「H」の会・羽生吉沼へ便乗

少しずつ寒さも増し、夜になるとあれほどうるさかったコオロギの鳴き声も聞こえなくなった。
家の周りの木々からは枯葉が舞い散り、冬へと向かっていく。
ここのところ「とも」「モンスター君」と休みが合わなく、いつも楽しみにしている
「トリオで参加」のミニ賞金大会に行ってない。
今回「H」の会が羽生吉沼なので、こうじを誘い久し振りに参加することにした。


11月5日(土)
天気予報では夜から雨と言っていたが、今にも振り出しそうな低く厚い曇が広が
っている。
吉沼近くのコンビニに寄り、朝食のおにぎりとパンを持ってレジへ・・・
目の前におでん、肉まんが並んでいる。
寒くなってくると食べたくなってくる。
まだおでんは早い気がしたので、好きな肉まんも買うことにした。
肉まんと言えば、以前2人で釣行した時に何処のコンビニの肉まんが美味しいか
と釣り場に行く迄に違うコンビニがあれば車を止め、車の中で食べながら、ついつ
い調子に乗り釣り場に着くまでに5〜6件のコンビニに寄り試し食いをした。
最初のうちは良かったが着いた頃には腹の中は肉まんだらけ、朝から肉まんを食
べ過ぎた。
釣りをしていても胸やけ、気持ちが悪く昼は食べなかった記憶がある。


こうじと5時30分頃に約束をしていたので時間通り到着すると、こうじの方が早く来
ていた。
寝ていたので起こすのも悪いと思い隣に車を止めた。
集合時間6時になったので、事務所に行き会費と昼飯代を払い雑談。


6時半入場開始。
会の指定。富士桟橋に向かい真ん中辺り、左に関さん右にへぼ田君。(こうじ)
並んで入る。


竿;9尺
仕掛け;道糸1号 上ハリス0.6号 8cm 針6号 下0..4号 35cm 針3号
エサ:ペレ匠顆粒120cc 水240cc スイミー120 新B120cc マッハ120cc
   セットバラケ120cc
   下針にタピオカウドン&感嘆を用意。
へらうき 葉舟 「紅パワー系」 4.5号
(今の時期ダンゴが付いていないとアタリが出ないことが多いので、バラケを
しっかり抱えてくれる)


ゆっくりと支度をしていたらこうじがアタッタと叫び声。
勿論空振り。
慌ててエサを作り7時15分タナ1本、ウドンを付け4節出しで開始。
直ぐにサワリがあるがなかなか落とさない。
たまに2節ぐらいの良いアタリはあるがカラツン。


今日のこうじはいつもと違う感じだ!!
目ん玉と眉毛の位置が違う。
やる気がヒシヒシと伝わってきたが、最初だけだろう?
アタリがないと言いながらでも、9尺チョーチンでポツポツ釣っている。


隣の関さんも8尺の浅ダナで釣っている。
二人に圧倒されてか調子が出ない?
関さんのウキを見ていると飛び込むアタリで釣っている。
私の方はアタリがあるが、関さんみたいな飛び込むアタリがでない。
こうじも関さんも5〜6枚釣っている。
時間だけが過ぎて行き今だオデコ。
こうじが釣れて私が釣れない?
そんな事あっていいのか?!!


1時間以上も釣れなければ・・・
顔は真っ青、頭の中は真っ白、おサルのお尻はマッカッカァ〜
黄色が入れば信号だぁ〜
頭の中はシッチャカメッチャカだァ〜〜〜ぁ。。。


そんな時にtomから電話。
頭の中はオデコの3文字。
話もうわの空、何を話したか分かりましぇん。。。
これじゃあしようが無いと仲間のところへ・・・
久しぶりの参加なので挨拶がてら頭を冷やしに・・・・・


15分ぐらい頭を冷やし、釣れている関さんのエサを貰い再開。
エサが良いのか、直ぐに飛び込みアタリで本日初めての一枚目。
時計の針は8時半を指していた。
開始から1時間半近くも経過していた。
ポツリポツリと釣れだしてきた。
顔色も赤みを帯び、頭の中の真っ白だった色も3分の一ぐらい薄っすら消えてきた。
さあ、今から朝の遅れを取り戻そうとガンバ!


貰ったエサがなくなったので、エサの配合を聞き作る事にした。
と、言っても今日はダイワのエサが入ってない。
この際だ関さんのエサを貰っちゃえ!
「関さん、すいませんエサなどひとつお願いします」
「いいよ持ってって」
お言葉に甘え袋ごと貰っちゃえ!


いつもは持ってくるのに、ましてダイワモニターの関さんとやる時はかならず
バックに入っているのに・・・
使わないと、関さんに一言いわれてしまう。
「違うメーカーのウキを使おうかなぁ〜」と・・・(冗談だよなぁ〜)
エサ:ペレ匠顆粒120cc 水240cc 鬼武者240cc 若武者240cc
   ペレ匠ダンゴ120cc (出来上がりはカタボソ)


落下速度を少し遅くしたいので、ウキを変えることにした。
へらうき 葉舟 「紅・カーボン脚」 45号
(サイズは同じだがパワー系より下の絞りが多く入っている分オモリ付加が少なく、タナまでゆっくりと入るので魚へのアピール度は高い)


ウキを変えゆっくり落としたのが良かったのか、飛び込むアタリガ多くなってきた。と
同時にカラも多くなってきた。
元エサを小分けにして手水を打ち、柔らかくしたエサを丁寧に付けてタナ辺りでバ
ラけるようにしていくと、ポツポツと乗るようになって来た。
(乗る、乗らないは別として、勢いのあるアタリガ出てきたと言うことは、自分的には魚の好むエサに近づいてきたのと、トータルバランスが合ってきたと思っている)


11時に昼食のアナウンス。
もう昼、釣れないと時間が経つのが早い。
まだ、12〜3枚だ!!
食堂で全員昼食タイム。
釣りに行った時のひとつの楽しみだが、釣れないと食堂に行く足取りも重い。


昼からは頑張ってこうじに追いつかないと何を言われるか分からない。
20年ぐらい前にこうじと夏の横利根川に行った時、この日はヘラの食いが悪くレンコ
ウの入れ食いで、一日やってへらが3枚しか釣れなかった。
こうじが4枚。
私より1枚多く釣ったのをいまだに言われてしまう。
おそらく運が良かっただけだ!!
でも100年に一度は負ける時があるかなぁ〜
こんな事言えるのも20年以上の付き合いだからだと思う。
私のジョークを軽く蹴っ飛ばす頭の良さかな?(冗談)


私が釣れないと喜び勇んで、そばにやって来る来る会長。
「どうだいへぼ下君、釣れないの」
「ハイ、釣れません」
(大きな声では言えないので、腹の中でへぼ橋さんには言われたくないが、釣れないからしょうがない)
5月に参加した時、頭を取ったら次の月から例会通知もメールも来なくなくなった。
ひどい会だ!!(冗談です)
でも楽しい会なので、用事が無い時は参加するようにしています。
会長の記憶が薄れたのか?
今回やっと例会通知が来た。


12時半から2時頃までに15〜6枚を追加。
今回ウドンを少ししか作ってこなかったので無くなってしまった。
「こうじウドンある?」
「ありますよ」
「大丈夫かいこのウドン」
「やならあげません」
後1時間。チョッと不安だがこうじのウドンでやることにした。


ところがドッコイ釣れるではないか!
立て続けに釣れて4連チャン。
それを見ていた隣りの関さんが・・・
「何で釣れるのか分かった。バラケとウドンが良いせいだ!」
そういえばバラケは関さん、ウドンはこうじ。
何を言われてもかまいません。
釣れれば良いのです。


今日は二人のおかげで釣れました。
と言えば良いのかな?・・・
優勝は30kg。
後半頑張ってトータル35枚。24kg。
こうじに負けたと思ったが、私のほうが2kg多かった。
ウドンを貰わなければ負けちゃったかも?
良かった、良かった、負けなくて・・・(後がうるさい、100年言われる)


もう手の届くところまで来ている冬・・・・・残りわずかな秋。
秋晴れの中で釣りをしたかったが、一日中厚い雲におおわれ、降りそうだった雨も
降らず、仲間との釣り、言いたい事を言い合い、釣れなかった一日の幕は降りた。
帰りにコンビに寄り、肉まんを買い、食べながら、走りながら、安全運転で家路へ急
ぐ・・・


葉舟



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今回ブログ書き込みに使用された、「紅・パワー系」 「紅・カーボン脚」
のラインナップは下記アドレスにて、是非一度、御観閲下さい。


葉舟ホームページ゙URLは以下の通りです。
http://www8.ocn.ne.jp/~herauki1/