筑波白水湖にて第一回例会参加

冬の早朝は、静かな空気が辺りを支配し、車に荷物を積み込む時には、寝ている者を起こさないように、気を使ったりもする。


この冬特有の静けさが、たまらなく好きだ。

この日は、自宅からの出発ではなく、いつもと違う出先から釣り場へ向かった。

ナビの目的地までの所要推定時間は2時間弱。どこまで時間短縮出来るかな〜などと考えながら車を走らせる。

釣り場には1番乗り。結局、予定を大幅に短縮し、1時間の余裕が出来た。


車外に出て夜空を見上げれば、それはそれは満天の星空。唯一わかる北斗七星が星だらけで、どこにあるのか分からないほど。


さて、今日は天気の心配はいらないようだ。


2月21日(日)
筑波白水湖にて所属会の第一回例会が行われ参加する。


会員数の減少により、16名の参加だったがそれでも1名の欠席なのです。

この日の使用エリアは築桜桟橋から北側の4本の桟橋。

自分は、特に理由はないのだが、桜中央桟橋が好きなので、そこに入る。突端から数えて9席目の南向き。

朝の時点ではほぼ無風だが、この時期の風は北から吹くことが多い。

先ずは規定いっぱいの長さで沖底を攻める。

竿21尺
ミチイト0.7号
ヘラウキ『葉舟・沖底プロトタイプ14』
ハリス上下0.35号48−55㎝
針 上下バラサ3号

餌は両グル
①わたグル1+水1.3
②わたグル0.5+グルテン四季0.5+水1.2

性格の違う2種類を打ち分けて、反応の良い餌の方向性を模索したい。


風もなく快晴の青空。今日も釣りが出来る幸せを噛みしめながら、静かにゆっくりとした餌打ちを繰り返していく。

弱い反応は見られるが、なかなか食いアタリに繋がらない。


21尺でタチは3本と、ウキは少し沖に浮いているが、幅広の目盛りに塗ってあるため、繊細な動きにも反応出来る。


ウキの戻りが悪いので、少しずつ這わせていく。5㎝程上針を這わすと、2目ナジミになり、触りながら『フワッ』と戻すようになった。間もなく『モゾッ』と入るアタリで、新ベラが釣れてきた。


緩やかなカケアガリで沖に向かって深くなっている。振り切り気味に振り込んで、落下途中にヘラにアピールしているつもりではあるのだが。。。


尻上がりにウキの動きが、それっぽい感じになってこない。


たまに釣れる時は、馴染みきってから、すぐにモヤモヤして、フワッと返して『モゾッ』と、これぞ底釣り!と言うアタリで釣れてくる。


グルテンも2種類を様子を見ながら打っていたが、開きの早いものは良くなかったように感じた。
そこで、開きを抑えたしっかり目なグルテンも作ってみたが、思ったような効果が得られなかった。


もはや、底釣りはここまで。
内心は早く浅ダナをやりたくて、ソワソワしていた。

と言うのも、試釣では8尺、10尺の浅ダナウドンセットで新ベらばかり時間15枚のイレパクを楽しんでいたから。

しかし、試釣をしたのはガラガラの平日。
信用出来るデータではない。


が、なんとかこの状態を打開したい。


竿10尺
ミチイト0.7号
ヘラウキ『葉舟・槐超パワー系パイプトップ40』
ハリス 上0.4号8㎝ 下0.35号35㎝
針 上セッサ6号 下極関スレ3号


バラケ
粒戦0.5+とろスイミー0.5+新B1+水1.5+冬のバラケ1+セット専用バラケ1+GTS1
タナ規定がない釣り場なので、オモリから80㎝の位置にウキを固定する。

すぐにでも触りは出るかなぁと言う、甘い考えはホントに甘く、気配の感じれないまま30分が経過した(T_T)


バラケ過ぎかと思い、小指の頭程の小餌をテンポ良く打って行った。

下ハリスの長さも50㎝にする。食わせのタピオカも小さく針付けして行くと、ようやく弱い触りが出て、間も無く『スパッ』と消し込み浅ダナ第1号が釣れてくる。

魚が薄いために釣れた後は触りがなくなり、釣れる時のアタリは消し込みばかり。


期待した展開に持ち込めず、イライラしていると、今度は向かい風が強く吹き出した。


昨年も風に悩まされ、後ろを向く判断が遅れた為に、移動しようとした時には、後ろ側には空席がなかった。
そんなことが脳裏をかすめ、今年は早目の移動を決意。


しかし、この桟橋の後ろ向きは水深が浅く、半ば諦め気味の低いテンションでの再開。


竿も、タックルも同じでテンポ良く小餌を打ち続けた。


やがて弱い触りがたまに出てくるがアタリに繋がらない。

なんとか1枚をゲットしたが、その後は全く触らない投が何回もあったので、竿を13尺に伸ばす。


タックルは同じで、タナを80㎝にとり再開。

すると、それまでの不振が嘘のようにすぐにウキが動いた。

しかし、決め手に欠くので、ハリスを60㎝に伸ばすと、1投目から『チッ』と鋭くアタって釣れてきた。

バラケは小さめをしっかりタナに入れて、食わせが煽られた後の小さいアタリに的を絞ってポツポツ追釣することが出来た。

15時の納竿時間が迫ってくると、カラツンが多くなり、ハリスを50㎝に詰めると今度は、アタリがなくなると言うシビアな状態だった。


23枚 11.4㎏
例会4位。

残念ながら、試釣通りにはいかなかったが、10尺から13尺に伸ばしてあんなに動き出したのには驚いた。
いい勉強になった。


tom


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