたが効果は見られなかった。
この後、もう1枚追加出来、5枚で終了。
13時を少し回ると雲行きが急変。
ポツリ、ポツリと大粒の雨が落ちてきたと思ったら、あっという間だった。
直ぐにデカパラを出し、狭い舟の中で、レインウエアを着て、土砂降りの中撤収。
桟橋まで漕いでいるうちに全身、道具すべてがずぶ濡れ。
ここまで降られるとは思っていなかったが、カラツンでヒートアップした頭を冷やすには丁度良かったのかも?(^-^;

ちなみに、我がチームは8位でした。チャンチャン♪


tom


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