吉羽園にて一攫千金?! 

11月23日

勤労感謝の日


小学生の頃、担任の先生に、毎日家族の為に汗水流して働くお父さん、お母さんに、日頃の感謝を込めて『ありがとう』と言う日だと教えられた、国民の休日


高額賞金をがっぽり稼ぎ、この不景気の煽りで収入の減った影響で、苦しくなった我が家の家計を少しでも助け、妻から『ありがとう』と言われたい(^O^)


そんな純粋な気持ちでエントリーした吉羽園の賞金大会。


朝、家を出るときに送り出してくれた妻の目が、な、なんと、(¥о¥)完全な¥マークにf^_^;。。。

手ぶらでは帰れないと背水の陣で挑む事を決意する。


釣り場に着くと意外と空いている。参加者は数年前に比べて格段に減っている。

コレは(⌒〜⌒)

競争率が下がる!


この釣り場はポイントによって釣果に差が出ると聞いている。


やはり本命は中桟橋。

そして釣り座抽選。


ここで全てが決まると思い込み、全神経を指先に集中させる。


何となく2番目に触れた札を抜いた。


『中桟橋北向き13』


羽の付いた15万円の札束がほんの少し近くを旋回し始めた( ̄∀ ̄)。。。。か?


天気は快晴。風も北風が吹いたら向かいになる釣り座だったが、ほぼ無風な西よりの風。

偏光サングラスを家に忘れてしまったが北を向いているので必要がない。


色々な偶然が合致した時に奇跡は起こりやすい。

もしかして、今日は。。。( ̄∀ ̄)


邪念と信念を胸に準備に取り掛かる。


釣り方は、8尺チョーチンの抜き系のウドンセット。

中桟橋に乗ったらこの釣り方にすると決めていた。


昨年の同大会の覇者は友達で、この釣り方だった。


竿8尺
道糸0.8号
ヘラウキ『葉舟・のこのこ55パイプトップ』

ハリス、上下0.4号、10−45
ハリ 上6号、下4号。
バラケ
ペレ匠デカ粒0.5+同顆粒0.5+水2+鬼武者2+若武者2

クワセはいつものタピオカを使用。


エサ落ちのバランスを大きめなクワセを付けた状態で3目出しに設定。


なるべく、クワセにテンションを掛けたくない事と、下げ誘いの下げ幅を2〜3目分欲しいから。


7時の合図で一斉にエサ打ち開始。

14時の納竿までの7時間、賞金を掛けた仁義なき戦いが繰り広げられる(笑)


まずは、元エサをそのままラフに付けて様子を伺う。


ウキは微動だにしない。
辺りを見回すと、規定一杯の長さの18尺の底釣りが釣れている。


やはり新ベラは沖なのか。。。


とりあえずは自分の釣りに集中しよう。


決してバラケをぶら下げることをせず、割りと高い位置で抜けるイメージを頭に描きながら、エサ付けの圧を弱めにする。


若干の流れがあるためか、開きの強いバラケではクワセとシンクロしないようだ。


手水+ペレ匠粉末適量で、開きの抑制とバラけた粒子の沈下速度を早めたい。


すると直ぐに、その効果が現れ嬉しい1枚目が釣れてきた。


結論から言うと、この対応が一つのポイントになった。


この釣りでは、ターゲットにするのは旧ベラなのだが、1、2枚目は丸々とした新ベラだった(*^o^*)


アタリが散発なのでハリスを60㎝に一気に伸ばす。


やはりと言うか、渋いときは長ハリスが有利のようで、サワリが多くなり、ハリスの倒れ込みでの受けがウキに現れ始めた。


釣れる時のパターンは一旦下ハリスも馴染み切り、弱い上げ誘いの直後か、下げ誘い後のアタリでのヒットが多かった。


サワリが少ないときは、元エサを足して、開きを促進した。


ウキが立ち、馴染み込み始める時の触りがとても大事だった。


抜きとは言え、タナに魚が入らなければ釣果に結び付かない。

なかなか下を向き、ウドンを追わないように感じたときは、ペレ匠粉末を追加した。


手水は多くなりすぎないように注意し、シットリボソが合っていたように思う。


下げ誘いにも色々と変化を付けて試してみた。
1つは、トップ2目分穂先でウキを沈め、そのままの状態を3秒間キープ。水中のウドンが一瞬ハリスのテンションから解放されるイメージの誘い。

次は、一気にウキを沈没させ、水中でのアタリを期待するもの。

あと1つが、この日最もアタリをもらえた誘いで、一瞬だけウキを沈没させて、ウキの浮力で上がってくるだけのもの。

一体、水中でどんな動きになっているのか解らないが、この日は一番リアクションが多かった。


時間が経つにつれ、食い渋りに拍車が掛かりだんだん周りでも竿が立たなくなった。


しかし、それとは逆に昼過ぎから、ウドンの大きさに変化をつけたり、バラケの調整がたまたまマッチしたようで、型が悪いものの、連チャン混じりで釣れ出した。


一度見失っていた、お札の束が、再び上空を旋回し始めた( ̄∀ ̄)。。。
かに思えたが、『さぁ、これから!』と言うラスト1時間はノーフィッシュに終わってしまう。


片付けをしていると両隣の方に入賞は固いんじゃない?と、自分のことを言われて、すっかりその気になる。


そして、成績発表。

優勝は32.8㎏も釣っていた(@_@)


自分はと言うと。。。
30枚 17.8㎏


入賞どころか、飛び賞にもカスリもしない16位と玉砕し、お札の束が一瞬で粉砕しました(ToT)


家に帰り、抽選で当たったレトルトカレー5食分を申し訳なさそうに妻に差しだしたのは、言うまでもありません(^。^;)


tom


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