ビン沼で例会

台風26号が多く残した爪痕は、ニュースで頻繁に報道されている。
報道以外にも規模の大小様々に各所で被害があった。


10月20日(日)
前日から降り続く冷たい雨の中、早い集合時間に合わせて釣り場へ向かう。
人気釣り場なので、場所とりの必要があった。
所属会の10月例会が、埼玉県屈指の人気釣り場“ビン沼”で開催され参加した。
参加9名。


ずーっと好調を維持してきた状況が、やはり台風26号で一変(>_<)
まるで、コーヒー牛乳の様な水色。
コロコロ変わる左右の流れ。
朝から降る雨に加え、強い北西の風が吹く。


ここが人気釣り場か?と、疑ってしまうほど閑散としている。
まぁ、それも当然の天候である(ToT)
備えを万全にしてきたつもりだったが、とても寒い。
普段よりも厚着をしてるのにも関わらず。。。(T-T)
例会をするエリアは砂塚橋たもとから、200メートル位上流まで。さいたま市側となった。
でも、会員のほとんどが、橋の下に釣り座を構えた(笑)
自分は少し上流辺り。会友と並んで入った。


開始時間は準備出来次第、ということだったが、まだ辺りは暗いのに加え、昨夜は1時間程しか睡眠を取れなかったので、車に戻り仮眠を取ろうと思った。
だが、橋の下にいる皆の声が響き、耳に入る(^_^;)
結局、眠れないまま釣り座へと向かった。
雨が徐々に強さを増す中準備に取り掛かる。


竿 11尺
タナ 60㎝
ウキ 葉舟 「 みなも・カーボン脚 」 6番
ボディー6㎝、太パイプトップ、カーボン脚。
バランスはクワセ付きで3目出し。
ミチイト 1号
ハリス 上05号8㎝ 下04号30㎝
ハリ 上7号、下クワセマスター4号。
バラケ
粒戦05+とろスイミー05+セットガン1+水2+セット専用1+GTS1+パウダーベイトSS1
タッチはふんわりボソ
クワセ
さなぎ感嘆、力玉サナギ漬け


餌打ち開始は7時を回っていたが、空は暗く、どんよりとしていた。
先に餌打ちを始めていた右隣の会友は、時折アワせている。
竿12尺のオカメセットで、ウキは樹PCの6番を使っている。
程なくして自分のウキも動き出した。
でも、弱い動きからジャミだろうと思った。
でも、全く動かないよりはマシ、と思いジャミに付き合う。
たまに、穂先が曲がってもハヤ。
そのうちヘラに変わるはずと、自分に言い聞かせる。


隣の会友がポツポツ本命を絞り出した。
5枚目をゲットしたあたりから、自分のウキの動きが変わってきた。
それまでの軽〜い動きから、少し重みのある触りになった。
しかし、アタリに繋がらない。
下ハリスを40㎝に。
バラケも手水をうち浅ダナ一本をパラパラしてバラケを抑える。
すると効果はすぐに表れズバッと切れの良いアタリで一枚目。
水色のせいだと思うが、とても美白なヘラに、少し寒気が和らいだ。

バラケをしっかり抱えさせ、煽りが出ても割れ落ちしないものが良さそうなので、バランスを少し変えた。
クワセ付きで4目出し。
ジャミが多いし、流れもあるので、想像以上に水中ではバラけているようだ。
ヘラは常に触る訳じゃない。
逆にジャミのアタリは常にある。
普段のビン沼は、ジャミよりもヘラがウキを動かすのだと思う。
台風のあとから、極端に調子を落としているようだ。
それを裏付けるように、対岸には誰一人居ない。
居るのは野良猫と鷺のみ。


1枚釣ってからまた、退屈な時間が過ぎていく。
餌打ちのペースが知らず知らずのうちに落ちていく。
そこで、バラケを作り直す。
少しパンチのあるものにした。
粒戦05+とろスイミー05+新B1+水2+セット専用1+GTS1+スーパーD1+浅ダナ一本1
バラケを変えた直後から、状況が変わることはなかった。
ただ、この頃から流れが緩やかになった。
隣の会友は、またポツポツ釣っている。
程なくして、ジャミのアタリの中から、強めなアタリに合わせて2枚目ゲット。
少しだけ状況が上向いたのか、続けて3枚目が釣れた。
ジャミの猛攻は相変わらずだが、ヘラが回ってくるとたまに、ジャミよりも少し強いアタリを出してくれる。


良い状態は短く、また、流れが強くなる。
雨と風が時と共に強さを増していく。
ハッキリ言って意気消沈(>_<)
出来れば車に戻り寝たい気分だ。
隣の会友の声も、打ち付ける雨音で消されるほど。
だんだん集中力がなくなっていく中で、
パッと目が覚めるのはヘラのアタリ。
気づけば流れが緩くなっている。
ポツッポツッと拾えて6枚。
また流れが出てジャミの猛攻。
コンクリートの足場のブロックが丸々一枡分水位が上がっている。バックも水に浸かっているので、
台を上げる。
その後、スレばらしが何回かあっただけで、追加することは出来なかった。
6枚 4.2キロ
この釣果で3位だった。
隣の会友は19枚で11キロ
ぶっちぎりの優勝だった。


粒戦抜きのバラケと、普通の感嘆を試すべきだったなぁと反省。
優勝者のバラケはグルバラ、段バラ、マッハで、カタネバタッチ。
下ハリス60㎝のオカメセット。
葉舟 樹PC6番を使い、深く馴染ませて、3、4回竿先を煽って、浅ダナ版の縦誘いを駆使し、フッと入る変化系のアタリを捕らえていた。
しかし、寒い1日で何かの修業のようだった。


tom


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今回ブログ書き込みに使用された「 みなも・カーボン脚 」のラインナップ
は下記アドレスにて、是非一度、御観閲下さい。


葉舟ホームページURLは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/