横利根川 トーナメント

朝二時に起きて植原氏が来るのを準備しながら待っていると見たことのある車が
来た。挨拶をかわし道具を積み替えて、二時半、現地に向けて家をでる。

7月24日 (日)
車中、釣り方やポイントの話をしながら途中コンビニにより朝食などを買い込み
四時少し前に舟宿平勝に着き、仲間と合流していろいろ相談をしていると相手
チームが来たので挨拶をかわし、五時の出舟の時間を待ちながら道具を舟に積み
込み平勝のオーナーに状況を聞くと「釣れないよ」とのこと？　

出舟の時間が来たので空いている馬の背平勝向きに舟を止めて準備にかかる。　
竿　鬼武者　玄武12尺　
仕掛けは、道糸0.8号　ハリス0.4号　40×50　針マルチ上下 6号　
エサはダイワから新発売の、ベースワン、360cc　水、120cc
ウキ　葉舟　「結・スーパーパワー系」 60号

タナ1メートルでスタートする。
三十分程したくらいからウキに魚の気配がしてきたが、明確なアタリが出ない？
手水で少し餌の調整をするといきなりウキが馴染んだ途端、消し込みアタリを
合わせると八寸くらいのヘラ。
何とか釣れたが魚が散ってしまったのかその後は全くウキが動かない。　

一枚目が釣れてからどの位の時間が過ぎたのだろうか？
時計を見る余裕もなく餌を打ち続けるとやっと二枚、三枚目と立て続けに釣れた。
よしこれからと気合を入れるが、その後一向に浮きが動かない。

二回目のエサを作る。
ベースワン240cc、新エサ・ブレンドツウ120cc、水120cc

ハリスを上下5センチ長くして再開するも全く変わらない。
仲間に声をかけるが同じ状況みたいである。

とりあえず時間が12時までなので、何とか一枚でも多く釣りたいと思い餌打ち
をするが全く状況が良くならない。
それに加えて向かい風が吹いてきてウキが戻されてしまう。
時間を見ると残りわずかである。
ここまで何とか七枚を釣ったが完全にお手上げである。

終了五分前に片付けを済ませ、桶に魚を移す時に，何と一枚のヘラが逃げて
しまう。
その時、目と目があった気がした。
「さよなら」と言っていたような眼をしていた。

検量の結果大差をつけられての惨敗である。
いつ来てもこの横利根川は難しい。
ちなみに今日は角麩のセットが良かったとのことである。

帰る途中昼食をとりながら残念会をすると、仲間に伝えて釣り場を後にする。

関

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