年に1度の会

毎年1回。11月の第4日曜日に「O」さん主催の会が流源湖で開催される。
年に1回行われるので楽しみな会のひとつだ。
流源湖は夏以来の釣行。釣友の「タカ」も流源湖へ行きたいと言うので、二人で
参加をした。


11月23日(日)
5時40分流源湖に到着すると、殆んどの車は入場済み。
入り口の駐車場に止め、入場時間6時半まで車の中で待つことにした。
入場時間が近づいてきたので、支度をして出ようと思ったら「O」さんから、奥に
一台の駐車スペースがあると連絡があったので、車を移動し7時過ぎバックを担

ぎ豚小屋桟橋に行くと、皆さん支度を始めていた。
ほとんどの方が一年振りに会う人達ばかりだ。
今日は豚小屋桟橋と豚小屋前の太鼓橋桟橋なので、縦に伸びる豚小屋桟橋に

「タカ」と並んで入ることにした。
去年は太鼓橋桟橋に入ったが西風に吹かれ、浅ダナをやったが手前に流され
良い釣果が出なかった。
今回も浅ダナウドンセットで攻めようと思っていたので、北西の風が吹いてもいく
らか横からなので、この場所を選んでみた。
今日は浅ダナ用の新しいウキを作ったので、朝の内にテストを終わらせようと5

〜6本のウキを1時間ぐらい掛けテスト完了。
テストしたウキを使おうと思ったが、トップの長さを直したいところがあったので次
回にまわすことにした。


竿:10尺
仕掛け:道糸0.8号、ハリス0.4号8×40、針上5号下3号
エサ;ペレ匠顆粒80cc、水150cc、新B120cc、セット専用120cc、GTS120cc
   BB60cc、マッハで調整。
へらうき 葉舟 「 結・浅ダナ専用ウキ 50 」 6号


9時頃に打ち込み開始。
北西の風が弱く吹いている。このまま風が出ないで欲しいものだ。
10投〜15投と打ち込むが、なかなかアタリが出ない。
20分ぐらい経過した頃に、いきなり一節のアタリを合わすと型の良い放流ベラが
上がってきた。
寄ってきたかと思ったが、続いて打つがアタリが続かない。
西風が吹くと思ってこの場所を選んだが、この頃から北東の風が前から吹いてく
る。
いつもは北西の風に悩ませられるのに今日は北東と、私の行いが悪いのか?
それとも一緒に来た「タカ」の行いが悪いのか?
世の中と同じで中々思うようにはいかないものだ!


北東の風が強くなったり弱くなったりと手前に流される。
15分後いきなり消し込みアタリで2枚目。
アタリも忘れた頃にカラを出す程度だ。
浅ダナで攻めているのにカラが少なすぎる。
もっと多くカラを出してくれないと・・・
ことわざにあるように「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」で、いきたいが・・・
私はカラが大好きだ!(嘘)
風が少し弱まった時に3枚目。
この後はすっぽりと大きな穴が空いてしまった。
今の時期、少しの流れでもアタリが遠くなるのに、ウキが立つまでに2尺も手前

に流されては釣りにはならない。
浅ダナの釣りは難しくなってきた。
1時間半で3枚とかなりの貧果だ。
ひとまず休憩と、久し振りに会う釣友のところへ行ってみることにした。


11時過ぎ戻ると朝頼んだ弁当がきたので、またまた休憩。昼食タイム。
折角、流源湖まできたのに3枚では情けない。
昼からは底を攻めてみることにした。


竿;13尺
仕掛け:道糸0.8号 ハリス0.4号 32×40 針上下4号
エサ;ペレ底60cc、夏60cc マッハ120cc
へらうき 葉舟 「 創・底パイプ 」 12号


12時前、13尺いっぱいのタナで打ち込みを開始。
食いが悪いようならグルテンセットにしようと、最初は両ダンゴから始めることに
した。
直ぐにはアタリは出ないだろうと打ち込むと、2投目で一枚目が上がってきた。
アタリは3節馴染んだウキが、いきなり一節。鋭く入る良いアタリだった。
こんなに早く釣れちゃって良いの?
それとも通りすがりが食ったのか?
これで終わることが多いので後が心配だ!


直ぐに釣れるとは思ってもいなかったので、早く底にすれば良かったと次投を打
ち込むが、風の流れで手前に来るのが早すぎる。
打ち込みポイントをウキの少し前ではなく一本ぐらい先に落とすと流れで丁度良
いところでウキが立つ。
少しでも流れを止めようと、ズラシ幅も3㎝、5㎝、7㎝と多くとっても、のってくる時
は良いアタリを出し食ってくる。
こんな感じで1時間半で10枚ぐらい。


1時半を回った頃からアタリが少なくなってきたので、グルテンを作ってみた。
アタリは多くなってきたが、良いアタリがあってものらない。
ジャミアタリのようだ。
ジャミを相手にしてもしょうがないので、元の両ダンゴに戻したが、ジャミが寄った
みたいで、何でこんなに良いアタリが出ているのにのらないの?
と、思うほどの良いアタリ。
カラの中から釣るよりしょうがないと、たまにのってくるヘラを相手にして7枚を追
加。2時45分終了とした。
検量の結果20枚。15kgで2位に入りました。


冬の流源湖は久し振り、浅ダナで通したかったが風流れで駄目だった。
底釣りで何とか帳尻を合わす事ができた。
10月の半ば頃から越谷市を流れる新方川に、公園池の釣友達が行っているの

で、私も週に2〜3回ぐらい通っている。
朝の7時過ぎに起きて9時頃にゆっくりと出かけているが、今回は会なので朝3時

半に起きて行くのはきついものがあったが、一年振りに会う釣友達と釣りが出

きたことは、毎回主催してくれる「O」さんのおかげ。感謝のひとことだ。
また、一年後を楽しみに流源湖を後にした。


葉舟


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