日研個人ベストテン決勝
釣り場に向かう途中にある、道路沿いの温度計は10℃。
ついこないだまで聞こえていた蝉の鳴き声はいつの間にか無くなり、深まる秋に気付かされる。
10月12日 (土)
野田幸手園にて、日研主催の個人ベストテン決勝が行われた。
参加は64人で事務所前のつつじ桟橋の中向きを貸し切られた。
席は当て番式で、前半後半と10時に席を変えるルールとなっている。
前半戦の釣り座は渡り桟橋の少し奥。
手前に入りたかったがクジなので仕方ない(>_<)
釣り座に着いて、間も無く開始の合図があり、びっくりした。まだ何にも用意が出来ていない。
慌ててもアタリだしが遅いエリアなのは分かっていたので、エサ作りからゆっくり始めた。
釣り方は8尺メーターウドンセット。
ミチイト0.8号
ヘラウキ 葉舟 『槐・超パワー系45』
ハリス上0.5号8㎝、下0.4号30㎝
針 上7号、下6号
エサ ペレ匠デカ粒0.5+同顆粒0.5+水2+鬼武者1+若武者1+華々1+ペレ匠ダンゴ1+速攻カッツケ0.5
やっと準備が整い15分遅れで第一投。
これまでに合わせた音は聞こえてこない。
やはり魚の薄いエリアなのか?
そんな不安を払拭するがのごとくテンポよくエサ打ちを繰り返す。
30分位経過したが糸ズレっぽい動きが1回あっただけ。
魚が居ないわけじゃないと思うので、遠巻きにバラケの粒子を吸っているヘラ達にウドンを届ける。
下ハリスを一気に45㎝に。
集中した1投目。
馴染む途中でハッキリした触りが出て、先端1節残りまで入れて、フワッと戻して『ズバッ』
やっと1枚。
周りも口々に『全然アタらない』と言っている。
厳しい1日になるのかなぁ…(┳◇┳)
ハリスを伸ばしてからはウキが動くようになった。
魚の活性が上がって来たのか、下ハリスが煽られるようになってきた。
小指の頭程のサイズまで小さくなっていたバラケを少しづつ大きくしていく。
強いアタリをもっと出していきたい。
ハリスを徐々に積めていき27㎝にまで短くなった。
釣れる時のアタリは煙が出そうな位の力強いもの。
しかし、なかなか決められない。
魚の寄りが不十分なのだろう。
だからといって、大エサを打つのも違うような気がした。
ペレ匠粉末を追い足し、重いエサを軽く使う感じで、ポツポツ拾うのが精一杯。
8時30分くらいから、フラシのお代わりをする人達が、代わる代わる後ろ
の渡り桟橋を通って行く。すると、ピタリとアタリがなくなった。こんな
ことってあるのかなぁと、周りを見渡すと、並び4席は誰もアワせなくな
った(>_<)。。。9時を過ぎると、陽が差してきて上着を脱がないと暑くて
しょうがなくなった。
ここまで22枚。あと1枚でフラシを替えよう思うが、なかなかヒットしない。
トイレに行って頭を冷やす。
使っていたバラケに手水を打ち、軟らかくして、ボソよりもバラケの拡散を抑える。
これが少し良かったようで、止まっていたカウンターが動き出した。
10時の途中検量。
28枚 17.2㎏
思わぬ貧果での折り返しになってしまった。
聞こえてくる話しでは1回戦のトップは25㎏台だとか。
かなりの差が付いてしまったが、午後の釣り座は渡り桟橋よりも手前。
期待を胸に新しくエサを作り直す。
竿やタックルに変更はなく、エサは同じ配合で少し水の量を減らし、ボソッ気の強い元エサを作っておく。
2回戦が始まる頃から南東の風が吹き出した。流れへの対処が必要かもしれない。
11時だったか、定かではないが、また突然の合図で2回戦が始った。
直ぐにアタリ出すと思ったが、1回戦の開始時同様、微動だにしないウキ(ToT)
一体何が起こったのか?
でも、長竿は開始直後から絞っている。
途中検量後の放流が影響したのか。手前狙いはまるでダメ。
また気を取り直して、ハリスを42㎝に伸ばしてテンポよく打ち返す。
風流れが出てるので、バラケを締め気味にして、何とかアタリを出したい。
長いハリスが効いたのか、ポツポツ釣れるようにはなった。
しかし、これと言った決め手がない。
1回戦で良かったヤワタッチにもしていたが、これも不発。それならと、また更にバラケを軟らかくしてみる。
振り込み時にエサが落ちてしまう程。
上針を7号から8号へ。
ここから、ポツポツ釣れるようになった。
長い下ハリスだが、大きな針と、大きなウドンのお陰なのか、アタリはハッキリと出る。
たまに『おっ』と思う程の良型も混ざるが、『あれf^_^;』と言うような小型も…
3席を挟んだ右側にいた友達が、突然いいペースで絞り出した。
エサを触ると超カチボソ。
このエサを小指の頭より一回り小さく付けていた。
1投分もらってやってみたが、確かに反応は多かった。
こんなタッチが良いときもあるんだなぁと思った。
自分も使ってる元エサを、ソレっぽく手直ししたが、エサ自体が重かったせいだと思うが、いい結果は得られなかった。
15時になり、納竿になった。
2回戦は1回戦よりも釣れそうな場所に入ったのだが、不本意な成績になってしまった。
20枚 11.8㎏
トータルでフラシ込み29㎏
10位までは入賞だが、全然圏外だった。
これからは、セットの練習にはもってこいの季節なので、また1から見直して行きたい。
tom
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今回ブログ書き込みに使用されたへら浮子『槐・超パワー系』の
ラインナップは、下記アドレスにて、是非一度、御観閲下さい。
葉舟ホームページURLは以下の通りです。
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